from 師範代Shinya
（→前回のつづき）
最終回の今日は、「僕が最近気づいた、英会話の最大の学び」をお伝えします。
よく言われる「英会話レッスンの効果的な受け方」として、積極的に発言して、自分の発話量を確保しよう！という考え方があります。
僕も以前は、英会話レッスンの時間内で「自分の発話量をできるだけ増やして、スピーキングの効果を高めよう」と思っていました。
そのため、先生の話の最中に無理矢理かぶせて自分が話しにいったり、けっこう強引な手法を使って自分の発話量を５：５以上に持って行く努力をしていました。
でも、ここ１年ぐらいでそれを一切やめました。
先生の話の内容が面白いと感じたら、ひたすら聞き役に徹します。
自分の発言は、追加の質問や合いの手だけにとどめて、ひたすら先生に話させるのです。
すると、日本にいたら聞けないような、面白い体験談や考え方を知ることができます。
これがすごく楽しいのです！
これこそが、英会話ができるようになる醍醐味だと感じます。
聞くことで、学びが深まる
自分がメインで話す時には、「良い発話練習になった」とは感じますが、「良い学びが得られた」とは感じづらいです。
人の話を聞くことで、人間は学びを得られるんだと思います。
もちろん、自分の発話を優先するかどうかは、英語レベルのステージによって変化するので、これはあくまで「今の僕の場合」です。
英会話の先生は、基本的に生徒さんに発話を促すのが仕事なので、自分のことを語る頻度は少ないです。
一方で、僕はレッスン内で先生にできるだけ話してもらうので、先生からはよく「Shinyaとのレッスンは、１日の中で癒やしの時間だ」と言われることがあります。
たとえ英会話の先生であっても、人間です。
「自分の話を聞いてもらいたい」という欲求は、誰にでもあります。
それを満たせるようなリスニング力と質問力を身につけることができれば、先生とすごく仲良くなれるのです。
そして聞き役に徹することで、おそらく普通の英会話レッスンでは決して話さないような、個人的なことまで教えてもらえたりします。
友達としかシェアしないような情報
たとえば、先生の今の年収をズバリ教えてくれたり。（こちらからは聞いていません）
家賃や食費などが月にいくらかかっているか？などの、リアルな話。（これもこちらから聞いていません）
両親や兄弟と対立して悩んでいる話など。（これも向こうから切り出してきました）
さらに、奥さんと関係が悪化して、離婚するかどうか悩んでいるなど。（これは僕の専門分野なので、こちらから聞くこともあります）
こういう話は、普通は英会話レッスンの中でする話題ではないでしょう。
でも、僕が聞き役に徹することで、「シンヤには何を話しても否定されないし、大丈夫だ」と感じてもらえた結果、そういうパーソナル情報を出してくれるんだと思います。
もちろん、僕も聞かれればためらわずに個人的な話をシェアするので、僕だけが一方的に先生の個人情報を聞き出しているわけではありません。
でも、なぜか僕のことはあまり話していない先生と話している時でも、先生の方は自分のことを詳しく話してくれることが多くなりました。
僕が欲しかった英語力
そして最近、僕は気づいたのです。
「これこそが、僕が最初にやり直し英語を始めた時に欲しかった英会話力だ！」
と。
僕の最初の目標は、日常英会話でした。
外国人の友達をたくさん作って、彼らとプライベートな話をしたかったのです。
日常の悩みや楽しかったことのシェアなどを、英語でやりたかったのです。
日本人の友達と話しているような内容と同じことを、英語で話したい。
深い会話を通じて、お互いを深く理解して、つながりを感じたい。
それが、僕がやり直し英語を始めて最初の頃、外国人バーに通っていた当時、やりたかったことでした。
そして、それが今、オンライン英会話を通じて実現したのです！
リアルの対面英会話だと、日本にいる外国人、もしくは自分が海外に行った先での現地人としか話せません。
でもオンライン英会話なら、日本に一度も来たことがない人、僕が海外に行っても決して会わないであろう地域に住んでいる人と、深い話をして友達になることができます。
もし今後、仲良くなった先生が日本に来ることがあれば、僕は必ず予定を合わせて会うでしょう。
そしてリアルで会った時の感動は、ひとしおに違いありません。
以上が、オンライン英会話を続けてきた４年間の振り返りです。
本当に続けてきて良かったです。
これからも続けていき、また新しい発見や学びがあったら、シェアしますね。
（完）
あなたの自己紹介の台本を作るセミナーはこちら
↓↓↓
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を１日１回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya（新村真也）
（やり直し英語達成道場 師範代）
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
師範代Shinyaの書いた本
↓↓↓
コメントを残す