From 師範代Shinya(新村真也)
僕が28才で英会話を始めたときに、絶対にやりたくなかったことが2つありました。それは・・・
② 中学英語の復習
の2つです。
①は、「社会人になってまで、学生の頃のように机に座って『お勉強』するのは絶対にイヤだ!」と思っていました。
②は、いくら中学英語の「基礎」が大事だと言われても、「This is a pen.」とか、「I have an apple.」みたいな、「日本語でも言わないセリフ」からやり直すのは、どうにもモチベーションが上がりませんでした。
もし、この2つにあなたが共感してくれるなら、きっと今日ご紹介するテキストを気に入ってくれると思います。
基礎をすっ飛ばした僕が感じた限界
この2つの理由から、僕は英会話スクールでも、文法ベースのクラスは受けていませんでした。
文法は一切やらずに、「日常生活で使えるフレーズ」を丸暗記して、クラスメイトや先生と対面しながら使うスタイルのレッスンを受けていました。
でも、それを1年間続けても、「自分の思ったことを英語に変換しながら話せる」レベルにはとうてい及びませんでした。
「フレーズ丸暗記型」は即効性があります。そして、その場面にばっちりハマるシチュエーションのときには、大きな力を発揮します。
だから、海外旅行を目前に控えた人とかにはオススメです。でも、それ以外の時には、あまり役に立ちません。
僕は、文法を無視して「フレーズ丸暗記型」の学習を繰り返しても、限界があることを実感しました。
目の前で起こっていることや、相手の発言に対して自分の言葉を話すには、やっぱり「言葉を並べる順番のルール=文法」を知らなければならない!
と痛感したのです。
そのタイミングで「音読トレーニング」に出会い、「中学英語の大切さ」に気づきました。
そして、中学校のテキストを本屋さんで買ってきて、それを音読しながら基礎の文法を覚えていきました。
でも、僕がそれをやる気になったのは、最初の1年間で「実践一本やり」ではうまくいかないと気づいたからです。
その体験を抜きに、最初から中学校のテキストを買っても、モチベーションが上がらずに、きっと本棚にしまわれて一度も開かれることはなかったでしょう。
中学英語のテキストの持つ問題点
社会人が英語を基礎から学び始めようと思ったときに、一番のネックになるのは、やはり「例文がシンプルすぎてつまらない」ことだと思います。
中学英語のテキストは、読者の対象年齢が13才~15才です。当然、内容もそこに合わせられています。
「13才~15才の人たちの日常」をベースに作られているので、どうしても例文が「生徒っぽく」なります。
「This is a pen.」とか、
「I am a student.」とか。
この、「pen」とか「student」とかの単語のチョイスが、僕たち大人のやる気をそぐ原因のひとつになっているような気がします。
「また学生の頃からやり直している感」
を強く感じるからです。
でも、そんな「大人の中学英語学習」の現状を大きく変える画期的なテキストが登場しました!
オトナのための中学英語テキスト
それは、「NEW HORIZONでもう一度英語をやってみる」というタイトルの本です。
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ミライ系NEW HORIZONでもう一度英語をやってみる: 大人向け次世代型教科書
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もう、タイトルからして大人のためだけに作られた感じがしますよね。
中学の頃にNEW HORIZONのテキストを授業で使っていた人にとっては、懐かしい響きの名前「ケン」「ユミ」「ルーシー」が登場します。
この本は、大人が中学英語の基礎をやり直そうと思ったときに感じる「心理的なカベ」を取り払ってくれます。
その理由は、この3つのポイントです。
① キャラクターが大人の設定
登場キャラクターは全員、大人になって今は社会人という設定です。なので、「I am a student.」みたいな表現は出てきません。
また、みんな知り合いなので、「Nice to meet you!」から始まるわけでもありません。
場面設定も学校ではなく、バーやレストラン、オフィスなどです。これは大人にとって感情移入しやすいです。
② イラストがたくさんある
表紙デザインには「教科書っぽさ」はまったくありません。中を開いても、イラストがたくさん使われています。パッと見は英語のテキストとは思えないほどです。
マンガみたいな作りで、開いても「お勉強モード」になりません。そこが、英語学習のハードルを下げるのに役立っています。
また、面積が大きめで、その代わりページ数が少なくて薄いので、ビジネスバッグに入れてもかさばりません。重量もかなり軽いです。
③ ストーリーがおもしろい
ストーリーは、まるで月9のドラマのような展開です。主人公のケンとユミ&ルーシーの日米美女ふたりの、微妙な三角関係が描かれます。
「続きが読みたい!」
「この先どうなる?」
と、ストーリーそのものが大人の興味をかき立てるので、「英語のお勉強」をしている感覚をなくすことができます。
中身がしっかりしている
でも、例文をよく見ると、ちゃんと中学英語の復習ができるような作りになっています。
「be動詞の構文」とか、「There is~構文」とか、懐かしの中学英文法がしっかり組み込まれているのです。
それを、ネイティブが日常生活の中でどう使っているのか?の実例が見れる感じです。
音読トレーニングにピッタリ!!
この本を1冊、音読トレーニングで仕上げれば、かなり英語力がアップすることは間違いありません!
音読トレーニングを効果的にするのは、「回数」と「感情移入」です。
「回数」
最低でも30回は音読しなければ、「長期記憶」として脳内にストックされません。30回音読するためには、例文が自分にとって「おもしろい」と感じる必要があります。
「感情移入」
ただ英語を文字情報として処理するのではなく、場面を生き生きと思い描きながら、目の前にいる人とコミュニケーションしているつもりで音読することで、フレーズや英単語を脳内に定着させることができます。
そして、この本の中で覚えた英単語やフレーズは、あなたの日常生活の中でも必ず使う場面はあるでしょう。
1冊の力
英語学習というのは、分厚い何冊もの本を中途半端につまみ食いするよりも、お気に入りの1冊を何度も音読しながら使い倒した方が効果的です。
英語力を上げるのに、たくさんの本は必要ありません。文字通り、「たった1冊の本」が、あなたの英語力を劇的にアップさせる可能性があるのです。
大人の英語初心者の「最初の1冊」に、この本はオススメです。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(英語の達人養成ジム 師範代)
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