【人生で初めて時計を修理に出して気づいたこと⑥】

 from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

※僕が17年間使い続けたシチズンの時計が初めて壊れた体験談の続きです。

新しく手に入れた中古のダニエル・ウェリントンの腕時計をしばらく使い続ける間に、修理に出していたシチズンの腕時計の見積金額が出ました。

結果は・・・

1万8,000円(税込み)

でした。

店員さんによると、これは最低金額のラインだそうです。

ここを基準に、上は5~6万円ぐらいが平均だと聞きました。

けっこう高いですね。

6万円払うなら、僕が17年前に新品を買った時と同じ金額になってしまいます。

1万8,000円はその中では安いとは言え、僕が今使い始めたダニエル・ウェリントンの腕時計の中古価格1,490円と比べると、10倍以上の価格差があります。

果たして、そこまでの価値があるのか?

僕は修理を続行してもらうか、諦めて送り返してもらうか、決断しなければなりません。

でも実は、修理金額を聞く前から、僕の中でうっすら答えが出ていました。

「やっぱり、シチズンのこの腕時計じゃないと、仕事がしづらい。満足できない!」

と感じたのです。

日付&曜日の同時表示

以前の記事にも書きましたが、僕がこのシチズンの腕時計で気に入っていたポイントは、日付&曜日の同時表示機能でした。

僕は日々の仕事で、メルマガや動画セミナーの配信日をセットする作業が必須です。

セットした配信日の最終チェックをする時に、時間と曜日の両方を確認するようにしています。

この時に、無意識に腕時計を見てしまうのです。

そして、腕に付いているダニエル・ウェリントンの時計を見て、

「あっ!これは日付も曜日も表示されないんだった・・・」

と落胆する自分がいるのです。

その後、パソコンのカレンダーアプリで曜日と時間を確認して、メルマガをセットします。

このひと手間が、けっこう集中力をそがれるのです。

スマホの画面で確認する方法もありますが、スマホは色んな着信表示が出てくるので、もっと集中力がそがれます。

そのため、スマホで曜日と日付を確認するというのは、本末転倒になってしまうのです。

さらにもう1つ、これまでたいして意識していなかったけど、なくなって初めてその価値に気づいたことがあります。

秒針のありがたさ

ダニエル・ウェリントンの腕時計には、秒針が付いていません。

これは、僕が買ったモデルだけがそうなのか、シリーズ全体に共通することなのか?は分かりません。

でも、僕の手元にある時計には、秒針がないのです。

しばらく秒針なしの腕時計を使ってみて、秒針のありがたさを、しみじみ実感しました。

今まで使っていたシチズンの腕時計は、秒針が付いていて、しかもすごく見やすくなっていました。

僕が地元の静岡に住んでいた頃には、あまり秒針の存在をありがたいと思ったことはありませんでした

でも、東京に移住してから、一気に存在感が増しました。

その理由は、「電車社会」です。

東京の電車は、時刻が正確です。

この時計の秒針が12のところに来たら、きっかりに発車します。

僕の経験上、色んな要素で発車が多少遅れることはあっても、「早く発車してしまうこと」はありません。

もし、ギリギリで電車に乗るような状況の場合、この腕時計の秒針が12のところに来る前は、まだ急ぐ価値があるのです。

でも、ダニエル・ウェリントンの腕時計には、秒針がありません。

時間はけっこう正確なのですが、秒針がないことが、こんなに不便だとは思っていませんでした。

東京に住んでいなければ、そんなに気にならなかったと思います。

でも、今の僕にとっては、秒針はとても重要な存在だと気づきました。

1秒も狂わない電波時計のありがたさ

さらに、秒針の価値を押し上げる機能は、「電波受信」です。

シチズンの電波時計は、毎日電波を受信して、1秒も狂わない時刻を表示し続けます。

この信頼性は、電車社会で生きるようになった今の僕にとっては、すごく重要な存在だと気づきました。

デザインや色などのファッション性では、ダニエル・ウェリントンに軍配が上がります。

でも、実用性では、シチズンの腕時計です。

「質実剛健」という言葉がピッタリの、硬派な腕時計が、僕にとってはシチズンの腕時計だったのです。

1万8,000円の修理代には、Yes!と言わざるを得ませんでした。

 

・・・つづく

 

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