From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕が最近オンライン英会話を始めた体験談の続きです。
初めてのオンライン英会話の体験レッスンの相手は、ナイジェリアの39才の男性でした。
「レッスンを開始する」というアイコンをクリックすると、すぐに画面と音声がつながりました。
今年に入ってから、僕は公私ともにオンライン会議システムの「ZOOM」を使って話す機会が増えているので、この流れにはあまり抵抗感がありませんでした。
回線がつながると、パソコン画面に黒人男性の顔が映し出されました。
彼の名前はPさん。
Pさんは大きな声で、元気よくあいさつしてくれました。
僕らはお互いに自己紹介した後、Pさんの方が僕の仕事や生活についてあれこれ質問してきました。
Pさんはテンション高めで、常に会話が続くように盛り上げてくれているのが感じられました。
僕の方も、Pさんの日常生活に興味があったので、Pさんの生活環境についてあれこれ突っ込んで聞いてみました。
Pさんは結婚していて、1才半の息子がいるとのことでした。
その息子の泣き声がけっこう大きくて、別の部屋にいるにも関わらず、かなり大きなボリュームで聞こえてきました。
Pさんは自宅から通信しているので、英会話の最中にどうしても息子の泣き声が入ってしまうと言っていました。
確かに、オンライン英会話レッスンをするために自宅とは別に部屋を借りてWi-Fi環境などを整えたら、設備費だけで赤字になってしまうでしょう。
僕にとってはこの背景雑音も「リアルな英会話環境」と捉えられます。
特に外国人バーなどでは、ものすごい大音量でBGMが鳴っている中で、耳をこらしながら相手の英語を聞かなければなりません。
また、酔って大騒ぎしているグループの隣にいたりすると、なおさら英語は聞きづらいです。
僕は以前、そんな環境で試合をしていたので、今回のPさんの息子の泣き声はまだマシな方でした。
ただ、人によっては「うるさくて聞き取れない」「もっと静かな環境で話して欲しい」と思うかも知れません。
Pさんの話す英語は思ったよりなまりが少なく聞き取りやすくて、聞き返す必要を感じるシーンはほとんどありませんでした。
世界共通語の英語
ナイジェリア在住のPさんとの会話は、かなり楽しめました。
お互いの現状~将来の夢や目標まで、けっこう濃い会話ができて満足でした。
話しながら僕は改めて「英語は世界共通語として便利だな」と感じました。
ネイティブと高速&ハイレベルな内容で話す試合も楽しいですが、こうやってお互い母国語が違う者同士で語り合うのも、英語の醍醐味です。
特にアフリカのような、旅行でも行ったことのない地方の人とこうしてオンラインで1対1で会話できるのは、楽しいと感じました。
2人目もアフリカ!
すっかり気をよくした僕は、翌日もさっそくレッスンを予約しました。
2人目もアフリカのエリアから選びました。今回はカメルーン在住のBさんです。
Bさんはプロフィール写真ではおとなしそうに見えましたが、実際に話してみると驚くほど元気なキャラで、超ハイテンションな会話が続きました。
僕の言ったことに対して、かなり大きなリアクションをしてくれて、話していて気持ちが良いのです。
おそらくBさんは、英会話初心者にも向いていると思いました。
これだけ明るく元気にリアクションしてくれれば、英会話の経験値が少なくて自信がない人でも「ちゃんと話せている感」を感じられると思います。
実際、後でBさんの評価コメントを見たら、
「初心者の私でも話しやすかった」
「話の内容や英語レベルをこちらに合わせてくれて、気楽に話せた」
などの高評価コメントが多くありました。
通信速度だけが難点?!
ひとつだけ難点をあげるとすると、1人目のPさんも2人目のBさんも、ネットの通信速度が遅めらしく、画像がけっこう荒くなったり、カクカクすることが多くありました。
特に2人目のBさんは、顔の表情が確認できないほどドットが荒くなってしまうことがありました(笑)
初代ファミコンのスーパーマリオ並みのドットの荒さで、僕は途中で笑いをこらえられず吹き出してしまいました。
でも、音声に関してはほとんど途切れずに聞こえたので、会話自体は問題ありませんでした。
とりあえず、アフリカの2人は音声は問題なし!ということで、僕のお気に入りリストに入れました。
・・・つづく。
コメントを残す