from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※僕がこれから自分の英語学習用テキストとして導入すると決めた「キレッキレ英語」の本のレビューの続きです。
前回の記事では、僕のトレーニング法をご紹介しました。
もちろん人によってレベルが違うので、やり方は自分に合わせてカスタマイズした方が良いと思います。
ただ、基本の流れは「音読してから瞬間英作文トレーニング」という順番がオススメです。
最終的に会話の中でフレーズを使おうとした場合、「瞬間的に口からで出てくる」まで仕上げることがマストになるからです。
そのためには、瞬間英作文トレーニングで最終的に仕上げる必要があります。
僕はフレーズだけではなく、例文全体を瞬間英作文トレーニングしています。
なぜなら、フレーズや英単語の「文章の中での使い方」が分からないと、とっさに口から出て来ないからです。
たとえば、この本の中に「イチャイチャする」という表現が出てきます。
普通の英単語帳や辞書で検索すると、「flirt」という英単語が出てきます。
でも、この本で紹介されているフレーズは、「Netflix and chill」です。
直訳すると、「ネットフリックス(映画)を見て、のんびりする。」という意味になります。
Netflix という固有名詞が入っているところが、今風ですね。
これは定番のナンパフレーズらしいです。
このフレーズだけを見ても、文章の中でどう使えばいいのかわかりません。
Netflix は名詞で、Chill は名詞、動詞、形容詞と3種類もあります。
そこで例文を見ると、
Do you wanna Netflix and chill tonight?
(ネットフリックスを見ながらゆっくりしない?=うちに来てイチャイチャしない?)
と書いてあります。
Do you wanna ~の後ろに来ているので、動詞だということが分かります。
Netflix という名詞を、「ネットフリックスを見る」という動詞化して使っているんですね。
ということは、and でつないでいる chill も、ここでは動詞として使っていることになります。
こうやって、文章の中での使い方まで覚えなければ、本当に英会話の中では使えません。
だから、例文全体を瞬間英作文トレーニングする必要があるのです。
とはいえ、この本の例文はとてもシンプルなものが多いので、やりやすいです。
僕のアレンジ方法
とはいえ、たまに長い例文も出てくるので、その場合はフレーズを含んだ1文だけを瞬間英作文します。
自分が今後の英会話で使う機会があるかどうかで、他の文章まで覚えるかどうかを判断しています。
また、場合によっては自分がよく良いそうな言い回しにアレンジしてしまうこともあります。
この本のコンセプトは、「自分がよく使う日本語の口ぐせを英語で言えるようになろう」ということです。
だからこそ、例文も自分流にアレンジするのもアリだと思います。
もちろん、初心者のうちはアレンジしたバージョンが文法的に正しのかを、先生にチェックしてもらう必要があると思います。
でも、中上級者であれば、問題なくアレンジできると思います。
さっそく効果が!
この記事を書いている時点で、このテキストを使ったトレーニングを始めてから2週間が経過しました。
この間に、早くも成果が出はじめました。
僕は毎日オンライン英会話レッスンを受けているのですが、その中で何度か使うチャンスがあったのです。
「ついでに~する」、「蛙化する(パターン①)」、「マウントを取る」、「炎上する」、「ヤケクソ」を使いました。
練習したから意図して使ったわけではなく、会話の最中に日本語が頭の中に浮かんで、「あっ!これ本に出てきたぞ!」と、とっさに思い出した感じです。
今まで色んなテキストを瞬間英作文トレーニングで仕上げてきましたが、こんなに早く実戦で使う機会があったのは初めてです。
やはり、「ふだん自分が日本語で思いつくフレーズを片っ端から英語で言えるようにしていく」というコンセプトは、かなり効果的だと感じます。
もちろん、フレーズを言った後に続く文章は自作しなければなりません。
「~するついでに~する」という言い回しなら、「~」の部分は瞬間英作文する必要があります。
だから、初心者がこの本1冊を仕上げただけで、すべての英会話がペラペラになるわけではありません。
ただ、頭に浮かんだ日本語フレーズがとっさに口から英語で出れば、会話に勢いが付きます。
そして、次に続く英文もスムーズに口から出てくるようになるのです。
さらに上級者であれば、すでに基本の英文の組み立てはできるようになっているので、この本1冊だけでも爆発的な効果を感じられるでしょう。
僕はこの本を使い始めて以来、
①即効性
②実用性
③楽しさ(fun & funny & interesting)
の3点を感じながら進められています。
特に、フレーズの選定と日本語の説明を読んでいて、たまに「クスッ」と笑ってしまうことがあります。
カズ先生の個性が見え隠れして、面白いのです。
「生きた英語」というのは、こういうものを表すのではないかと思います。
ちなみに、この本のレビュー動画は、すごい勢いで再生されていて、僕の今年のYouTubeチャンネル動画で一位の伸びになっています。
みんな「キレッキレ英語を話せるようになりたい!」と思っている証拠でしょう。
僕と一緒に、この本でキレッキレ英語を習得しましょう!
このまましばらく進めて成果や感想が出てきたら、また ブログ記事でシェアしますね。
(完)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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