
from 師範代Shinya
そんな経験ありませんか。
同じテキスト。
同じ勉強時間。
同じ勉強内容。
それなのに、日によって集中力が全然違う。
僕自身、これを何度も経験してきました。
こういう時には、
「もっと気合いを入れなきゃ」
「もっとやる気を出さなきゃ」
と思いがちです。
また、英語学習の効率を上げるために、「新しい勉強法のメソッド」を探します。
もちろん、自分に合う勉強法を探すのは大事です。
でも、実は勉強法とは違う角度からのアプローチで、英語学習の効果が上がる可能性があったら・・・
試して見る価値があると思いませんか?
おそらくほとんどの英語学習者がまだ試したことがない手法
その違う角度からのアプローチは、おそらくほとんどの英語学習者が試したことがないと思います。
それは、人間の「嗅覚」を利用する手法です。
嗅覚は、五感の中でも特に身体に影響を与える力が強いことは、僕たちは経験から知っています。
例えば、カレー屋さんの前を通った瞬間、急にお腹が空いたりしますよね。
逆に、嫌な匂いを嗅いだ瞬間、一気に具合が悪くなることもある。
悪臭の中で長時間いても、気分も体調も変化せずに普通にしていられる、という人は少ないと思います。
この嗅覚のアプローチから、「集中力が自然に高まる状態を整える」というコンセプトが、今回ご紹介する手法です。
今年出たばかりで、出版されるやいなや、すぐに人気になった本の中から、この新しいアプローチをご紹介します。
アロマ×脳科学
今回読んだ本はこちら。
という本です。
この本の著者の赤星頼信さんは、実は以前、僕の英語スクールに通ってくれていた元生徒さんです。
僕は「ヨリさん」と呼んでいるのですが、以前からアロマの専門家だということは知っていました。
ヨリさんに出会う前までは、僕はアロマに対して、
「おしゃれな女性がリラックスのために使うもの」
みたいなイメージを持っていたんです。
だから、自分とはちょっと遠い世界だと思っていました。
でも、ヨリさんに出会ってから、アロマへのイメージが変わりました。
そして最近この本を読んで、さらにそのイメージが具体的になった感じがします。
これは、英語学習者にとっても、試す価値のある考え方と手法だと思います。
人間の体は「OS」である
この本の中で、とても面白かった考え方があります。
それが、
「人間の体はOSである」
という考え方です。
OSというのは、WindowsやMacの土台になる部分ですね。
Windows11とか、MacOSとか。
その上でWordやExcelみたいなアプリが動いています。
でも、OSが不安定だとどうなるか。
アプリがフリーズしたり。
急に落ちたり。
動作が重くなったり。
これはパソコンを使っている人なら、かなりイメージしやすいと思います。
スマホでも同じです。OSのアップデート直後に、それまで使っていたアプリに、急に不具合が出ることがあります。
スマホやパソコンが快適に動くためには、OSとアプリの両方がスムーズに連携することが、大事なのです。
そして、この考え方を人間に当てはめます。
すると、
・英語勉強法
・英語アプリ
・教材
・ノート術
・暗記法
これらは全部「アプリ」なんです。
そして、自分の体調(身体や心、脳の状態)は、OSになります。
つまり、どれだけ優秀なアプリ=勉強法を入れても、
「OSである自分自身の状態」
が乱れていたら、パフォーマンスは落ちるということです。
これ、英語学習でもかなりあると思うんですよね。
同じ勉強をしても、集中できる日とできない日がある理由
僕自身も、
「今日はスラスラ音読できる」
「今日は全然頭に入らない」
みたいな日があります。
以前は、それを根性やモチベーションの問題だと思っていました。
でも実際には、
・睡眠
・疲労
・ストレス
・感情
・気分
・環境
・気温
こういうものが全部、OS側に影響している。
だから、OSが乱れている時に、
「もっと頑張れ!」
をやっても、逆にフリーズするわけです。
これ、英語学習だけじゃないですよね。
仕事もそうですし、家事育児もそうです。
香りは「心への直通ルート」
この本で特に面白かったのが、嗅覚の話でした。
本によると、人間の五感の中で、嗅覚は脳への到達スピードが最も速いそうです。
しかも、他の感覚と違って、
「思考の指令室」
みたいな場所を経由せず、感情にダイレクトに届くらしいんですね。
つまり、
「頭で考えるより先に、香りが心に影響を与える」
ということです。
これ、言われてみると確かにそうだなと思いました。
先ほども例に出した、カレー屋さんの前を通った瞬間。
急にお腹が空いたりしますよね。
逆に、嫌な匂いを嗅いだ瞬間、一気に気分が落ちることもある。
つまり僕らは、すでに匂いの影響を受けているんです。
ただ、それをいつも「受動的」に受け取っているだけなんですよね。
香りを「選ぶ」という発想
この本では、その香りを意図的に使うという考え方が紹介されています。
つまり、
「今の自分に必要な状態」
を作るために、香りを選ぶんです。
集中したいなら集中系。
落ち着きたいならリラックス系。
みたいな感じですね。
実際、以前ヨリさんが僕の英語道場に通ってくれていた時、アロマを体験させてもらったことがあります。
当時は、まだコロナ禍になる前で、五反田駅前で毎週、対面セミナーをやっていました。
ヨリさん自身がふだん勉強用に使っているアロマを、僕とクラスメイトにも体験させてくれました。
小瓶を手首につけて、香りを吸い込む。(吸い込み方にもコツがあって、詳しいやり方は、本に書いてあります)
その時、確か柑橘系だったと思うんですが、僕の頭の中は、シャキッとした感覚になりました。
もちろん、
「集中力が30%アップしました」
みたいに数値化はできません。
でも、
「あ、確かに体の状態が変わる感じがする」
という感覚は、僕の中ではかなりありました。
クラスメイトも、僕と似たようなリアクションで、その日は少しクラス全体のテンションが上がったように感じました。
この時、僕は思ったんです。
英語学習って、勉強法探しばかりしがちだけど、本当は、
「自分の今の状態をどう整えるか」
も同じぐらい大事なんじゃないかと。
次回の記事では、この本の中でも特に印象的だった、
「ご機嫌は自分で選べる」
という考え方について、僕自身の体験も交えながらお話しします。
・・・つづく。
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