from 師範代Shinya
英検2級レベルを目指す人にとって、音読用のテキスト選びで迷うことが多いです。
というのも、英検2級の長文はトピックがフォーマルなものが多いからです。(社会問題など)
内容に興味が持てないと、音読素材としては使いづらくなります。
また、下地知識がない英文は、頭に入ってきづらいです。
そんな時に使える音読テキストとして登場したのが、2018年4月に発売された「音読JAPAN」でした。
収録されている英文のトピックはすべて「日本文化」についてなので、僕たち日本人には下地知識があります。
また、たまに「へぇ~!そうなんだ!」とつぶやきたくなるような新しい知識も入れてあるので、読み物としても面白いです。
それでいながら、英文の長さ、文法レベル、英単語レベルは、英検2級に対応するハイレベルなものです。
実際に英文を見てみると、英文のレベルはかなり手応えのあるものです。
英検2級レベルの英語力を目指す人にとっては、長文読解力を身に付けるのに最適です。
英語の勉強をしている人の中には、「英会話を身に付けて、外国人に日本文化を伝えたい」と思っている人がたくさんいます。
そんな人達にとっては、覚える価値のある例文が詰まっているのが、音読JAPANのテキストでした。
2022年7月に改訂版が発売
そして今年7月に、音読JAPANの改訂版が発売されました。
今回の改訂内容は、車で言えば「マイナーチェンジ」に相当します。
見た目やエンジンなどの中身に大幅な改訂を加えるのではなく、部分的に細かく小さく改良して、より使い勝手を高めるのが、マイナーチェンジです。
マイナーチェンジした車は、一見違いが分かりにくくて地味な改良に見えます。
でも実際に運転してみると、すごく快適になっていたりします。
今のモデルの見た目や性能が気に入っている場合は、マイナーチェンジの方が嬉しかったりします。
というのも、見た目や中身を大幅に変えるフルモデルチェンジは、まったく別物の車になってしまって、魅力が半減することが多いからです。
僕の愛車の体験談
僕の愛車は、トヨタのbBという車でした。
小型ファミリーカーのヴィッツをベースに、外側だけ変えて若者向けにして売り出した車でした。
角張った箱のようなデザインが当時は斬新で、ヴィッツと同じパーツを使って製造コストを抑えていたので、価格も安めでした。
登場してすぐ、若者を中心に爆発的に売れたそうです。
当時は僕も20代なかばだったので、この角張ったデザインがカッコいいと感じました。
ところが、その後bBはフルモデルチェンジをして、特徴的だった角ばりデザインが、丸っこいデザインに変わってしまいました。
パッと見が軽自動車っぽくなって、ファミリーカーの雰囲気が出てしまったのです。
その結果、若者からは人気がなくなってしまいました。
僕の担当セールスマン方も、このモデルチェンジには困っている様子でした。
その後も、何度かモデルチェンジを繰り返しながらも、あまり魅力的な変化がなく、初代の角張ったモデルが中古市場で高値が付きました。
僕は結局、買い替える意欲が湧かずに、初代モデルを16年乗り続けました。
車の世界でそんな経験をしてきた僕にとっては、マイナーチェンジの方が良いイメージがあります。
そして今回の音読JAPAN改訂版も、マイナーチェンジなので好印象です。
2018年の時点ですでに完成されていた英文が、さらにブラッシュアップされた感がります。
今回の主な変更点
音読JAPAN改訂版の主な変更点は、次の3つです。
1.数値データ
2.表現(PC語)
3.時事ネタ
この3つが、英文の変更点です。
さらに、スマホ時代に合わせて音声もCDではなく、ダウンロード式になりました。
しかも、各ページにQRコードが付いて、1トラックずつ再生できる、便利なやつです。
僕は、今回のマイナーチェンジは、かなり使い勝手が増していると感じます。
次回の記事で、詳しくレビューしていきます。
・・・つづく。
↓↓↓
(↑クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す