【中学英語でジョークが言えるようになる本②】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※中学英語で英語のジョークが言えるようになる本、「一人二役英会話」のレビューの続きです。
 
 
この本のポイントは、とにかく「カンタンな英語で書かれていること」です。
 
 
文章は短くて、文法も中学英語の範囲内です。
 
 
使われている英単語も、ネイティブにしか分からないようなカジュアルな俗語や放送禁止用語などは一切入っていません。
 
 
日常生活で使う、ふつうの言い回しだけです。
 
 
また、この本のタイトルの上には「クスッとフレーズで心が近づく」と書いてあります。
 
 
決して「大爆笑フレーズで~」とは書いてありません。
 
英語もジョークも、高度な部分を目指していないのがミソです。
 
 
そういう点で、英語初心者&ジョーク初心者にもハードルが低い作りになっています。
 
 

「英語落語」で有名な、桂かい枝さんのアイデア

 
この本の帯には、「英語落語」で有名な、桂かい枝(かつらかいし)さんの顔写真と推薦文が載っています。
 
 
「僕もパクりたくなる、おもしろ英文満載!」
 
 
という吹き出し付きです。
 
 
かい枝さんは、世界27カ国を英語落語で爆笑させたことで有名です。
 
 
僕が英字新聞を読んでいた頃、ニュースで取り上げられて話題になっていました。(確か、かい枝さんの連載コーナーもあった記憶があります)
 
 
そんなかい枝さんのアイデアで、この本は「ジョークの本」になったそうです。
 
 
著者の浦島久先生は、最初はこの本をジョーク本としてではなく、ふつうの英会話練習本として出すつもりだったそうです。
 
 
セリフ台本にもジョークは入っていませんでした。日常のやりとりを、Aさん&Bさんの2人会話でまとめた本にするつもりでした。
 
 
タイトルにもある通り、「一人二役で英会話」というのが元のコンセプトです。
 
 
人と会えないコロナ禍の英語練習法は、いかに一人で会話用のインプット練習をするか?が大事になってきます。
 
 
もちろん、人と直接会わなくてもオンライン英会話ができます。
 
 
でも、オンライン英会話はあくまで「アウトプットの場」です。
 
 
ふだんのインプットトレーンニングをしないで、アウトプットだけしていても、英語力は上がりません。
 
 
浦島先生が作りたかったのは、「家で一人でできる英会話用のインプット練習テキスト」です。
 
 

一人二役のプロフェッショナル

 
「一人二役で演じるプロ」と言えば、落語家です。
 
 
落語家は、声のトーンや顔の表情、上半身の動きなどをうまく使って、一人で違うキャラを上手に演じ分けます。
 
 
落語界で「英語で演じる第一人者」といえば、桂かい枝さんです。
 
 
もともとかい枝さんと交流のあった浦島先生は、本の台本をかい枝さんに見てもらいました。
 
 
すると、かい枝さんから「せっかくだから、すべての英文にオチを付けては?」という言葉が返ってきたそうです。
 
 
そして生まれたのが、この本なのです。
 
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もともと「ジョーク本を作ろう!」と思って書き始めた本ではないからこそ、内容が初心者にとってハードルが低い作りになっています。
 
 
「英語も笑いも、いきなりハードルの高いところを目指さない」
 
 
というコンセプトが、他の英語ジョーク本と違うところです。
 
 

ネイティブの先生の視点も

 
ちなみにこの本は、浦島先生とネイティブのアーロン・クラーク先生との共著です。
 
 
そういう点で、この本は英語のネイティブの先生の視点も入っています。
 
 
アーロン先生のプロフィールを見ると、英語の先生になる前には、フリーランスのライター&コミュニケーション・コンサルタントとして働いていた経験もあるそうです。
 
 
コミュニケーション・コンサルタントという名前の響きからすると、アーロン先生はおそらく英語でのコミュニケーションのプロです。
 
 
今回の英会話の本を作るのに役立つ知識とスキルを持っているのではないか?と推測できます。
 
 
この本は、浦島先生と桂かい枝さん、そしてアーロン先生という、3人のプロフェッショナルのアイデアで生まれたテキストです。
 
 
次回の記事では、実際にどんな内容になっているのか?を一緒に見ていきましょう。
 
 
・・・つづく。
 
 
P.S.
6月27日(日)夜19:00~20:30に、この本の著者の浦島先生と、この本の推薦文を書いている「英語落語家」の桂かい枝さんのお二人のコラボセミナーが開催されます。(オンライン開催:Zoom)
 
 
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