from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※僕が17年間使い続けたシチズンの時計が初めて壊れた体験談の続きです。
近くの大型電器屋さんの時計コーナーに持って行きました。
店員さんにチェックしてもらったところ、中の部品に塗られた油が切れていて、さらに電池のパワーが落ちているのでは?という見立てでした。
分解することなく、時計の挙動を見ただけでそこまで予測できるとは、さすがプロです。
その後、僕が知らなかったことをたくさん教えてもらえました。
・腕時計は、10年ぐらいに一度はオーバーホール(分解掃除)をしないと、動きが悪くなっていく。
・ソーラー電池は、一生動き続けるわけではなく、寿命がある。だいたい10年前後使っているとパワーが落ちてきて、最終的には使えなくなる。そうなったら、交換が必要。
今は、中の部品の油が切れて動きに抵抗が生まれて、加えて電池のパワー不足で動きが鈍っているように見えるので、メーカー修理しか直す手は無い、と言われました。
修理費は、どの部品を交換するかにもよりますが、だいたい1万円台後半~5万円台後半までと、幅があるそうです。
とりあえずメーカーに一度出してみて、先方から修理代の金額を教えてもらってから、決めても良いと言われました。
そこで僕は、その場で修理に出しました。
修理期間は、約1ヶ月~1ヶ月半かかるそうです。
修理期間に感じた不便さ
17年間、毎日使い続けてきた腕時計を初めて修理に出して、僕は自分がいかに腕時計に頼ってきたかを痛感しました。
仕事中に、日付や曜日をチェックする機会が1日に何度かあるのですが、そのたびに、腕を見て「あっ!腕時計はなかったんだっけ!」と気づくのです。
ほとんど無意識レベルの習慣になっているので、気づいてもまたすぐにやってしまいます。
最近は、スマホで正確な時間をチェックできるので、腕時計をしない人が増えていると聞きました。
でも、僕にとってはスマホでは代用できません。
スマホの場合は、①スマホをポケットやバッグから取り出して、②電源ボタンを押す、という2ステップがあります。
これが1日に何度も重なると、けっこう面倒です。
さらに、LINE着信やお知らせバナーが画面に出ていると、気が散って集中力がそがれます。
僕は今でも英語学習に電子辞書を使っている理由は、「それ以外の機能が一切付いていないから」です。
腕時計も、時間と日付と曜日を確認する以外のことができないので、集中力がそがれません。
僕は、そこが気に入っています。
修理期間に、腕時計なしでどうやり過ごすか?すごく悩みました。
想像していた以上に不便を感じたのです。
失って分かる、ありがたさですね。
代替の時計の選択肢
修理期間の1ヶ月の間に、わざわざ新しい時計を買うのはもったいないです。
もし、無事修理ができて返ってきたら、それしか使わなくなってしまうだろうからです。
そこで最初は、上の娘の腕時計を借りて使うことを考えました。
ハローキティーのピンク色のデジタル腕時計です。
おもちゃとはいえ、ちゃんと動く腕時計で、腕のバンドもゴム製で伸縮性があり、長さ調整も自由にできるので、大人の手首にもはまります。
さすがにこれをつけて人前に出ることはできませんが、普段使いならイケるのでは?と思いました。
おもちゃの時計のデメリット
ところが、いざ着けてみると、派手なピンクのあまりの存在感に、すごい違和感がありました。
厚みもあるので、服の袖から常に出てしまい、常に自分の腕にピンクのものが乗っかっているのが、視界の片隅に入ってくるのです。
子供用のおもちゃ時計は、「腕に着けている感を、子どもが常に実感できること」が求められるので、こうなっているのでしょう。
でも、僕にとっては、このピンク時計の存在感は、集中力をそがれます。
僕はあきらめて、別の選択肢を探すことにしました。
・・・つづく。
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