from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※僕の愛用している英語学習ツールのiPadが、突然電源が入らなくなった体験談の続きです。
アップルストアの接客予約をして、待っている間、僕は精神を落ち着けてベストな選択をできるように考えました。
まず、妻のサヤに電話して状況を説明しながら、「何が自分にとってベストな選択肢なのか?」を一緒に考えてもらいました。
前回は初めてのiPadだったので、とりあえず最大サイズの最上級モデルを買って、10年使うつもりで投資しました。
でも、2年半たった時点で動かなくなりました。
こんなに早く壊れるなら、あまり高いモデルに買い換えるのは良い決断とは言えません。
かといって、iPad無しでは仕事も勉強も超不便になるほど、生活に浸透してしまっています。
もし、修理品(本体交換品)を8万円払って手に入れたとしても、なんと保証期間はたったの90日間です。
3ヶ月目以降にまた壊れた場合、たとえ自然故障でもまた交換に8万円かかってくるそうです。
これはもう「壊れたときには黙って新しいモデルに買い換えな」というアップルからのメッセージに思えます。
とりあえず、iPadの中で一番安いモデルは何か?を考えたところ、
・無印iPad(10.2インチ)
・iPadミニ(8.3インチ)
の2つが選択肢に出てきました。
iPadミニは、サヤがふだん使っていて、その絶妙なサイズ感と軽さが、うらやましいと感じたことが何度かありました。
無印iPadは、iPad「プロ」や「ミニ」などの追加の名前がないもので、一番ベーシックなモデルです。
どちらも、今回の手持ちiPadの修理代金(交換代金)の8万円よりも安く済みます。
僕は、とりあえずこの2機種に絞って店員さんの説明を受けることにしました。
現物を触った感想
予約の時間が来ました。
アップルストアにまた戻って、店員さんの接客を受けながら、2機種のモデルを触りました。
iPadミニの最新モデルは、思った以上に小さく感じました。
今までの12.9インチに比べて、8.3インチの画面は体感では半分ぐらいのサイズ感です。
僕はiPhoneを一番デカいモデル(12 Pro MAX)にしているので、違いが感じづらいことに気付きました。
一番安い無印iPadは、サイズはミニより画面サイズが大きくて、性能もテキストを見る用途では十分なようです。
一番安いモデル(64GBのWi-Fiモデル)の値段は、3万9,800円です。コスパという点では、iPadシリーズの中で最強です。
ただ僕の体感では、10.2インチのサイズも、やはりだいぶ小さく感じました。
それに、これまで使っていたiPadプロと比べると、価格差が大きいので、性能の差がどれだけあるのか?気になります。
これぱっかりは、お店で触るだけでは分からず、実際の環境で使ってみないと分かりません。
あまりにスペックを落とすと、満足できずに使わなくなってしって、逆に投資がムダになるのでは?という不安もあります。
僕はふだん、買い物で迷うことはないのですが、今回のiPadだけはかなり迷いました。
第3の選択肢
すると、そんな迷っている僕の姿を見て、店員さんが第3の選択肢を出してきました。
それが、「iPadエアー」です。
ちょうど先週発売されたばかりの新モデルだそうで、サイズは10.9インチと、無印iPadよりも一回り大きいです。
さらに「M1チップ」という部品を搭載していて、性能はノートパソコンに匹敵するとのことでした。
僕は同じM1チップを積んだMacBookエアーを1年半ぐらい使っています。
M1チップは、確かに高性能なのは間違いありません。
それでいながら、値段は今回の修理代金と同じぐらいです。
店員さんの魅力的な提案
僕がiPadエアーに心をひかれている僕の姿を見て、店員さんは魅力的な提案をしてきました。
店員さん:「アップル製品は、買ってから14日間以内なら、無条件で返品ができますよ。
たとえば、今日このエアーを買って帰ってすぐ使い始めて、後日またお手持ちのiPadの修理ができるかどうかの検査をしていただく、というのはいかがでしょうか?
うちのエンジニアが専用の機械を使って精密検査をします。もしお手持ちのiPadが復活したら、その時点でこのエアーを返品することもできます。どんなに使っていても、14日間以内なら無償で返品します。」
僕はこの魅力的な提案に、背中を押されました。
僕:「え!そうなんですか。じゃあ、とりあえず今日このエアーを買って持って帰ろうかな。精密検査の予約は、明日できますか?」
店員さん:「少々お待ちください。・・・はい。明日はこの選択肢の中からお選びいただけます。」
僕:「分かりました。では、明日の午後3時半で予約お願いします。」
店員さん:「かしこまりました。では、また明日、お待ちしています。ありがとうございます。」
僕はiPadエアーを買って、アップルストアを出ました。
僕の中で、3つのシナリオが出てきました。
①明日の検査で手持ちiPadが完全復活して、エアーを返品する。(これがベストな結末)
②明日の検査で手持ちiPadが一瞬復活して、でも今後はまたいつ壊れるか分からないから、中身の書類データだけエアーに移して、手持ちiPadは処分する。(出費はあるけど、納得できる結末)
③明日の検査で手持ちiPadが復活せず、データも取り出せないまま、処分することになる。エアーには、またゼロから書類データを入れ始める。(出費も手間もかかる結末)
僕は、運を天に任せて、エアーを持って帰りました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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