From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
僕の書いた本「やり直し英語革命」のレビューの続きです。(今日が最終回です)
第2章では、「実践編」として、第1章でご紹介した7つの近道勉強法を具体的にどう進めるのか?を詳しく解説しています。
このブログの長年の読者さんにはおなじみの、「イメージ英文法」、「音読トレーニング」、「瞬間英作文トレーニング」の3種類の超具体的な解説をしています。
今回は、初心者向け&限られた勉強時間内でトレーニングするということで、取っつきやすく英文自体の難易度が低い「瞬間英作文トレーニング」を先にやるバージョンで解説しました。
もちろん、音読トレーニングを先に持ってきてもOKです。
日本語も声に出せば頭にスーッと入ってくる
今回、僕が強調したかったのは、「日本語で書かれた文法書も、声を出しながら読もう!」というメッセージです。
日本語の本でも、声に出すと理解度がぜんぜん違います。
僕は英語を教える仕事をするようになってから、東大卒などの高学歴のビジネスマンの方々と接する機会が増えました。
そういう方々との雑談になった時、「受験勉強はどうやっていたんですか?」と聞くと、ほとんどの方が「声に出してぶつぶつ読み上げてました。黙読するより短時間で頭の中に入ってくるんですよ。」と言っていました。
それ以来、初心者の方々には「日本語で書かれた英語の文法書を読むときには声出しをしてください」とお伝えするようにしたところ、とても良い効果が現れました。
・「1回通しで読んだだけでも、けっこう頭の中に残りました!」
・「声を出しながら読むと、眠くならないですね!」
・「頭がスッキリした状態で続けられます。」
といった声をいただきました。
そんな経験をしたので、僕も今は新しいジャンル学びの本を読むときには、日本語で書かれた本でもぶつぶつ読み上げるようにしています。
特に、「ハウツーもの」を読むときには、これは有効です。自分が先生と生徒の2役を演じながら講義を進めているような気分になります。
すると、自分が学んだことを人に伝えるときにも、自然と著者と同じような口調で話すようになります。
色々な出版社の本の使い方を紹介
「やり直し英語革命」を書くにあたって、実は一番心配だったのが、「僕がオススメする英語テキストの出版社と著者が、掲載OKを出してくれるか?」でした。
「やり直し英語革命」の中では、7人の著名な先生方の書いた本が登場します。
それらの本を使って、僕が本の中で勧めるトレーニング方法と、各英語テキストの巻頭に書かれている「やり方」が必ずしも一致するとは限りません。
むしろ、ズレていることの方が多いです。
そこを指摘されて、「このやり方でのご紹介はNGです。」とか言われたらどうしよう?
と思いながら、内心ドキドキでした。
各出版社さんとの交渉は、出版社の編集者さんがすべて行ってくれました。
その結果、どの出版社さん(著者さん)からも、快くOKのお返事をいただくことができました。
今回のやりとりで、僕はなんとなく著者の先生方との「つながり」を感じることができました。
英語学習業界では、商売上では著者同士は「ライバル」と言えるかもしれません。
でも、僕の感覚としては、どちらかというと、「日本人の英語力に革命を起こしたい!」という同じ目標に向かって毎日情熱を捧げている「同志」だと感じています。
僕は、他の英語の先生が、僕の提唱するメソッドをレッスンに取り入れて使ってもらえたら嬉しいと思っています。
そういう意味では、この本は「英語を教えている先生」にも読んでもらいたいと思っています。
自分ひとりの与えられる影響力には、限界があります。
でも、全国に散らばる英語の先生たちがつながって、メソッドの交換をし合えば、もっともっとブラッシュアップしていくことができます。
最近は、僕のYouTubeチャンネルの動画で、「もしなる」著者の金沢先生との対談動画をアップしたところ、とても大きな反響があり、「学びの多いお話でした!」という喜びの声をたくさんいただきました。
「英語の先生同士の対談」というのは、今までありそうでなかったような気がします。
今後も、本や動画を通じて、英語の先生たちとの交流をしてけたらと思っています。
「やり直し英語革命」レビュー(完)
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