From 師範代Shinya(新村真也)
日本では、書店に行けば英語のテキストがあふれ返っています。
でも、英語をどう使うか?英語を使って何をするか?について書かれた本はほとんど見たことがありません。
僕は、ある時期から、「英語を使って収入をアップさせた人の体験談」について書かれた本がないものか?と思うようになりました。
実際に英語を使って大金持ちになって、人生を激変させた日本人の書いた体験ストーリー本を読んでみたくなったのです。
そしたら・・・ありました!!
お金と英語の非常識な関係
↑これが、その本のタイトルです。
著者は、神田昌典さん。一代でゼロから富を築き上げた、カリスマ経営コンサルタントです。
マーケティングやセールスを勉強している人で知らない人はいないというくらいの超有名人です。
神田さんはこれまでに、数え切れない程の数のビジネス本を出版しています。
神田さんの本はこれまでに僕も何冊か読んだことがありましたが、神田さん自身成功のきっかけが英語にあったとは、この本を読むまで知りませんでした。
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お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
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※上下巻の2冊に分かれています。上巻から読むことをオススメします。
神田さんの人生を変えたのは、英語だった!
※以下、本の中から一部大まかなポイントだけを引用します。
私は28歳のとき、リストラされた。婚約の際、ご両親に挨拶に行ったときには、失業中。33歳のときには、就職先で軌道に乗せた事業の利益が円安で吹っ飛び、再び肩叩き。転職続きで、再就職しても出世する見込みはない。・・・だから仕方なく、独立した。不運と幸運は表裏一体。たまたま参入タイミングが良くて、自分のビジネスは軌道に乗った。(中略)三年後には、一生買えないと思っていた土地付き一戸建てをキャッシュで買った。長者番付にも名前が出た。(中略)痛い目にもたくさん遭ってきたけど、今は生活のために仕事をする必要はなくなっている。(中略)人生で挫折しかねなかった私が、どうして短期間で「富と自由」を手に入れることができたんだろう。どうして好きな人とだけ付き合い、好きな仕事だけをすればいいという身分になれたんだろうと。(中略)それでは、私の成功への突破口は何だったのか?そう自分に問いかけてみた。すると唐突に答えが浮かんできた。何だと思う?それはね、英語だよ、エ・イ・ゴ。英語が活用できたから、大量の情報がアメリカから入ってきた。英語が活用できたから、のろまなカメはジェット噴射し、ガメラになって飛躍できた。(中略)私は、英語に助けられた。英語のおかげで、短期間で、お金のために働かなくてもいいほどの財産を築けた。数年間のビジネス経験、そして、ほんの少しの英語ができること。すると莫大なチャンスが見えるようになる。後はがむしゃらに働く。しばらく経って気がついたときには、自分でも驚くほどの成功を手に入れることができる。それが私の、個人的な実感。(引用終わり)
いかがでしょうか?僕はこれを読んだとき、とっても勇気づけられました!
「英語屋はお金にならない」という正論
僕は自分の英語力がアップするにつれて、周りから尊敬の目で見られることが増えた反面、批判的なことを言う人たちも現れ始めました。
「英語ができても、お金にならない」
「英語屋は『使われる側』の人間だ。」
「英語なんて勉強しているヒマがあったら、仕事をがんばった方がいい。英語が必要なときには、通訳を付ければいいんだから。」
これらのセリフが、単に「ねたみ」から来たものなのか、「親切なアドバイス」なのかは分かりません。
でも、自分が頑張ってきたものを否定された気分になって、ヘコんだことは事実です。
これは、英語に限らずどのジャンルでもそうですが、「ネガティブな意見」「批判的な意見」というのは、もっともらしい「正論」に聞こえるものです。
燃える希望やワクワクした心は、「批判的な考え」の前では無力になってしまうことがよくあります。
ワクワク感
「誰がやっても100%うまくいくこと」や、「もうすでに同僚もお隣さんも当たり前にやっていること」を自分もやることに、ワクワクする人はあまりいないでしょう。
希望やワクワク感は、「まだ起こっていないこと」や、「他の人があまりやっていないこと」「自分らしいこと」に対して起こる気持ちです。
まだ起こっていないことには、必ずそうなるという証拠はありません。
自分らしいことには、他にやっている人も少ないので、うまくいく証拠を集めづらいです。
批判的な意見
対して、批判的な意見は、簡単に証拠を見つけることができます。なぜなら、「うまくいかなかった事例」は世の中にあふれているからです。
否定的な意見は、多数派の意見と一致することが多いので、もっともらしく聞こえます。
でも、否定的な意見を言う人はたいてい、それをやった経験のない人です。
「英語なんて役に立たない」という人の中で、英語がペラペラでビジネスでも私生活でもフル活用している人はほとんどいません。
ちなみに、僕が受けた「批判的な正論」は、実は神田さんも経験してきたことらしいのです!
(以下、本から引用)英語くらいできたって、いまの世の中、成功するほど甘いもんじゃない。それが正論だ。就職の際、口を利いてくれた恩人も、私に言った。「いまの時代、英語なんか、誰でもできる。英語ができたって、何の意味も持たないんだ。英語ができると、かえって便利屋として使われるぞ」このように英語なんてしゃべれるようになったって大したことはない、という正論をわかった上で、あえてもう一度、言いたい。それでも、やっぱり英語は重要。あきらめるのは、もったいない。(中略)英語屋はお金にならない、とビジネス界が過小評価してきたからこそ、実は、そこに巨大なチャンスが眠っている。(中略)私には、いまの世の中は「できるはずがない」という催眠術にかけられているように思える。「できるはずがない」「大したことない」「そんな甘いもんじゃない」「誰でもやっている」そんな知ったかぶりの言葉は、すべて催眠術。あぁ、催眠術にかけられて、自分の可能性にフタをしてしまっている人が、なんと多いのだろう!(以上、引用終わり)
僕はこの一節を読んだとき、「そうだったのか!やっぱり、神田さんも同じように批判的な意見を受けてきたんだな!」と思いました。
そして、その意見を受けながらも、どうやって英語力を使って一代で富を築いたのか?
それを知りたくなりました。
次回は、英語力が収入アップにどう影響するのか?の具体例をご紹介します。
P.S.
誤解のないようにお伝えしておくと、僕は「収入アップにつながらないなら、英語をやる価値はない」と言いたいわけではありません。
誤解のないようにお伝えしておくと、僕は「収入アップにつながらないなら、英語をやる価値はない」と言いたいわけではありません。
僕は、海外旅行を楽しんだり、損得勘定抜きで外国人の友達を増やしたりすることは、人生を豊かにする大きな価値があると思っています。
英語を学ぶこと自体を楽しんだり、趣味で洋画を楽しんだりといった使い方も、英語の醍醐味です。
実際、僕自身も英語のそういう使い方を楽しんでいます。
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