from 師範代Shinya
意を決して、ドキドキしながら華音さん(登録者数35万人ユーチューバー)に話しかけてみました。
すると、びっくりするぐらい、フレンドリーな反応が返ってきたのです!
僕が、華音さんのカメラレビューの動画がすごく好きで、華音さんの影響でルミックスというブランドのGHシリーズのカメラを使うようになったことを伝えたら、とても喜んでくれました。
そして、華音さんの方から手を出しだして、握手をしてくれました。
さらに、拳同士を付き合わせる、英語圏でよく使われる「fist bump (フィスト・バンプ)」と呼ばれる、友達同士のカジュアルなあいさつもしてくれて、「なんてフレンドリーなんだ!」と驚きました。
このあたりの、初対面の人に対するバリアのなさが、欧米文化の中に溶け込む秘訣なのかもしれません。
華音さんは、移住先の国で現地人の友達を次々と作って、YouTube動画で楽しくお話する様子を配信する、という企画をやっていました。
英語力だけではなく、こういったコミュニケーションスキルも、海外で楽しく生活するのに大事だと思います。(むしろ、英語力以上に大事かもしれません)
タロサックさんのリアル体験談
そしていよいよ、メインのイベントであるタロサックさんのトークショーが始まりました。
タロサックさんは、オーストラリア在住のユーチューバーで、チャンネル登録者数は102万人です。
動画の内容は、
①オーストラリアで現地人や他の国からの旅行者たちに、その国の文化を聞いたり、日本のイメージを聞いたりするインタビュー(すべて英語で)
②日本で英語力を上げた日本人英語学習者へのインタビュー(日本語で)
③日本に住んでいる外国人で、日本語ペラペラの人にインタビュー(日本語で)
④一人語りスタイルで、英語学習の成功の秘訣を発信
などがメインです。
特に僕がスゴいなと思うのは、①と③の「ストリート・インタビュー・スタイル」の動画です。
知らない人に話しかけて、YouTube出演の許可を取り、その場のアドリブで話しながらインタビューしていくのは、決してカンタンなことではありません。
タロサックさんのものすごい勇気と、コミュニケーション力を感じます。
おそらく1本の動画を作る過程で、何人もの人達にインタビューを断られ、イヤな顔をされたり、からかわれたりしてきたのでは?と勝手に予想しています。
そんなタロサックさんのトークショーでは、主催者のMOSHの代表の藪さんが、タロサックさんに色んな質問をしていき、答えてもらうのを聞くスタイルでした。
タロサックさんのこれまでの体験談や、今やっていること、これから考えていることなどを、包み隠さず語ってくれました。
カッコ悪い自分を出す勇気
タロサックさんのトークショーは、スゴく面白くて、最後まで引き込まれました。
その理由は、聞かれたことに対して、出し惜しみせずにすべて答えてくれたこととと、カッコ悪いエピソードも、すべて語ってくれる姿勢です。
タロサックさんがこれまで感じてきた恐怖や不安、ツラかったことなども、すべて聞かせてもらえたことで、大きな勇気をもらえました。
どうしても、成功している人を見ると、すべてをカンペキにやっているイメージがします。
自分とは違って、行き詰まりや悩み、不安などはないんだろうな、と。
でも、そんなことはなくて、タロサックさんも最初から色々悩んで、今でも不安を感じることがあると知れたのが、すごい安心材料になりました。
安心&安定を求めること自体、実は意味が無いのでは?と思えたのです。
よく練られた質問
藪さんが質問する内容もよく練られていて鋭く、感動しました。
僕たちユーチューバー側が「知りたいけど、初対面のタロサックさんにそんな突っ込んだ質問をしたら、失礼になってしまうだろうな」という内容を、ビシバシ切り込んでくれました。
こういう質問を考えられる能力は、そのままマーケティング力や商品開発力に直結します。
MOSHという新しい企業が、とても優秀な頭のキレる人達の集まりだということが、このイベント内だけでよく伝わってきました。
今回のタロサックさんのトークショーは、ユーチューバー向けのイベントだったので、内容もそれに即したものでしたが、「これは英語学習者にも役立つな!」と感じる部分があったので、次回の記事でシェアします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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