【英語の前置詞使い分け図鑑 レビュー⑥】

 
from 師範代Shinya
 
(→前回のつづき)
 

※2021年11月5日発売の新刊本、「英語の前置詞使い分け図鑑」のレビューの続きです。

前回までの記事では、僕が読んでみて感じた、この本の魅力トップ5のうち、

①イラストを使った「イメージ」で、前置詞を学べる。(日本語訳を介さずに、前置詞が理解できる)

②会話でよく使われる「熟語」も一緒に覚えられる。

③例文がシンプルで、イメージが湧きやすい。

④1つの前置詞が持つ何種類かの「派生イメージ」も、1つずつイラストで丁寧に解説している。

までを詳しく解説しました。

 

今回は、5つ目を詳しく深掘りしていきます。

 

⑤1つのイメージにつき、同じ3ステップで解説してるので、すべての前置詞を同じ流れで身に付けられる。

このテキストは、次の3つのステップで解説されています。

↓↓↓

【ステップ①】

前置詞のコアイメージを、大きなイラストで表示。

(例:大きな箱に入っているネコのイラストが、片側1ページにドーン!と描かれている)

このイラストをどう見るか?のガイド文が短い文章で付く。

(例:in = 空間にすっぽり包まれて。空間は立体的でも平面的でもOK。)

イラストの下には、さらに細かい解説文が付く。

(例:inのコアイメージは、「~の中に」「~の内側に」。

・a cat in the box (箱の中のネコ)

・a cat in the spotlight(スポットライトを浴びたネコ)

・a cat in the rain(雨の中にいるネコ)

・a cat in the circle(円の中にいるネコ)

のように、立体的な空間や平面的な空間の中に、すっぽりと包まれているイメージです。

以上が、ステップ①です。

 

【ステップ②】

次に、もう片側1ページを見ながら、4つのイラストと例文で、実際に in が文章の中でどう使われるのか?を学びます。

(例)①

イラスト:男の子が部屋の隅に立っているイラスト

例文:Stand in the corner. 
「隅に立っていなさい。」

プチ解説:隅の「内側」

(例)②

イラスト:男の子が湖で泳いでいると、ワニが出てきて驚いているイラスト

例文:You can’t swim in this lake. 
「この湖は遊泳禁止です。」

プチ解説:湖の水の「内側」

(例)③

イラスト:太平洋に浮かぶタヒチの地図のイラスト

例文:Tahiti is an island in the Pacific Ocean.
「タヒチは太平洋にある島です。」

プチ解説:太平洋の「内部」

(例)④

イラスト:人が海にいて、沈む夕日を眺めているイラスト

例文:The sun rises in the east and sets in the west. 
「太陽は東から昇り、西に沈む」

プチ解説:方角の「内部」

という感じです。

例文はどれも短くて覚えやすく、イラストを見ながら声に出すことで、さらに情景が頭の中に焼き付きます。

【ステップ③】

最後に、in を使った熟語を学びます。

ここではバリエーションをたくさん紹介するために、イラストや詳しい解説は省略されています。

見開き1ページ分に12種類の熟語と例文が載っています。

(ステップ3は、すべてのユニットに1つずつ付いているわけではなく、数ユニット分をまとめてある場合もあります)

(例)①

in front of ~

前置詞:~の前に

There is a taxi waiting in front of the office.

「会社の前にタクシーが待っています。」

(例)②

in one’s place

副詞:~の立場なら、~の代わりに

What would you do in my place?

「私の立場ならどうしますか?」

(例)③

in one’s way

形容詞:~の邪魔になって

Am I in your way?

「あなたの邪魔になっていますか?」

(例)④

be caught in ~

動詞:~に遭う、~につかまる

I was caught in a shower on my way home.

帰宅途中、にわか雨に遭った。

などなど、こんな感じで12種類の熟語を学ぶことができます。

このステップ3の時点では、すでにステップ1&2で前置詞のイメージを十分に学んでいるので、イラストや詳しい解説がなくても、

「なぜ、ここで in が使われているのか?」

を十分理解できる状態になっているはずです。

以上の3ステップを踏みながら進んでいくことで、楽しく効率よく、前置詞&熟語を学んでいくことができる仕組みになっています。

音声データも無料で手に入る

この本の例文を音読しやすいように、すべての例文をネイティブが読み上げる音声データが無料で付いてきます。

本の中にあるQRコードをスマホで読み込むと、一瞬で音声データにアクセスできて、その場でプレイできます。

(スマホがなくても、パソコンでURLを打つと音声データをダウンロードできます)

①音声データは、1つの前置詞につき1トラックに別れています。

例えば、前置詞inなら、派生イメージを含めた7ユニット分の例文音声が、すべて1トラックに収められています。

②例文の読み上げスピードは速すぎず、遅すぎず、ちょうど良い感じです。

③例文ごとの間隔はほとんど空かずに、次々と読み上げられていきます。

④例文ごとの間隔がないので、シャドーイング用として使いやすいと思います。

もしリピーティング練習や瞬間英作文用として使いたい場合は、ひと工夫必要です。

毎回操作して一時停止するのが一番手っ取り早いと思いますが、一時停止作業は面倒かもしれません。

もしスマホやパソコンで音声編集作業ができる環境であれば、

・自分で音声データを編集してトラックを分ける

・1例文ごとに空白を入れる

といった加工をすると、より使いやすくなると思います。

今はスマホアプリでも無料で音声編集ができるものが手に入ります。

アプリストアで「音声編集」などのキーワードを打ち込むと、出てきます。

 

まとめ:この本は「買い」です

以上、「英語の前置詞使い分け図鑑」を詳しくレビューしてきました。

この本は、一度読んで終わりのテキストではありません。

この後何年にも渡り、図鑑として活用していくことができます。

時代が移り変わって新しい表現が出てきても、前置詞のイメージは変わりません。

そして何より、前置詞は英文レベルに関係なく、必ず出てきます。

・映画のセリフに出てくるような、超カジュアルな俗語

・普通の日常会話

・フォーマルなビジネス文書

・超難解な専門書

すべてのジャンルで、前置詞は登場します。

英単語の種類は、それぞれのジャンルで使われる頻度が変わりますが、前置詞だけはジャンルの垣根を越えて使われているのです。

そういう点では、前置詞は「勉強した時間と労力に対する投資価値が高いジャンル」と言えます。

その助けをしてくれるのが、この「英語の前置詞使い分け図鑑」なのです。

これだけの情報量が詰まっていて、1,600円+税で買えるのは、かなり回収率の高い投資になると感じます。

一度手に取って見る価値ありです。

イラストでイメージがつかめる 英語の前置詞使いわけ図鑑

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