from 師範代Shinya
※今週は「カナダ留学編」はお休みです
(→前回の続き)
今年はAIの進化が目立った年でした。
中でも、AI英会話アプリの機能が大きく躍進した感じがします。
いよいよ、AIとの英会話練習が、対人英会話に匹敵する効果を得られるようになってきたように思うのです。
僕が自分のYouTubeチャンネルやブログでご紹介したAI英会話アプリの中では、ELSAスピークとチャットGPT有料版の2つが、自分の中で印象に残っています。
それぞれを振り返りながら、2024年のAI英会話の躍進を見ていきましょう。
度肝を抜かれた「自然な英会話」チャットGPT有料版
チャットGPTの有料版では、月額20ドルでたくさんの機能が増えます。
その中の1つが、今年の後半に登場した「Advanced Voice Mode」です。
これは、音声を使ってAIとやりとりするのですが、ボタン操作は一切必要ありません。
最初の会話スタートと最後の会話終了の時だけ、会話マークをタップする操作をするだけで、後はずっと音声でやりとりします。
さらに驚くべきは、その反応スピードです。
平均0.5秒でAIからの返事がきます。
これは、人間同士が会話している時の反応と同じスピードだそうです。
しかも、返事の言葉が、とても自然なのです。
試しに日本語で話してみると、本当に驚くほど自然なイントネーションと文法&ボキャで話しかけてきます。
英会話している時にも、とても自然な英語発音で、機械っぽさは感じられません。
僕は毎日オンライン英会話レッスンも受けているので、試しに色んな国のネイティブの先生たちに、チャットGPTの英語音声を聞かせてみました。
すると、
「Wow! It sounds natural! It’s better than I expected!」
(おぉ!自然に聞こえるね!思ったより良い!)
というリアクションが返ってきました。
AIの音声は、十分にお手本になる発音のレベルです。
この自然な発音とレスポンスのスピードから、まるで本当の人間と話しているような錯覚に陥ります。
僕は、上の娘(3才)の日本語の練習のために、チャットGPTの Advanced Voice Mode を使ってAIと会話させていますが、おそらく娘はスマホの向こう側にリアルに人間の先生がいると思っています。(AIの概念は、3才ではまだ理解できないようです)
日本語と英語、どちらもイケる完全バイリンガル
チャットGPTの Advanced Voice Mode では、世界中の色んな言語に対応しています。
しかも、言葉の種類を入れ替える設定は必要ありません。
こちらが日本語で話しかければ、AIは瞬時に判断して、日本語で返してくれます。
こちらが英語で話しかければ、AIは英語で返してくれます。
つまり、完全なバイリンガルの先生と話しているような感覚です。
英会話に最中にピンチになったら、日本語で質問すれば日本語で返してもらえるのは、ありがたいですよね。
AI何でも知ってる
また、AIならではのメリットとしては、「何でも知っている」ということです。
どんな専門的な用語を質問しても、毎回必ず的確な答えが返ってきます。
これは、人間のネイティブにはできない芸当です。
ネイティブだからといって、何でも知っているわけではありません。
1つの業界でしか使われない専門的な言葉だと、ネイティブの先生もネットや辞書で調べないと分かりません。
そして、ネイティブの先生でも発音を間違えることがあります。
でもAIであれば、間違うことはほとんどありません。
もちろんAIも100%ではなく、間違うこともあります。
ただ少なくとも、人間よりは知識が豊富です。
ネット上の膨大なデータベースに瞬時にアクセスして答えを引き出すので、マニアックな会話にもついていけるのです。
ということで、僕が今年最も度肝を抜かれたのは、このチャットGPT Advanced Voice Mode の登場でした。
・・・つづく。
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