From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
「もしなる」のストーリーの中に登場する個性豊かな5人のメインキャラクター。
①迷う者:主人公マホ
②助ける者:チカコ
③守る者:あそ先生
④導く者:ユウキ君
⑤革命者:学院長
この個性豊かなメンバーがぶつかり合う人間ドラマが、「もしなる」なのです。
マホの迷い
主人公のマホは、同い年で同僚のチカコ(助ける者)と仲良しです。
でも、密かにチカコに対する嫉妬心もあります。
帰国子女という環境で何の苦労もなく英語がペラペラにしゃべれる力をつけたチカコを、マホは内心で嫉妬しているのです。
どんなに努力してもなかなか英会話力を上げられない自分に対する苛立ち。
そんな自分の気持ちをチカコに分かってもらえないモヤモヤ感。
そんな時にマホは、たまたま電車の中から見かけた「謎の英会話教室」の看板を見たことをきっかけに、新しい出会いをします。
「導く者=ユウキ君と、「革命者=学院長」のいる英会話教室に入会することになるのです。
従来の英語教育法を根底から覆す発言を繰り返す学院長に、マホは最初、強い抵抗と嫌悪感を感じます。
しかも、英語教師のマホを学院長は「初心者のド素人」呼ばわりをするのです。
マホはイラつきます。
でも、ユウキ君がマホと学院長の間に入って優しくサポートすることで、学院長のメソッドがいかに実戦的かがだんだん分かるようになります。
何より、学院長とユウキ君の話す英語がスゴいことが、このメソッドが有効である証拠になっているのです。
行くと毎回イヤな思いをさせられると分かっていながらも、どうしても気になって学院長のもとに足を運んでしまうマホ。
そんなことを続けているうちに、次第に「自分がなぜ英語を話せなかったのか?」の理由が見えてきます。
マホの変化
そして、マホは学院長のメソッドで英語トレーニングを始めます。
すると、これまで話せなかった英語が、だんだんポツポツと口をついて出てくるようになったのです!
今まで英会話スクールに何年通っても得られなかった「上達実感」を初めて味わったマホは、学院長とユウキ君の教えるメソッドにのめり込んでいきます。
そして、そんなマホの変化にいち早く気付いたのは、マホの生徒でした。
マホの発音が明らかにキレイになっている!そのことに気付いた生徒が、マホに質問してくるのです。
「先生、最近何があったんですか?急に英語が上手になっていますよね?」
と。
その後、マホは自分が上達したメソッドを自分の授業に取り入れるようになります。
すると、生徒たちにも変化が訪れます。英語を楽しむ生徒たちが増えてきたのです!
そしてマホと同じように「確かな上達実感」を味わいながら楽しむ生徒達の姿を見て、マホは新しい方向性に自信を持ちます。
あそ先生の抵抗
そんな矢先、「守る者=あそ先生」が怒りを爆発させます。
勝手に授業内容を変えて新しいことをやっているマホを見て、全力で阻止しようとするのです。
「テストの点数を上げることが全てなんだ!勝手に自分の価値観を生徒達に押しつけて授業の内容を変えるな!教師は決められたことだけやってりゃいいんだよ!」
と、ものすごい剣幕で怒るのです。
あそ先生は、変化を恐れてマホを全力で潰しにかかりました。
立ち上がる生徒達
マホが折れかけたその時、マホのために立ち上がったのは、なんとクラスの生徒達でした!
あんなにやる気のなかった生徒たちが、いつの間にかマホの情熱に動かされていました。
マホはいつの間にか自分が「迷う者」ではなく「導く者」になっていたことに気付きます。
自分の生徒たちが、あそ先生に勇敢に立ち向かって、マホ先生を守ろうとしたのです!
でも、あそ先生は引きませんでした。
「おまえらの将来は俺の裁量次第なんだ!」
と脅すことで、なんとか押さえつけようとします。
そして、
「テストで全員○○点以上取れなかったら、今の教育内容を元に戻すこと」
という厳しい条件を飲ませます。
「戦う者」の誕生
その瞬間から、生徒たちとマホが一丸となって、「戦う者」に変化します。
宿敵のあそ先生を倒すべく、みんなでテスト勉強を頑張るのです。
ところが、あそ先生は自分がピンチになると、あの手この手で結果をコントロールしようとしてきます。
権力の強いあそ先生に追い込まれ、
「もうダメだ!万事休す!!」
と思ったその時!!
学院長とユウキ君が、まさかの行動に出るのです!!
そして物語は、衝撃のクライマックスを迎えます。
・・・クライマックスはぜひ、本編の中で読んでみてください。
絶対に感動します!涙が出ること間違いなし!です。
読む価値のある本
以上が、「もしなる」のざっくりしたストーリーです。
ここまで読んで内容が気になったら、ぜひ本編を読んでみてください。
今回紹介しきれなかった部分も、すごく感動します。
・まさかの、マホとチカコ(助ける者)の大ゲンカ
・ユウキ君と学院長の、知られざる過去
などなど、語りきれないストーリーはたくさんあります。
おそらく読み始めると、止まらなくなると思います。
だからこそ、ゴールデンウィークに読むにはピッタリの本です。
英語学習のためというより、純粋なエンターテイメントとしても楽しめる、極上のストーリーをぜひ味わってみてください。
読んで損することはありません!
「もしなるファンミーティング」を開催します!
5月17日(日)の朝10:00~12:00に、もしなるファンを集めてZOOMを使ったオンライン上の「もしなるファンミーティング」を開催しようと思います。
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