from 師範代Shinya
(→前回の続き)
前回までの記事で、このペン型翻訳機に搭載されている機能を4つご紹介しました。
①英文スキャン&翻訳機能(メインの機能)
②発音読み上げ機能(英単語&英文の両方)
③発音チェック機能(点数で細かくジャッジ)
④音声読み取り翻訳機能(リスニングできない英文を正確に読み取ってくれる)
ペン型翻訳機とは思えないほどの多機能っぷりに、驚きの連続でした。
もうここまで来ると、1台で何役もこなす感じです。
もしスマホでこれを実現しようとしたら、色んなアプリを入れて使い分ける必要が出て来るでしょう。
スマホでいいじゃん!は本当か?
よく、こういう専用ガジェットを紹介すると、
「スマホでいいじゃん!」
という言葉が聞こえてきます。
・電子辞書もスマホアプリでいいじゃん!
・AI翻訳機も、Google翻訳のスマホアプリでいいじゃん!
というような意見が出ます。
これは、英語学習に限らず、スマホでできる機能を持っているガジェットであれば、何でも同じです。
僕がよく見るガジェット系のレビュー動画でも、そういうコメントが必ず付いているのを見かけます。
・一眼カメラのレビュー動画にも、「スマホカメラでいいじゃん?」
・ウォークマンのレビュー動画にも、「スマホで聞けばいいじゃん?」
・ボイスレコーダーのレビュー動画にも、「スマホの音声メモでいいじゃん?」
・懐中電灯のレビュー動画にも、「スマホに付いてるライト機能で十分じゃない?」
というように、「スマホ1台で済んじゃうじゃん」という意見が出て来るのです。
でも、「スマホでいいじゃん」と書く人のほとんどが、実際に専用ガジェットを使ったことがないようです。
使ったことがないけどレビュー動画を見て、「同じぐらいのことは、スマホでてきるよ」と結論づけているのです。
ちなみに僕は、上記のアイテムはすべて持っていて使っているのですが、やはり、「同じではない」と言えます。
オールインワンの便利さ VS カスタマイズできる便利さ
これは、「便利さの定義」の違いだと思います。
確かに、スマホは1台で何でもできます。
アプリさえ入れておけば、ほとんどのことが、そこそこのレベルでできてしまうのです。
「得られる結果だけ」で言えば、大差ないことが多いです。
たとえば子どもの発表会のビデオ撮影をしようと思った場合、
・ビデオカメラを買うか?
・スマホで済ますか?
の選択肢があります。
ビデオカメラで撮影した動画と、スマホで撮影した動画の違いを見比べて、どっちがどっちか言い当てられる人は、かなり少ないでしょう。
ヘタしたら、スマホの方がキレイに見えるなんてこともあるかもしれません。
実際に、僕の娘の保育園の発表会では、多くの親たちがスマホで我が子を撮影していました。
お父さんたちがビデオカメラを三脚に建てて撮影する姿は、ほとんど見られなくなってしまったのです。
(僕だけが、ガチ業務用ビデオカメラに、長細いガンマイクを装着して撮影していたので、お父さんたちに何度も二度見されました)
スマホはの便利さは、1台で何でもできる、「オールインワンの便利さ」です。
とりあえずスマホだけ持ち歩いていれば、何かあった時にすぐ対応できる、というわけです。
一方で、専用機の便利さは、「カスタマイズできる便利さ」だと思います。
僕はYouTubeや動画セミナーの撮影で業務用ビデオカメラを使っていますが、細かいカスタマイズができるのが、本当に便利です。
音量を40段階で微調整したり、絞り、シャッタースピード、ISO感度(ゲイン)を別々で微調整できるのが、めちゃくちゃ使いやすいのです。
何度も同じことを繰り返していると、だんだんこだわりが出て来ます。
「ここの設定をもう少しこうできたら、いいのになぁ・・・」
というこだわりを、そのまま反映できるのが、業務用ビデオカメラや一眼カメラの良いところです。
一度この便利さに慣れると、スマホのカメラでは全然満足できなくなってきました。
この間、久しぶりにスマホカメラで子どものビデオ撮影をしたら、細かい設定が全然変更できないことが分かり、「なんて不便なんだ!」と叫んでしまいました。
目的に特化した専用機の使いやすさ
専用機は、目的に特化した形、機能を持っています。
オールインワンのスマホには、その思い切りはできません。
ちなみに、今年の保育園発表会では、約半数の親たちが、スマホ撮影をやめて、従来型の「ビデオカメラ」を三脚に付けて撮影していて、驚きました。
去年は95%の人達がスマホを使っていたのに比べて、大きな変化です。
ビデオカメラは、ペットボトルのような筒状の形をしています。
あれは、望遠レンズが内蔵されているからです。
遠くの我が子をアップで撮ろうとすると、どうしてもスマホでは限界があります。
無理矢理後から拡大すると、画面が荒くガビガビになってしまうからです。
せっかくの我が子の顔が、ファミコン時代のスーパーマリオのような、ドットの荒い画像になるのに満足できなくなった親たちが、こぞって家庭用ビデオカメラを購入したようです。
家庭用ビデオカメラは、画質はスマホと同じかそれ以下ですが、ズームの倍率を40~50倍ぐらいまで自由にカスタマイズできます。
しかも、マックスでズームしても、画面が荒くなりません。
用途に合わせて細かくカスタマイズできるのは、本当に便利です。
今回のペン型翻訳機も、専用機ならではのカスタマイズ性を兼ね備えています。
「自分が指定した範囲の英文だけ」を読み取って、素早く翻訳してくてる。
しかも、その場で英文を読み上げてくれる。
自分の発音の正しさをチェックしたければ、その場ですぐ点数でジャッジしてくれる。
このカスタマイズ性が、「使ってみて初めて分かる、便利さ」なのです。
これからも、僕は「英語学習専用ガジェット」の進化を応援し続けたいと思います。
(完)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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