【日本語フレーズを「自然な英語」に変えて話せる!英会話イメージトレース体得法⑦】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
この3つのステップ、
 
 
①まずは僕らが日本語の「プレイヤー視点」でどんな風に文章を作っているのか?をイラストにする。
 
②次に、英語の「誰がどうした視点」でイラストを描き直す。
 
③最後に、イラストに沿って英単語を入れて、文章を読み上げながら指でなぞっていく。
 
 
という流れを繰り返すことで、日本語と英語の視点の違いを強烈に意識することができるようになる本。
 
 
それが、この「英会話イメージトレース体得法」のテキスト最大の特徴です。
 
 
そしてこの本の中には、たくさんの例文と練習問題が入っています。
 
この練習問題がとてもよく練られていて、「日本語表現と英語表現がだいぶかけ離れているもの」を厳選して練習することができます。
 
 

少ない例文をできるだけ濃く

これはどのテキストにも言えることですが、英語は最初のうちは「少ない例文をできるだけ濃く」という学習スタイルの方が身に付きやすいです。
 
 
大量の英文にスピーディーに接することで上達するのは、ある程度の基礎が積み上がった状態の中上級者だけです。
 
 
特に今回のような「日本語と英語の視点の違い」を学ぶトレーニングでは、適当に流しながらたくさんの例文に触れるよりも、1つの例文を濃く深く分析する方が身に付きます。
 
 
その点で、この本には十分な数の練習問題が入っていると感じました。
 
 
 

視点が変わった!

僕はこの本を読んでから、視点が大きく変わりました。
 
特に、日本語の文章が頭に浮かんだ時に、「なぜこういう言い回しになるんだろう?」というのがパッと意識できるようになりました。
 
 
僕は大人になってからやり直し英語を始めたタイプです。
 
 
母国語の日本語の影響を受けずにものごとを考えることはできません。
 
 
何か言おうと思ったとき、瞬間的に日本語が頭に浮かぶのは普通のことです。
 
 
日本語が浮かんだ時に、今までは「なぜこういう言い回しになるんだろう?」とは意識しませんでした。
 
 
意識しないというより、分析の方法が分かりませんでした。
 
 
でも、今回「英会話イメージトレース体得法」を読んだことで、僕の中で日本語を分析する視点が身に付きました。
 
 
「あ、今プレイヤー視点で文章を考えてるな」
 
 
「じゃあこれを英語の視点で考えたら、何を主語にして話せば一番シンプルに伝わるだろうか?」
 
 
というように、視点を常に意識できるようになりました。
 
 
それが、僕にとっての大きな発見でした。
 
 

同時通訳が難しい理由

僕はこの本を読んで、同時通訳が難しい理由が改めてよく分かりました。
 
 
英語と日本語は、単に語順が逆になりやすいというだけではなく、視点そのものが違います。
 
 
プレイヤー視点で話している日本人の意図をくみ取り、同じ視点で聞きながら、同時に英語の視点で「誰がどうした」を描いていく。
 
 
これがどれほど高度な作業か?
 
 
違う視点で話すことさえ難しいのに、同時進行で視点を瞬間移動しながら話すのは、本当に神芸と言っていいぐらいです。
 
 
英語がある程度身に付いてくると、周りの日本人から「英語できるなら、通訳して」とか言われる機会も増えてくると思います。
 
 
でも、ハッキリ言ってムリです。
 
 
英語が話せること=同時通訳ができること
 
 
という図式はまったく成り立ちません。
 
 
僕は英会話スクールで講師として働いていた頃、週1のミーティング中にネイティブ講師と日本人マネージャーの同時通訳をたまにやりました。
 
 
ミーティングは日本人の先生が持ち回りで当時通訳をするというルールがあったのです。
 
 
1回の長さは2時間です。自分の番の日は、この2時間をぶっ通しで同時通訳します。
 
 
でも、僕にとって同時通訳は本当に難しくて、遅いし、間違えるし、終わった後は疲れてクタクタになるしで、「同じ給料じゃやってられん!」という気分になりました。
 
 
他の先生たちは文句を言わずに、上手にやっているように見えました。
 
 
僕は当時、「自分はまだまだ修行が足りないのか・・・」と落ち込みました。
 
 
でも今思い返せば、あれは普通だったんだと思います。
 
今こうして日本語と英語の視点の違いを学ぶと、この2つを同時に行ったり来たりするためには、そのための訓練を長く積む必要があるでしょう。
 
 
週に1回2時間程度のぶっつけ本番の同時通訳では、上達は難しいのは当たり前です。
 
 
そう考えると、同時通訳をやっている人は本当にスゴい訓練を積んでいるんだと思います。
 
 
幼少期を海外で過ごした「完全バイリンガル」であれば、視点の移動は瞬間的にできるのかもしれません。
 
 
でも、一度日本で「プレイヤー視点」にどっぷり浸かった大人が、英語の「誰がどうした視点」に切り替えるのは、それなりに時間がかかるのは当たり前でしょう。
 
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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