from 師範代Shinya
行き先は、紀伊國屋書店の新宿本店です。
ここは、いつも英語学習テキストコーナーが充実しています。
売り場を見ると、今何が売れているのか?どんな学習法がウケているのか?が一目瞭然です。
最新の本も発売日から置いてある確率が高いので、チェックするのに便利です。
ここへ来ると、いつもワクワクします。
下から階段を上って、語学書の売り場に到着するとすぐ、サヤが言いました。
「聞こえる!聞こえるよ!」
サヤの後ろから登ってきた僕の目に、広い売り場の光景がパーッと飛び込んできました。
サヤは、売り場で一番目立つメイン通路ぞいを指さしています。
そこには、僕が先日レビューした、横山カズ先生の新刊本「日本語のように話せる:キレッキレ英語」が積み上がっていました。
目立つ位置に2列で平積みになっていて、その上には、カズ先生の顔写真が大きく映ったPOPが貼ってあります。
間違いなく、この棚で一番大きな扱いです。
そして、POPのすぐ下には、小さな手のひらサイズのモニター(デジタルフォトフレーム)が置いてありました。
そのモニターには、僕のYouTube動画を短く編集したバージョンが再生されていました。
音声も出るタイプのモニターなので、映像だけではなく声も聞こえます。
自分が好きな売り場に、自分の動画がある喜び
僕は、以前からこの売り場が好きでした。
定期的に見に来て、最新英語テキストを見ながらブラブラするのが至福の時間だったのです。
その売り場に自分の動画が流れる日が来るとは!!
とても嬉しいです!
YouTubeへの動画投稿を始めてから、もうすぐ8年経ちます。
続けてて良かったぁ~!という感覚です。
ちなみに、この動画は頼まれて作ったものではありません。
自分で買って本当に良い本だと思い、「これを自分のテキストとして使おう!」と思ったので、その情熱を伝えるレビュー動画を作りました。
著者の横山カズ先生が動画を見て気に入っていただき、出版社のジャパンタイムズさんにシェアしてくれたのです。
その後、カズ先生がご自身のFacebookやX(旧ツイッター)で動画リンクを拡散してもらったのがきっかけで、動画の再生回数がどんどん伸びていきました。(カズ先生のフォロワー数はスゴくて、僕のYouTubeチャンネルよりずっと多いです)
ジャパンタイムズ公式Xのアカウントでも、動画のリンクをシェアしてもらえました。
その後、出版社の担当者さんからご連絡をいただき、本屋さんに動画を置いてもらえることになったのです。
こんな風に、「自分が好きな本を紹介する」ことで、著者の先生や出版社とつながれる時代になったことは、とても楽しいと感じます。
リアル書店で本を探すメリット
今は、アマゾンなどを使ってネット上で何でも買える時代になりました。
実際、僕は数年前にキンドル端末を買って、自分の読書環境を電子書籍メインに移行しています。
キンドル端末は防水なので、風呂の中で読めて便利です。
そのため、本探しはネット上で行うことも増えてきました。
キーワードで検索して、その中に出てくる候補の中から、自分が興味を引かれるものを選びます。
でも、この方法だと、あくまで自分が意識的に探しているものしか引っかかってきません。
もちろん、アマゾンにはオススメ機能もあるので、「この本を買った人は、これもチェックしています」というように、その人の興味に合わせて関連の本を表示してきます。
ただ、それでもやはり、似た感じの本に偏りがちです。
その点、本屋さんの売り場では、自分の好みとは関係なく色んな本が目に飛び込んできます。
アマゾン上では絶対に買わないような本が、気になったりします。
気になる表紙の本は、その場ですぐ手に取って、パラパラとめくることができます。
立ち読みできるページ範囲は、無限です。
アマゾンにも中身チェック機能がありますが、読めるのが冒頭の数ページだけです。
もくじを見て、気になるページに飛んで見ることはできません。
リアル書店とは、自由度の高さが違います。
その自由度の高さから、自分が読む本の可能性が広がるのです。
次回の記事では、僕がこの日に売り場で立ち読みして気になった本&実際に買った本をご紹介します。
・・・つづく。
紀伊國屋書店に置いてもらった動画の元のYouTube動画はこちら
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From 師範代Shinya(新村真也)
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