【人生で初めて時計を修理に出して気づいたこと⑦】

 from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

※僕が17年間使い続けたシチズンの時計が初めて壊れた体験談の続きです。

約1ヶ月半の修理期間を経て戻ってきたシチズンの電波時計は、僕にとっては「待ちに待った」という感覚でした。

オーバーホールですべての部品を分解されて、油を塗り直された腕時計は、何となく以前よりスムーズに動いているように見えました。

そしてもう1つ驚いたのが、以前よりピカピカ度合いが増している気がするのです。

文字盤の金属部分や、バンド部分の金属の光沢部分などが磨かれて、全体的にピカピカしています。

新品とまではいきませんが、以前よりキレイになっていることが明らかに分かって、僕はテンションが上がりました。

思ったよりカンペキに修理されている喜び

今回、店員さんに言われていたのが、「古いモデルなので、メーカーの方で部品の在庫がないらしく、修理できる範囲に限界があるそうです」とのことでした。

でも、直って返ってきたら、修理の範囲は「防水機能が保証できない」というところでした。

一応、けっこう高めの防水機能が付いているらしいのですが、その防水性能を再度実現するためのパッキンの在庫がもうなく、日常生活防水レベルになったということでした。

でも、僕にとってはそんなに大きな影響はありませえん。

その他の部分は、思った以上にちゃんと直っていました。

ソーラー電池もしっかり動くようになっていて、電波もバッチリ受信できます。

あれだけズレていて直しようがなかった曜日と時間表記も、ピッタリ正確になっていました。

少なくとも、僕が欲しい機能はしっかり直っていたのです。

次回は無い?

今回の修理を通じて、僕は時計というのは「定期的に修理に出さないと壊れる」ことを知りました。

ソーラー電池にも寿命があり、一生動き続けるわけではないのです。

10~15年に1回ぐらいのペースで電池交換をする必要があります。

部品の油も、そのぐらいの周期で切れるので、メンテナンスしてもらう必要があります。

ただ、部品が壊れていたり、寿命を迎えた場合、メーカーに部品在庫がなければ、諦めるしかありません。

もし今回の修理で延命されてあと15年生き延びたとしても、その時点で修理できるかどうか分からないのです。

今回の一件で、僕の中に何となくあった「大きなノッポの古時計計画」は崩れ去りました。

この時計を子どもに引き継ぎ、孫に引き継いでもらい、「おじいちゃんの古時計」として代々動き続けてもらう、というものです。

歌ではおじいちゃんが死んだら動かなくなってしまいますが、ソーラー電池ならずっと動き続けると思っていました。

でも、人間の寿命よりもずっと短いことが分かりました。

モノを一生使い続けるのはムズカしい

今回学んだことは、「モノを一生使い続けるのはムズカしい」ということです。

どんなに長持ちしそうなアイテムでも、毎日使うものである以上は、消耗します。

そして、使えば使うほど、少しずつ衰えていくのです。

そして、使っている年月が長いと、愛着がわいてきて、動かなくなった時の精神的ダメージが大きくなります。

僕は今回、17年間使い続けてきた腕時計で、そんな気分を味わいました。
一方で、人間の脳は違います。

使えば使うほど、能力がアップしていくのです。

そして、脳を活性化させるのに役立つのが、第二言語の勉強だと言われています。

「第二言語の学習は、アルツハイマーを防止する効果がある」という研究結果が発表されて、一時話題になりました。

英語も、腕時計と同じ「生活を便利にしてくれるツール」だと思います。
使い続けると消耗する腕時計と違って、英語は勉強すればするほど、そして実戦の中で使えば使うほど、消耗するどころかブラッシュアップされていきます。

「使いすぎて、英語力が落ちました」なんて話は聞いたことがありません。

もちろん、脳を使いすぎるとオーバーワークで一時的に英語力が落ちることはありますが、それはあくまで一時的なものです。

基本的には、使えば使うほど英語力は上がっていきます。

自分が生きている間に、使えば使うほどブラッシュアップされていくツール。

そして、性能がアップすると人生で新しい選択肢が増え、コミュニケーションできる人の数が増えるツール。

それが、英語力です。

時間と労力を投資する価値のあるジャンルだと、改めて感じます。

今日も、一緒に英語力のブラッシュアップをしていきましょう!

(完)

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From  師範代Shinya(新村真也)

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