【自分の英語学習の記録をＦａｃｅｂｏｏｋに投稿するメリット②】

（→前回の続き）

※僕が自分の英語学習記録をFacebookに投稿するようになってから気づいたメリットのシェアの続きです。

最初の頃、僕は自分の投稿を後から見返すことは想定していませんでした。

Facebookのようなスタイルは、SNSの中では「フロー型」と言われています。

日々の投稿はどんどん更新されていき、古い投稿は下に流れていくからです。

また、Ｇｏｏｇｌｅ上でキーワード検索しても、Ｆａｃｅｂｏｏｋの投稿が出てくることはありません。

一度流れていった投稿は、そのまま消えていきます。

厳密にはデータ上に残っていますが、わざわざ探すのが手間です。

一方で、ブログやＹｏｕＴｕｂｅのようなＳＮＳは「ストック型」と呼ばれています。

僕が今、こうして書いているブログサイトも、検索機能が備わっていて、過去の記事をカンタンに探せます。

また、僕が過去に書いた記事が、Ｇｏｏｇｌｅ検索の結果に出てくることがあります。これは、ＹｏｕＴｕｂｅ動画にも言えることです。

ＳＮＳには、このようにストック型とフロー型があるのです。

どちらが良い悪いというのは特にないのですが、スタイルが違います。

ところが、僕がFacebookに英語学習記録を付けるようになってからしばらくして、新しい機能が追加されました。

「数年前の今日の思い出」機能

「過去の自分が投稿した内容」が、ふとしたタイミングで出てくるようになったのです。

たとえば、ある日突然、「５年前の今日、あなたはこんな投稿をしました」というお知らせが表示されます。

そのお知らせをクリックすると、過去の同じ日に、自分が投稿した内容が表示されます。

時間軸はそれぞれで、１年前の今日、５年前の今日、１０年前の今日、など、ランダムに選ばれているようです。

それらの投稿を見ると、すごく懐かしい思い出に感じられるのです。

たとえば先日、僕は松本茂先生と一緒に、紀伊國屋新宿本店で速読速聴英単語Core1900の最新刊、ver.6 の発刊記念セミナーに参加させていただきました。（このブログ記事でもシェアしました）

そのセミナー内では、僕は自分の体験談のシェアとして、

「Core1900をきっかけにニュース英語に興味がわいて、最終的にその上のレベルのAdvanced 1100まで行きました。Advanced 1100のすべてのページを音読で仕上げて、英検１級に合格できました」

とお話ししました。そしたら、その翌日に、なんとFacebookから思い出通知が来て、僕がまさにAdvanced 1100を終わらせた日の投稿が出てきたのです！

なんというタイミングでしょうか！

こみ上げてくる懐かしさ

当時の自分が書いた投稿と写真を見ると、懐かしさがこみ上げてきました。

英語学習に使い続けて今はボロボロになっている「ソニーのウォークマン」が、まだピカピカの状態で当時の投稿写真に写っていました。

あの時の自分にとっては、まさか今のように松本先生と同じステージに立つ日が来るなんて、まったく想像できませんでした。

「あの時、Advaneced 1100 やっといて良かったぁ～！！これがなかったら、英検１級には受からなかったし、今の自分もないな。」

と思わず独り言をぶつぶつ言ってしまいました。

今の記録は、数年後に価値が上がる

それ以外にも、

・TOEICで始めて９７５点を取れた時の喜び

・英検１級の１回目のチャレンジで落ちた時のくやしさ

など、色んな思い出の投稿が定期的に表示されます。

当時はあまり気にせず、思ったことをそのまま書いて投稿していましたが、今、自分の学習記録を見返すと、すごい価値を感じます。

当時の自分が何を考えていたのか？

どんな気分で英語を勉強していたのか？

それが手に取るように思い出せるのです。

懐かしさがこみ上げてきて、ちょっと感動してしまいます。

英語学習は、続けようと思えば一生続けられる、終わりのない旅です。

だからこそ、たまに立ち止まって、自分が歩んできた道のりを振り返りながら、思い出に浸る時間も必要だと思います。

それが、今日のテキストで新しいページを音読するモチベーションにつながるからです。

「あの頃に比べたら、今はだいぶ遠くまで来たな。最近伸び悩みを感じていたけど、以前に比べたら、だいぶ伸びているじゃないか。自分のホメてあげないとな。」

と思うようになるのです。

僕は、ここしばらく自分の英語学習記録は、ストック型のブログ記事やYouTube動画でのシェアをしてきました。

Facebookの方には、ここ数年学習記録を投稿していませんでした。

でも、ブログやYouTubeには、「昔の思い出をお知らせする機能」はありません。自分で積極的に検索して、探しに行く必要があります。

自分が忘れた頃にむこうから知らせてくれるのは、Facebookならではの機能です。

僕はこれから、自分の英語学習記録を、Facebookにも再び投稿しよう！と決意しました。

もちろん、毎日細かくつけるのではなく、テキストを１冊終わらせたタイミングなど、節目で心境を書いて投稿しようと思います。

それが、５年後、１０年後の自分に届いた時に、大きな心理的影響を与えることでしょう。

もし、あなたもFacebookアカウントを持っていたら、英語学習の節目での投稿は、オススメです。

・新しいテキストを買ってやり始めたタイミング

・１冊終わらせたタイミング

・TOEICの点数が少しアップしたタイミング

・受けた英検に合格したタイミング

・オンライン英会話レッスンを受け始めたタイミング

など、自分の中の節目で、その時の自分の心境を投稿すると、未来の自分を勇気づけることができるでしょう。

もし、投稿して人に見られるのが恥ずかしい場合は、ノートなどに日記として書いて、年に１回ぐらい見返すのもアリです。

紙のノートの方が、見返しやすいと思います。

自分の学習を節目で記録するのは、モチベーションアップに効果的です。

（完）

 

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