from 師範代Shinya
(→前回の続き)
・山登りタイプ=1年で達成したいゴールを決めて、そこからブレイクダウンした中間目標と行動を決めるのが好きなタイプの人。
・川下りタイプ=ゴールを決めずに、流れに身を任せながら、その時々に興味があることを楽しみながら進むのが好きなタイプの人。
あなたは、どちらのタイプでしょうか?
ちなみにこれは、どちらが良いとか悪いとかはなく、やり方の違いなので、得られる結果に差が出るわけではありません。
また、その時期や状況によって、タイプを使い分けるのもアリです。
たとえば、
「年内にどうしてもTOEICで600点取らなければ、昇進できない」
とか、
「年内に英検準1級に合格しないと、社内留学のチャンスを失ってしまう」
といった、ハッキリとした数字で示されるものは、山登りタイプのアプローチの方が、相性が良いことが多いです。
逆に、「英語がペラペラになる」とか、「外国人と楽しくおしゃべりする」といった、感覚的な部分が目標になっている場合は、川下りタイプのアプローチの方がうまくいく確率が高いでしょう。
僕のタイプ
僕自身は、おそらくベースは川下りタイプです。
28才でやり直し英語の勉強を始めた時には、英語のゴールなど何もありませんでした。
ただ僕は、「彼女が欲しいから、新しい出会いができる場に身を置きたい」という欲求があっただけです。
女性と出会える習い事ランキングとして、雑誌のランキングで2位になっていたのが、たまたま「英会話スクール」でした。
でも、女性との出会いを得られる場所は、別に英会話スクールではなくても良いわけです。
婚活パーティーや恋活パーティーなどに参加した方が、もっとダイレクトに目的達成できるでしょう。
でも、婚活&恋活パーティーの開催日時は、必ず週末の昼の時間帯でした。
当時の僕はジーンズショップの店長をしていたので、週末は仕事でした。
だから、自分にとって定期的に通える確率が高い英会話スクールに通い始めた、というのが本音です。
僕は学生時代から勉強が大キラいで、高校卒業と同時に社会に出て働き始めました。
もし、僕が今からタイムスリップして当時の自分に向かって、
「おまえは5年後に、英検1級を取るよ。TOEICも900点を超えるよ。さらに、英語を教える先生になるんだよ。」
なんて言っても、決して信じなかったでしょう。
その場その場で、楽しそうな方向に向かっただけ
僕はただ、その場その場で楽しそうな方向に向かって、時間と労力を使いました。
英会話スクールの体験レッスンは、とても楽しかったので入学を決めました。
その後外国人バーに通い始めたのは、やっぱり楽しそうだったからです。
英会話スクールや外国人バーで知り合った友達は、僕より英語力が高くて、一緒に勉強するの楽しいと感じました。
彼らがオススメする英語テキストを買って、自分もやりながら「あーでもない、こーでもない」と議論する時間も楽しいと感じました。
(当時オススメされたテキストで一番短期間で効果が高かったのは、DUO3.0です。)
自分たちの英語力がどのレベルまで行けるか分からないけど、「行けるところまで行ってみようぜ!」というノリが楽しかったのです。
行き先を決めた理由
その後、日本を飛び出して海外にビジネス留学することに決めたのも、英語友達が留学を経験した話を聞いて、「これは楽しそうだ!」と思ったからです。
留学先をカナダに決めたのは、僕のお気に入りのネイティブの先生たちがカナダ出身だったからです。
こんなにフレンドリーな先生が生まれ育った国なら、行ってみたいかも!と思ったのです。
カナダの中でも行き先をバンクーバーにした理由は、
・人種が多様なので、差別がない
・銃が違法なので、一般人で銃を持っている人がいない
・警官の数が多く、安心感がある
という、治安面が魅力だったからです。
これらはすべて、事前に調べたのではなく、その場その場で人に聞いて、得た情報で決めていきました。
英語学習を始めてから3年後には、仕事をやめてカナダに留学する自分の姿など、当初はまったく想像できなかったのです。
しかも、帰国後に何をやりたいか?などはまったく考えていませんでした。というか、考えようとしたけど思いつきませんでした。
留学中に、自分の考えやものの見方がどう変化するのか?
事前に予測することはできなかったからです。
ここまでの流れは、完全に川下りタイプの典型例です。
それでも英語力はちゃんと上がっていったので、このやり方でも学習効果はあると思います。
・・・つづく。
※新年の英語学習目標を、僕と一緒に立てるセミナーを1月に開催します。山登りタイプでも、川下りタイプでも効果のある内容です。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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