
from 師範代Shinya
あなたは、「文法書」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
①堅い
②ムズカしい
③文字がビッシリ書かれてて、威圧感がある
④分厚い
⑤読むのが大変
⑥読んでるそばから忘れていく
など、苦しい「修行の書」ようなイメージを持っている人も多いでしょう。
そんな文法書のイメージをくつがえす本が、最近登場しました。
それが、「英語を学ぶすべての人のための英文法」というタイトルの本です。
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タイトルの通り、初心者~上級者まで、すべてのレベルの人が読むべき本、という位置づけになっています。
・初心者の人にとっては、やさしい解説で理解しやすい。
・中級者の人にとっては、まだ知らなかった知識のすきま部分を埋めて、さらに上を目指せる。
・上級者の人にとっては、今まで丸暗記していたルールのウラにある本当の理由がわかる。さらに、「日本語訳は同じ意味になるけど、実は場面に応じて使い分ける文法項目」などを学ぶことで、よりネイティブレベルの文法力に近づいていくことができる。
というコンセプトです。
この本は、上記の「文法書のネガティブイメージ」のうち、「④分厚い
」以外の部分を、すべて軽減してくれます。
初級~上級レベルの文法項目までを1冊の中に入れてあるので、どうしてもページ数だけは多くなってしまいます。(624ページ)
ただ、何冊も文法の本を読むよりも、これ1冊を読み切る!と決めた方が、モチベーションが上がる人もいるでしょう。
僕は、この記事を書いている時点で最後のページまで読み切りました。
その上での感想をお伝えしていきます。
英文法の「なぜ?」に答える本
昔からある「文法ルールを全部1冊にまとめた本」の場合は、ページ数の関係から、どうしても「ルールの説明」だけで終わってしまいがちです。
たとえば、代名詞の項目を説明するページには、
①that は、距離があるものに対して使う代名詞。
例:What is that?
(あれは何ですか?)
②it は、すでに会話に出てきた内容を表す代名詞。
例:Do you like chocolate? → Yes, I like it.
(チョコが好きですか?)→(はい、好きです)
という感じで、ルールの説明といくつかの例文が書いてあるだけにとどまっていることが多いです。
ただ、実際の英会話では、このルールに当てはまらないように見える言い回しもよく出てきます。
たとえば、
Let’s take a taxi to the station.
(駅までタクシーで行きましょう)
That’s a good idea.
(それはいい考えですね)
という言い回し。
日本語訳だけ見ると、「それは」となっているので、it を使いたくなります。
でもここでネイティブは、It sounds ~ とは言いません。
ネイティブは必ず、That sounds ~と言います。
一方で、
How was the movie?
(映画はどうだった?)
と聞かれたら、
It was great!
(最高だったよ!)
と言います。
さらにもう1つ。
Parking in Ginza for just an hour costs 3,000 yen.
(銀座ではたった1時間の駐車に3,000円かかります)
と言われたら、
That’s absurd.
(それはバカげていますね)
もしくは、
It’s absurd.
どちらもいけます。
でも、ここで that を使うか、it を使うかで、実はニュアンスや意味が少し変わってくるのです。
こういうニュアンスの違いは、上級者になると何となく感覚的に分かってきます。
それまで長年積み重ねた脳内の英語ストックの中で、「これは言う or 言わない」という部分が、ある程度判定できるようになっているからです。
言語化できない、ニュアンスの違い
でも、「では、なぜここでは that を使うんですか?」
「なぜ、it と that の両方が言えるのに、意味が変わるんですか?」
と聞かれても、「なんとなく、そういうもんだから」としか答えられないのが普通です。
人によっては、
「そんな細かいこと気にしてるから伸びないんだ!とりあえず例外は無視して、メインのルールだけ覚えとけ!それで十分だ!」
と言うスパルタな先生もいるでしょう。
英語を学ぶ方法は、武道の流派と同じように人それぞれ「合う or 合わない」があります。
だから、ルールの丸暗記がダメというつもりはありません。
ただ、僕自身はルールの丸暗記が苦手なタイプです。
また、細かい「なぜ?」をちゃんと言語化して解消しないままだとと、モヤモヤして先へ進む意欲がそがれてしまうタイプです。
もしかして、あなたも僕と同じタイプかもしれません。
でも、今回新しく出た「英語を学ぶすべての人のための英文法」は、この細かい「なぜ?」に丁寧に答えてくれる作りになっています。
読み進めるごとに、「へぇ~!そうだったのか!」と、納得することができます。
この「へぇ~!」の感覚が、大人の知的好奇心を刺激して、記憶力とモチベーションを上げてくれるのです。
・・・つづく。
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※今回、出版社さんからサンプル本の提供を受けてレビューしています。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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