from 師範代Shinya
2024年も、残りわずかになってきました。
僕は今年も、YouTubeやブログで新しい英語テキスト、英語学習ガジェット、スマホアプリ等をレビューしてきました。
今回は、僕が今年取り上げた英語学習ガジェット&スマホアプリを再レビューしつつ、2024年を振り返っていきたいと思います。
今年のガジェット界隈での一番の話題は、なんと言っても「AIの飛躍的な進化」だったと思います。
チャットGPTを始めとして、AI全般が大きく進化した年だったと感じます。
これまでのAIは、使い方が限定されているというか、そのジャンルの専門家でないと、イマイチ使い方や真の性能が分かりづらかった気がします。
でも、今年はAIが大きく進化して、実用性が一気にアップしました。
特にAIの言語処理能力が上がったことで、英語学習者にとってAIがより身近になったと思います。
以前からあった「AI英会話アプリ」も、一気に種類が増えて、これまであったアプリも、会話のクオリティーが一段と上がりました。
この技術の進歩により、「人間相手の英会話よりも、いいかも?!」と感じる人が増えたと思われます。
AI英会話のメリット
AI英会話のメリットは、大きく分けて3つあります。
①時間の自由度の高さ
②クオリティーが一定に保たれている
③機械相手なので、気を遣う必要がない
という点です。
特に③の「気を遣わなくて良い」というのは、日本人の心には刺さると思われます。
機械相手なら、飽きたら途中で会話をぶった切ることができるし、同じトピックで何度会話しても気になりません。
練習のために、何度も同じトピックで会話しても、AIは決して飽きることはないのです。まさに、練習台としてピッタリの相手です。
時間の自由度と一定のクオリティーも魅力
①の時間の自由さも、魅力的です。思いついたときに、パッとスマホやタブレットを取り出して、1分だけ英会話して終わらせることもできます。
オンライン英会話と違って「顔出し」も不要なので、たとえば皿洗いをしながらでも、英会話できてしまうのです。
この気軽さは、日常生活の中に英会話を取り入れるのに役立つと思います。
オンライン英会話を初めて試した時にも、「自分の部屋で英会話できるなんて、スゴい!」と感動しましたが、AI英会話は、部屋どころか外出先でも、電車の待ち時間でも、ちょっとしたスキマ時間を見つけて練習できてしまうのです。
この手軽さは、使いこなせる人には超画期的な仕組みだと思います。
また、会話のクオリティーが一定なのも、良いポイントです。
生身の人間相手だと、その日の体調などによってムラがあるのが普通です。
前回すごく会話が盛り上がったからといって、今日も同じ先生相手に同じぐらい盛り上がるとは限りません。
人間には、ムラがあるのです。だからこそ面白い部分もあるのですが、初心者だと、そのムラによってヘコむこともあります。
僕もオンライン英会話を始めたばかりの頃、初めて受けたネイティブレッスンで、若い黒人女性の先生があまりに機嫌が悪くて、会話がまったく盛り上がらず、自信を失いました。
でも、AI英会話なら、そんな心配はいりません。
決して失礼な態度を取ってくることはないし、いつ話しても一定のテンションで話しかけてきます。
何を聞いても嫌がらずに答えてくれるし、何度聞き返しても、面倒そうなリアクションはしません。
AI英会話アプリは、英会話初心者にはピッタリなツールだと思います。
AI英会話の中でも、僕が今年ご紹介したのは「チャットGPTの有料版」と、「ELSAスピーク」でした。
どちらも、世界的なシェアは最も大きい有名なアプリなので、すでに試している人も多いでしょう。
僕は個人的に、この2つのアプリは今年、大きな飛躍を遂げたと感じています。
・・・つづく。
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