【小3で英検1級合格&小4でTOEIC985点の天才少女⑦】

 from 師範代Shinya

(→前回の続き)

※今、YouTubeのニュースで話題になっている、天才少女モユさんの話の続きです。

小学生で英検1級&TOEIC985点を取ったモユさんとお母さんの、「楽しむ」という姿勢。

これは、大人の僕たちにも共通する部分だと思います。

前回の記事では、僕が英語学習をツラく感じた時の理由と、再び楽しく感じられるようになった体験談をお伝えしました。

英語学習は、たいていは始めたばかりの頃は楽しく感じます。

でも、半年、1年と経つにつれて、だんだん焦りや不安が出てきます。

「こんなに続けているのに英語力が伸びないなんて、自分には才能がないのかな?」

と思ってしまうのです。

僕がこれまで見てきた英語学習者の方々のお話を聞いた経験上、3年~5年ぐらい勉強している人が、一番ヘコみやすい時期になります。

3年~5年というと、仕事で言えば新人から脱却して、中堅と呼ばれる部類に入る時期です。(職種にもよりますが)

その人生経験から、英語学習のジャンルでも「英語も3~5年ぐらい続ければ、中上級レベルになっているはずだ」という期待をしてしまうのです。

なのに、実際にその年月が経つと、自分は初めて英語学習をスタートした時期と、そんなに変わっていないんじゃないか?という気分になってしまうのです。

実際には、変わっているはずです。

どんな勉強法であれ、続けていれば知識やスキルは積み上がっていきます。

でも、それを教えてくれる人がいません。

仕事であれば、同僚や上司が自分の働きぶりを常に見てくれています。

また、後輩が入ってくれば、仕事を教えながら今の自分の成長度合を実感できます。

自分ではそんなに成長していると実感できなくても、周りの人たちの反応で、成長していることを教えてもらえるのです。

英語学習者は孤独

でも、同じことが英語学習では期待できません。

英語学習者は孤独です。

「周りで一緒に英語の勉強をしている人がいる」という、恵まれた環境にいる人は、ほとんどいないでしょう。

だから、自分の成長ぶりを教えてくれる人がいないのです。

TOEICや英検などの資格試験を受ける方法もあります。

客観的な英語力を測るのに役立つことは。間違いありません。

でも、英語学習を始めたばかりの頃にいきなりTOEICや英検を受ける人は少ないです。

だいたい、数年続けた頃に「そろそろ受けてみるか」と重い腰を上げて受けることが多いです。

でもその時期には、すでに「プラトー」と呼ばれる伸び悩み時期に入っていることが多いので、初めて受けた時と1年後に受けた時の差が少なくて、ヘコみます。

本来なら、一番最初に英語学習を始めたばかりの頃と今の自分を比べるのが良いのですが、なかなかそれができる人はいないのです。

だからこそ、楽しむ

英語学習を楽しむためには、

①上達実感を味わう

②好きなことを英語で学ぶ

という2つの要素のうち、どちらかが必要です。

①を味わいづらくなるプラトーの時期には、②の好きなことでモチベーションを保つのがオススメです。

具体的には、

・自分が興味を持てる英文の入ったテキストを使って勉強する

・自分の趣味のジャンルを英語で解説したYouTube動画を見る

・自分にとって快適に感じるレベルの英文を使って音読する

・英会話レッスンのトピックを先生まかせにしないで、自分の好きなジャンルで自由に選ぶ。

などです。

「そんなこと言ったって、特に趣味もないし、そんなに好きなことがないんだよな~」

という場合は、とりあえず色んなトピックが入っているテキストを1冊買って、その中で一番興味を持てそうなユニットを音読してみることをオススメします。

色んなトピックがまんべんなく入っている音読用テキストの代表格は、

速読速聴英単語Basic2400 ver.4

です。

このテキストは、日常的なトピックで色んなストーリーが収録されているので、きっとあなたにとっても、気になるストーリーが見つかると思います。

自分を追い込まない

もしあなたが、TOEICや英検などで望む結果を出したい場合は、できるだけ自分を追い込まないようにするのがオススメです。

自分を追い込むと、楽しめるものも楽しめなくなってしまうことがあります。

問題を解きながら、

「こんな問題でミスするなんて、自分はダメダメだ!」

と自分責めをしながら勉強するのと、

「これは間違ったか!なかなか正解させてもらえないなぁ~!よく練られた問題だ。面白いな、これ!」

と感じながら勉強するのとでは、感覚がまったく違います。

TVゲームやボードゲームで負けた時と同じように、もっと気軽に自分のミスを楽しめるようになれば、肩の力が抜けていきます。

肩の力が抜けた状態で問題を解き続けることで、出題のパターンが記憶に残りやすくなります。

その結果、ミスが減っていき、試験本番でも正解率を上げていくことができると思います。

試験問題を「心から楽しめる」ところまで行けなくても、せめて「自分を追い込まない」ことを意識するだけでも、きっと違う結果になるでしょう。

今回の話題である、天才少女モユさんも、「試験問題を解くことが楽しい」とコメントしていました。

小学生であれば、外部の圧力でTOEICや英検を受験しなければならない環境ではありません。

自発的に、楽しんで受けることができます。

それが、モユさんの圧倒的な成果につながっている気がします。

僕たちも、大人だからといって楽しめない、なんてことはありません。

せっかく英語を勉強するなら、過程を楽しみながら進みましょう!

それができるようになった頃、ふとしたタイミングで自分の望む成果が出ると思います。

(完)

 

今回は「990点満点のTOEICで985点!英検1級の小6女児 生後10ヶ月から英会話教室 夢はアメリカの大学で脳の研究」のYouTube動画を元に記事を書いています。

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