from 師範代Shinya
英語を話す力を養うトレーニングの代表格と言えば、「音読トレーニング」です。
英文を繰り返し声に出すという、とてもシンプルなトレーニング方法ですが、効果は確実です。
音読をするだけで、
①文法力
②英単語力
③発音スキル
④読解力
⑤スピーキング力
この5つの力を同時に延ばしていくことができるのです。
僕も音読トレーングは18年間続けていますが、シンプルながら奥深いのが音読トレーニングの魅力です。
自分のレベルや興味の変化に合わせてテキストを替えることで、音読トレーニング自体は飽きずに続けられています。
これを読んでいるあなたも、毎日音読トレーニングを続けているかもしれません。
ただ、音読トレーニングは何も考えずにやっていると、効果が半減してしまうことがあります。
音読トレーニングの落とし穴
中でも一番やりがちなのが、
「ボーッとしながら、お経を唱えるように音読してしまう」
ことではないでしょうか?
僕も他に考え事などをしながら音読トレーニングしていると、すぐにお経になってしまいます。
きっとあなたも、何度か「無意識レベルでお経を唱えるモード」で音読してしまった経験があるでしょう。
残念ながら、お経のような音読を繰り返しても、上達実感が得られにくくなってしまいます。
もちろん、お経音読でも効果がゼロではありません。
口の筋肉は動いているので、「③の発音スキル」を上げる効果はあります。
でも、記憶力に関わる部分である「①文法力」や、「②英単語力」、「④読解力」、「⑤スピーキング力」などは、やはりお経音読では、なかなか身に付きづらくなってしまうのです。
音読トレーニングはシンプルな分、ちょっと気を抜くと集中力が途切れてしまいがちになります。
英語力=集中力×時間
英語力を上げる公式は、
集中力×時間
です。
「集中力を保った状態で行う勉強」を、ある程度の時間続けるこで、効果が出ます。
時間だけを長くかければ良いわけではないのです。
逆に、集中力を高めた状態で音読できれば、短い時間でも大きな効果を感じることができます。
会社の昼休みなどの限られた時間を利用して音読した場合、集中力が高まって、家にいる時より充実したトレーニングになることがあります。
音読の効果をアップさせるためには、回数を増やしたり時間を長くすること以上に、
いかに集中力を高めた状態で音読するか?
を意識した方が、効率的なのです。
そして最近、この集中力と記憶力を高めるの
に最適な音読テキストが発売されました。
それが、横山カズ先生の名著「パワー音読トレーニング」シリーズです。
すごく有名なシリーズなので、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
名著の復刻版
実は今回ご紹介する「パワー音読トレーニング」シリーズは、復刻版になります。
もともとDHC出版というところから出ていたベストセラー本だったのですが、DHC出版がなくなってしまったため、惜しまれながらも絶版になっていました。
出版社のサイトが消滅したことで、音声データがダウンロードできなくなったり、アプリが使えなくなってしまったりと、中古で買った人には苦しい状況でした。
そこで今回、Gakken(学研)から復刻版が発売されたのです。
①入門編(初級)
②英会話編(中級)
③ビジネス編(上級)
の3レベルが発売されました。
今回、新しく発売されたばかりの「パワー音読トレーニング」シリーズの3冊のサンプルを出版社からお送りいただいたので、3冊とも詳しくレビューしようと思います。
・・・つづく。
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(やり直し英語達成道場 師範代)
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