【海外旅行体験談⑦チップ文化】

From  師範代Shinya(新村真也)

(最近行ってきたカリブ海クールズ10日間の旅での体験談のシェアの続きです。)

 

(→前回のつづき)

 

海外旅行に行くと、必ずついて回るものがあります。それは、「チップ文化」です。

 

日本以外の多くの国では、食事をした時、ホテルに泊まった時、その他何かしらのサービスをしてもらった時などに、チップを払うのが一般的です。

 

でも、慣れていない僕ら日本人にとっては、けっこう面倒に感じます。

 

僕が面倒に感じる点は、次の2つです。

 

小銭が必要

まず、1ドル札などの小銭を持っていなければなりません。

 

レストランなどでクレジットカード決済をするときには、チップも含めた金額をトータルで支払えばいいのですが、ホテルではそうはいきません。

 

ベッドメイキングをしてもらったら、枕元にドル札を置いておきます。

 

ポーターにスーツケースを運んでもらったら、部屋に運んでもらった時点でドル札を手渡します。

 

なので、行く前に空港などで事前に細かい現地通貨に両替しておく必要があります。

 

この手間がけっこう面倒です。

 

チップの相場

次に、「いくら払えばいいか?」という問題があります。チップ文化に慣れていない僕ら日本人は、チップの金額を考えるのも迷います。

 

よく言われるのは、レストランではお会計の総額の10%~20%くらい、というレートです。

 

これは、けっこうな金額になります。

 

たとえば、今回僕と妻が行ったマイアミのレストランでは、トータル金額が7,000円くらいになりました。

 

7,000円のチップ20%は、1,400円です。

 

けっこうデカいです!

 

チップだけでもう1品分くらい追加注文できてしまいます。

 

店員さんのサービス

レストランの店員さんはチップが大きな収入源なので、自分のチップの金額を上げるために、ガンガン積極的な「サービス」をしてきます。

 

でも、そのサービスの方向性が、なんとなく日本のサービスとの違いを感じます。

 

日本のレストランでは、「すべてのお客さんにより快適に過ごしてもらう」という目的でサービスをしている感じがします。

 

店員さんたち全員が、お客さん全員をもてなす感覚です。

 

でも、欧米のレストランはちょっと違います。

 

(この先は、僕が個人的に感じたことを書きます。一般論でどっちが良い?悪い?を決めるつもりはありません)

 

担当制

まず、1つのテーブルに1人の担当が付きます。笑顔で自己紹介をしてくるので、その担当者の顔を覚えます。

 

そして僕らが注文や要望をしたい時は、基本的にその担当者に声をかけます。

 

逆に言えば、他の店員さんが近くにいても、なんとなく声をかけづらくなります。

 

ガンガン勧められる

そして、担当者からは、たくさんのメニューを頼むように勧められます。

 

「これもおいしいですよ!これもいいですよ!」

 

みたいな感じで、オススメメニュー品目が多いです。

 

さらに、値段の高いメニューを勧められます。

 

今回僕らが行ったマイアミのレストランでも、最初に勧められたのは、ロブスターを使った料理で、メニュー表の中で最も高いもの(1万円くらい)でした。

 

その後も、お酒やらデザートやら、とにかく単価の高いメニューをオススメされました。

 

(僕と妻はお酒を飲まない&デザートもあまり食べないので、店員さんの勧めには一切応じないで自分たちで決めましたが・・・)

 

これらの店員さんの「サービスの目的」はすべて、「僕らの支払うトータル金額のアップ」なんじゃない?と感じてしまいます。

 

トータル金額が上がれば上がるほど、店員さんのチップ額も上がるシステムだからです。

 

声かけのタイミング

そして、食事中はやたら積極的に声をかけられます。

 

その声かけのセリフは、だいたいの場合、

 

「Is everything OK?(何かご要望はありますか?)」

 

です。日本のレストランでは、こちらが呼ばない限りは食事中に店員さんに話しかけられることは少ないので、慣れないうちは違和感を感じます。

 

そして、声かけのタイミングは、こちらのペースではなく、店員さんのペースであることが多いです。

 

僕らが特に何も困っていないタイミングで、ものすごい笑顔で元気よく、「Is everything OK?」と聞いてくるので、僕らの答えは「No thank you.」になることが多いです。

 

そのまま去って行くのですが、僕らの飲み物がなくなったり、全部食べ終わってお会計したかったり、サービスが必要なタイミングには担当者が「近くにいない&探しても見つからない」ことが多いのです。

 

偶然が重なっているのか分かりませんが、僕らの今回のクルーズ旅行中も、マイアミのレストラン、船上のレストラン、メキシコのレストランすべてでそういう体験をしました。

 

もう、狙ってるんじゃないか?ってくらい「必要なタイミングで僕らの担当の店員さんが見つからない」という事態が多発しました(笑)

 

そうなると、なんとなくチップを支払う時に「う~ん・・・」と感じてしまいます。

 

これも旅行中の「異文化体験」の一つなのですが、日本に帰ってきて成田空港のレストランに入ったときは、

「あぁ、チップを払わなくていいのはラクだな!」

 

と感じました。

 

・・・つづく。

 

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