【海外旅行先で現地の人と楽しく話すための勉強法⑦】

 

 from 師範代Shinya

(→前回の続き)

海外旅行先で起こるトラブルを切り抜けたり、現地人や他の国からの旅行者と仲良くなるためには、「瞬発力」が必要だということを、前回の記事でお伝えしました。

よく遭遇するシーンでの「旅行英会話フレーズ」を暗記して使うことで、反射的に英語が口から出てくるようになります。

暗記したフレーズを口から出す作業は、まさに超スピードです。

文法や英単語の意味などを深く考えずに、とりあえず呪文のように口から繰り出せば、海外旅行が楽しくなり、自信もつきます。

一方で、フレーズ暗記式の勉強法は、応用がききません。

想定外のことを相手から言われたり、深い話をしようとしたらもう、お手上げ状態です。

実際に、フレーズ暗記をバッチリしてから海外旅行に行った人たちの体験談を聞くと、

「海外派の店員さんに向かって、事前に覚えたフレーズをバン!と言うと、相手は『おっ!こいつ!しゃべれるな!』と思われちゃうんですよ。
そこで相手はブワーッと早い英語で話しかけてくる。でも、こっちはフリートークなんてまったくできないでしょ。

ポカンとしてる私を見て、むこうは『あっ!やっぱしゃべれないのか』ってリアクションになって。それが悔しいんですよね。」

という話をされることが多いです。

やはり最終的には、応用力を身につける必要があります。

応用力を身につける瞬間英作文トレーニング

アドリブでゼロから英文を作る力を身につけるには、やはり瞬間英作文トレーニングがオススメです。

瞬間英作文トレーニングは、同じ文型ごとに並んだ英文を使います。

「日本語訳を見てすぐに、英語に変換して声に出す」という点では、旅行英会話フレーズ本と変わりません。

ただ、その時に文型をしっかり意識しながら声に出します。

I am an engineer.
(私は事務員です)

He is a police officer.
(彼は警察官です)

They are store clerks.
(彼らは店員です)

というように、同じ文型が並んだ状態の英文を読み上げながら、

主語+be動詞+その他(補語)

という構文を強烈に意識します。

そうすることで、ゼロから英文を作ろうとしたときに、

「自分のことだから、I か。I の次は am だな。」

「彼だから、is だな。」

「彼らで複数形だから、are だな。」

というように、 持っている知識をフル動員して、正しい英文が組み立てられるようになるのです。

そこから応用&発展ができるようになり、

「相手に聞く時は、you が主語だから、動詞は are だな。疑問文を作る時には順番を入れ替えて、Are you ~?だな。」

というように、質問文も作れるようになっていきます。

知識が技術になる感覚

最初は知識をゴリゴリ使いながら、頭をフル回転させて英文を組み立てるので、短いやりとりだけでも、かなり疲れます。

でも、だんだん慣れてくると、脳内で文型が「自動化」していきます。

I と言った瞬間に am、

He と言った瞬間に is、

They と言った瞬間に are が、口をついて出てくるようになるのです。
また、このレベルになるとミスにも自動的に気づけます。

I is, He are など、間違った組み合わせで言うと、すごく違和感を感じるようになるのです。

最初は、ミスに対する違和感から始まり、最終的にはミスがなくなっていきます。

これが、瞬間英作文トレーニングの効果です。

応用力が身につけば、相手のリスニングに対して柔軟に対応しながら、アドリブの英会話を楽しむことができるようになります。

これは一度味わってみると分かりますが、めちゃくちゃ楽しいです。

応用力が身についた時に、本当の意味で海外旅行を心の底から楽しめるようになるでしょう。

 

・・・つづく

※海外旅行先で使える「瞬発力×応用力」の両方を同時に鍛えるセミナーを作りました。詳しくはこちらをご覧ください。

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