From 師範代Shinya(新村真也)
「電子辞書」と聞いてパッと思い浮かぶ形は、長方形で平べったい、ノートパソコンを小さくしたようなデザインだと思います。
パカッと開くと上側に液晶画面があって、下側にキーボードが並んでいます。
キーボードにスペルを打ち込みながら、英単語の意味や発音を調べていきます。
僕も英語学習を始めてから10年以上、ずっとこのキーボードタイプの電子辞書を使ってきました。
このキーボードタイプには、ちょっとした弱点というか、面倒だなと感じる部分がありました。
それは、「スペルを打ち込む作業」です。紙の辞書を引くことに比べれば速いのですが、それでもちょっともたつくことがありました。
特に、スペルの長い英単語は大変です。
電子辞書で調べる英単語というのは、自分の知らない英単語です。
初めて見る英単語のスペルをキーボードで打ち込む場合、打ち間違える確率が高くなります。
スペルを1文字でも打ち間違えると、違う英単語の候補が出てきてしまったり、候補そのものが出てこなくなってしまいます。
もちろん、電子辞書には「スペルチェック」という機能もあります。
正確なスペルが分からなくても、とりあえずそれっぽいスペルで打ち込めば、検索をかけてくれます。
ただこのスペルチェック機能もイマイチ使いづらいと感じることがあります。
①スペルチェック機能を使うには、モードを切り替えなくてはならない。
②似たスペルの英単語候補が多い場合、データの検索処理に時間がかかることがある。
③出てきた候補があまりに多い場合、その中から自分が調べたい英単語を選ぶのが面倒。
以上の3点から、僕は知らない英単語を調べるのにスペルチェック機能を使うことはほとんどありません。
たまに自分が覚えている英単語の正確なスペルを忘れてしまった時に使うぐらいです。
そんな経験を10年以上してきた僕としては、
「キーボードで打ち込まなくても、パッと一瞬で英単語の意味と発音を調べられる電子辞書が発明されたらいいなぁ・・・」
と思ったことが何度かありました。
ペン型電子辞書の登場
僕と同じことを思っている人が一定数いるようで、数年前には「ペン型の電子辞書」が登場しました。
ペンでなぞるだけでスペルを読み取って、ペンに付いている細長い液晶画面に意味などが表示されます。そして発音してくれます。
ペン型電子辞書では、シャープの「ナゾル」が代表です。今は2が出ています。
「ナゾル2」
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これが出たときには、僕は電器屋さんの売り場でウキウキしながら触っていました。
でも実際に売り場で試してみて、「キーボードタイプと比べて手間はあまり変わらないな」と感じてしまいました。
それは、「文字をなぞる」という作業が僕にとっては面倒だったからです。
僕が売り場で試した限りでは、
①なぞるスピードが速すぎるとエラーになって読み込んでくれなかった。
②意味を知りたい英単語の上だけで、なぞる範囲をうまく調整するのが難しいと感じた。
③液晶画面が小さくて見づらいと感じた。
という3点が気になりました。
「キーボードをなくす」というコンセプト自体はとても気に入っていたのですが、「文字を丁寧になぞる」という作業が僕にとってはキーボードを打つのと同じくらい面倒だと感じてしまったのです。
もちろん何を面倒だと感じるかは個人差もありますので、あくまで僕の場合です。
そんなこともあって、僕はペン型電子辞書を買うことはありませんでした。
そして今回、まったく新しいタイプの電子辞書が出たのです。
見た目は電子辞書には全く見えない、不思議な形をした機械です。
この電子辞書は、キーボードを打ち込む必要もなく、なぞる必要もありません。
最新のテクノロジーを使うことで、
「英単語を指さすだけで発音と意味を知ることができる」
そんな電子辞書です。
・・・つづく。
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おぉぉぉ♬
何でしょうこれは!!
最初Shinya先生がこのblogに貼る画像を間違えたのだと思っていましたよ(^^
このblogを最後まで読むまでは。。。
なんだか興味津々です!
これはかなり面白いですよ!