From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
僕が最近ゲットして「これは良い!」と思った中国製激安MP3プレーヤーの徹底レビューの続きです。
前回の記事では、「スピードコントロール機能」と、「一時停止するとちょっと戻ってくれる機能」が、語学学習専用機として最高!だということをお伝えしました。
加えて僕が良いと思ったのは、「パソコン操作が苦手な人向けの便利機能」です。
このMP3プレーヤーには、イヤホンジャックが2つ付いています。
このダブルジャックの使い道は2つあります。
使い方①イヤホンを2つ差し込んで、2人で同時に聞く。
使い方②片方をジャックでCDプレーヤーとつないでダイレクトに録音しながら、もう片方はイヤホンとつないで録音レベルをチェックする。
①も②も、どっちも便利そうです。
特に、②のダイレクト録音は、パソコン操作が苦手な人には向いています。
自分が持ち歩きたいユニットの音声だけをCDプレーヤーからダイレクトに録音した方が、作業が早く済むこともあるからです。
2~3曲分を取り込むためだけに、わざわざパソコンを起動させて、CDのデータを読み込んで、アプリのライブラリに加えて、ウォークマンをつないで、データを転送して・・・
なんてやっていたら、かなりの時間と労力がかかります。
でも、ダイレクト録音機能を使えば、そういった面倒から開放されます。
もちろん、デメリットはあります。
たとえば、パソコンを使ってデータで取り込んだ場合に比べると、当然音質は落ちます。
また、もしCDの中身を全部録音しようと思ったら、ずーっとCDをかけっぱなしにしなければなりません。全部終わるまでには、かなり時間がかかってしまうでしょう。
ただ、
「今音読トレーニングをしているユニットの音声だけをプレーヤーに入れて持ち歩きたい」
という場合には、最高の機能だと思います。
ダイレクト録音の真のメリット
僕が考えるダイレクト録音の真のメリットは、「自分オリジナルの音声データが作れること」だと思います。
CDを途中で止めたりしながら手動録音できるので、途中でポーズを入れた音声データを作れます。
1文読み上げるごとにポーズを入れれば、「リピーティング用の教材」を自作することができるのです!
これは、かなり便利です。
一度作ってしまえば、後はこの自作音声データを流しっぱなしにするだけで、いちいち何度もボタンを押して止めることなく、リピーティングの練習が繰り返しできます。
これは、かなりストレスフリーです。
2台組み合わせたら最強!
僕自身はまだ試していないのですが、この中国版MP3プレーヤーを2台用意して組み合わせたら、最強だと思います。
2台のプレーヤーを繋げた後、1台でダイレクト録音をしながら、もう1台のプレーヤーで1文ごとに区切ってポーズを入れながら録音していきます。
このプレーヤーの最大の長所は、一時停止するたびに少し戻ってくれることです。
その長所を最大限に活かした音声データが自作できるでしょう。
また、片方でスピードコントロールをしながら遅いスピードや速いスピードで再生したものを、もう片方でダイレクト録音していけば、これもまたオリジナルの自作音声データが出来上がります。
可能性は無限大です!!
これまでは、カセットテープレコーダーでしかできなかった作業が、MP3プレーヤーでもできるようになったとは、驚きです!!
しかも、2本目のイヤホンジャックでモニターしながら録音できるのは最高です!!
#無敵ではない
とはいえ、中国版も無敵ではありません。当然、残念なポイントもあります。
次回は、この中国版を使う中で僕が感じた残念ポイントをお伝えします。
・・・つづく。
この記事の動画バージョンはこちら
↓↓↓
コメントを残す