from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※僕がこれから自分の英語学習用テキストとして導入すると決めた「キレッキレ英語」の本のレビューの続きです。
前回の記事までで、7本の柱のうち2本をご紹介しました。
最初に7本の柱を読んだ後に、フレーズの練習に入っていくのがオススメです。
本体のフレーズは、10カテゴリーに分かれています。
( )内は、実際に収録されている表現です。
1.キレイゴト抜きのSNS表現
(炎上する、黒歴史、バグってる、モラハラ彼氏、マウントを取る、モフる、パッとしない、など)
2.リアルな感情を瞬時に英語化
(スカッとする、せつない、むなしい、うれし泣き、しらける、ほっこりする、萎える、開き直る、など)
3.日常の思いをすべて伝える
(工夫する、心のスキマにつけこむ、どさくさ紛れに~する、ボーッとする、サボり癖がつく、顔が利く、など)
4.世間話を楽しく英語化
(良心的な、透明感のある、ポンコツ、渋い、もったいない、一緒にいて疲れない、思わせぶり、など)
5.微妙なニュアンスを瞬時に英語化
(~らしい、かすかな、あわよくば、せめて、手のひら返し、ついでに、など)
6.堂々と話せるビジネス表現
(大人の事情で、忖度する、~の顔色をうかがう、ギスギスした雰囲気、タイミング良くやる、事なかれ主義の、お察しの通り、など)
7.英語で「返し」の達人になる
(どっちかっていうとどっち?、イヤなものはイヤ、その手には乗らないよ、そこまでしなくていい、そんなのお互い様でしょ、など)
8.会話を一瞬でスムーズにする
(ちょっと気になったんだけど、我ながら、それはそれとして、さすが~ですね、ご想像にお任せします、など)
9.世の中の真実を語る
(仕方がない、世の中甘くない、イチかバチか、一生モノ、謝って済む問題じゃない、ないものねだり、など)
10.日本語独特の表現を伝える
(粋な、語呂が良い、石橋を叩いて渡る、逆境をバネにする、かゆいところに手が届く、骨をうずめる、など)
という内容です。
「こんなの英語で言えるの?」と叫びたくなるフレーズが満載ですよね。
ちなみに、僕は1周目で全フレーズを瞬間英作文テストしてみました。
そしたら正解率は、1割以下でした。
英検1級&TOEIC975点ホルダーでも、ぜんぜん当たりません。
これらのフレーズは、著者で同時通訳者の横山カズ先生が、20年以上かけてコレクションしてきた、珠玉のフレーズ集です。
見れば「あっ!こんなカンタンな英単語と文法だけで言えるのか!」と驚くのですが、いきなり自分で口から出てきませんでした。
では、フレーズ練習をどう進めればいいのでしょうか?
これは、個人のレベルや興味に合わせて換えていくことができます。
一例として、僕が実際に自分の練習で使った方法をご紹介しますね。
僕のやり方紹介
・1周目では、英訳をメモ用紙で隠しながら、日本語訳だけを見て瞬間英作文してみる。(フレーズ部分だけ)
・1度口に出した後に、正解を見てズレをチェックする。
・チェックしたらすぐに、次の問題に移る。反復練習はなし。
・1周目はサラッと、自分が今どのぐらいこの本の表現を知っているかをチェックするだけ。
以上が、1周目の僕のやり方です。
次回は、2周目以降のやり方をご紹介します。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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