【1才の娘から学んだ「言語習得にかかる時間」】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
 

先日、娘が1才の誕生日を迎えました。

早いような、遅いような、不思議な感覚でした。

子供が生まれてからは、生活が激変しました。

1年前のあの日、娘が生まれて数時間後に、妻のサヤが出血多量で緊急搬送されました。

ほぼ全身の血液を失いましたが、輸血で一命を取り留めました。

あの時は、生きた心地がしませんでした。

こうして今、3人で誕生日を祝えることは、決して当たり前のことではないと感じます。

 

ゆっくりマイペースの娘

1才児の成長度合は、かなり個人差があります。

よちよち歩きを始めている子もいれば、ハイハイの子もいます。

すでに言葉を話し始める子もいれば、アーとかウーぐらいしか言わない子もいます。

ちなみに、うちの娘はまだハイハイです。

最近たまに親の身体を支えに、つかまり立ちにトライすることがあります。

でもまだ完全に立ち上がれず、全身プルプルしています。

言葉は「アー、ウー」しか言いません。

たまに「マンマンマンマ・・・」という、「ママ」なのか「マンマ」なのか分からない言葉を発します。

が、まだ「パパ」や「Dad」のような言葉は一度も発しません。

マイペースで成長しています。

そんな娘を見ながら、サヤがしみじみ言いました。

「こんな成長スピードの早い赤ちゃんでさえも、1年たってこの程度なんだから、そりゃ大人の私たちが1年英語を勉強したぐらいじゃ、しゃべれるようにならないわ・・・」

僕もそれを聞いて、確かに!と思いました。

 

娘の言語教育

「娘さんには英語の早期教育をしているんですか?」

とよく聞かれます。

中には、ゼロ歳児用の英語教材もあるそうです。

僕とサヤは、特にそういう幼児用英語教材を買ってやらせたりはしていません。

ただ、自分たちの毎日の英語音読トレーニングを、娘の前でやることがあります。

英語音読を聞いている時には、娘はなぜかハイテンションになり、「キャー!キャー!」と大声で叫びます。

日本語と英語は音の周波数が違うと言われているので、もしや耳に違う刺激が入ってきて、ハイテンションになるのかもしれません。

ちなみに、YouTubeの英語の動画を見せても、このキャーキャー反応は出ません。静かです。

あくまで、僕らが英語を話した時だけ、キャーキャー騒ぎ出します。

やはり、地声と動画の音声では刺激が違うのかもしれません。

僕は自営業なので、家で仕事をしています。

仕事の合間に、娘に話しかけながら、ホッペタを触ることで癒やされています。

おそらくサラリーマンで昼間オフィスで働いているお父さん達に比べると、娘が起きている時に話しかける回数が多いと思われます。

僕が話しかけるときには、7:3ぐらいで日本語が多いです。

僕が話しかけていない時には、サヤが話しかけています。

娘が寝る前には、サヤと僕が交代で絵本を読み聞かせています。(日本語の絵本です)

娘は1日中、言語のシャワーを浴びていることになります。

 

娘の言語リスニング&スピーキングレベル

それでも、まだ「ア-、ウー」しか言えません。

泣き声と顔の表情でコミュニケーションを取ってきます。

娘が泣きじゃくって困る時には、反町隆史さんの「ポイズン」という曲のYouTube動画を大音量で流すと、すぐに静まります。(ポイズンは赤ちゃんをなだめる歌として、超有名な曲です)

曲の歌詞の中に、

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~ポイズン♪」

というパートがあります。

泣き声と表情だけで訴えかけてくる娘を見ながら、

「言いたいことが言えないのは、相当不便でストレスがたまだろうなぁ~」

と感じます。

赤ちゃんは基本的に泣くか、笑うか、の2択ですが、これが言葉が通じない場合の最強のコミュニケーションなのかもしれません。

嬉しい時に笑えば、親はまた同じ事をしてくれる確率が上がります。

イヤな時に泣けば、親は困り果てて、別の手段を試してきます。それが気に入れば、笑えば良いのです。

ただ、Yes か No かの2択でコミュニケーションを取るのは、なかなかしんどいです。

何度も手を変え品を変え、色々試さなければならないので、効率が悪いです。

何が不快なのか?を言葉で表現できたら、お互いに一発で解決します。

「おしめ替えて!」

「米じゃなくてパンがいい!」

「喉が渇いたから、水分ちょうだい!」

と言われれば、こちらも対応策がすぐに取れます。

言葉が通じるということは、改めてすごく便利なことなんだな・・・と実感しています。

そして、言語習得は決してカンタンなことではないと、娘を見ながら実感してる毎日です。

特に母国語は、文法ルールなどを教えなくても使いこなせるようになる過程が、とても不思議です。

僕はほぼ毎日、娘のVlog(ビデオログ)を撮っているので、言語を使い始めたらすぐに、「言語習得記録フォルダー」を作って、日々娘が発する言葉の種類を記録していきたいと思います。

1つのアイテムを見せながら、日本語と英語の両方をリピートさせることができるのか?それで頭が混乱することはないのか?などを実験してみたいと思っています。

また気付きがあれば、ブログやYouTube動画でシェアしますね。

————————————–

 

※「どれがいい?電子辞書の選び方」はこちら

—————————————

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください