from 師範代Shinya
(→前回の続き)
この本を読んで、僕の中で印象に残った部分をシェアします。
この本には、人が加齢によって老害脳になっていく時のパターンが9種類と、それぞれの種類別の対処法が解説されています。
脳は、番地(位置)によって、それぞれ機能が違うそうです。
9つの番地のうち、特定の番地の機能が衰えると、その番地に応じた老害化の兆候が現れるというのです。
その9種類の番地に合わせた老害脳タイプと、その特徴がこの本に書かれています。
僕も読んでみて、けっこう自分に当てはまる部分が多くて焦りました。
↓↓↓
老害脳タイプ①思考系タイプ
知らないものや新しいものに、否定的・消極的
老害脳タイプ②感情系タイプ
感情的で怒りっぽい
老害脳タイプ③記憶系タイプ
自分の考えが正しいと倍じて疑わない
老害脳タイプ④伝達系タイプ
(聞いてもいないのに)昔話や自慢話が多い
老害脳タイプ⑤理解系タイプ
文句・小言が多い
老害脳タイプ⑥聴覚系タイプ
(聞いてもいないのに)説教やアドバイスをしてくる
老害脳タイプ⑦視覚系タイプ
偉そう、下の人は見下しているのに、目上の人になると態度が変わる
老害脳タイプ⑧運動系・無視系タイプ
保守的、見て見ぬふり、何もしない
老害脳タイプ⑨無自覚系タイプ
以上のようなことに自覚がない
けっこう当てはまる
という感じです。
いかがでしょうか?
少なくとも僕は、けっこう当てはまって戦慄が走りました。
ちなみに、僕が自覚している項目は、以下の3つでした。
タイプ①知らないものや新しいものに、否定的・消極的
僕は40才を過ぎてからは、流行のファッションから遠ざかり、スーツ以外のカジュアル服に関しては、10年以上前に買った服をいまだに着ている状態でした。
ジーンズショップの店長をしていた頃に買いためたカジュアル服をずっと着続けて、すり切れたり穴が空いて着れなくなったら捨てていく、みたいな感じです。
ここ数年のトレンドであるビッグシルエットの服も、ぜんぜん持っていないし、着てみようという気にもなりませんでした。
また、テレビを見る機会も激減したので、最近の流行の音楽や歌手名も全然知りません。
否定的ではありませんが、消極的です。
タイプ②感情的で怒りっぽい
普段はそうでもないのですが、子どもの言動に関しては、感情的で怒りっぽくなります。
特に朝、保育園の時間が迫っているときに動きが遅いと、イラッとして叱り飛ばしてしまう自分がいます。
また、夜ご飯もちゃんと食べずに、食べ物で遊び始めるのを見ていると、思わず「コラー!!ちゃんと食べろ!!」と叫んでしまうことがあります。しかも、けっこうガチギレで。
タイプ⑧保守的、見て見ぬふり、何もしない
独立する前に、会社員として働いていた時には、僕はこの傾向がありました。
上司の言動に強い疑問を持っても逆らわず、問題を起こさずやり過ごしたくなる衝動に駆られることが何度もありました。
また、ここ1年ぐらいの間を振り返っても、娘たちに対して怒ることに疲れてしまい、見て見ぬフリをしていた時期がありました。
子どもが悪さをしても、無視することで、心の平穏を保とうとしたのです。結局、感情を押し殺すだけではうまくいきませんでしたが・・・
おそらくみんな、何かしら当てはまる
というように、けっこう思い当たるフシがありました。
おそらく、みんなどれか1つぐらいは当てはまるでしょう。
もっと言えば、年齢に関係なく当てはまることもあるはずです。
この本は、医学的な見地から脳の働きにフォーカスして書かれているので、年齢に関しては40代以降を分析した内容になっています。
でも、行動だけ切り取ってみた場合は、10代後半~20代にも当てはまるものがあります。
実際に、ネット上で有名人が炎上した時に叩くコメントを書き込む人達は、中高年層よりも若年層の方が多いという分析結果を聞いたことがあります。
ネット上でアンチコメントを書き込む人たちの脳内は、
老害脳タイプ①知らないものや新しいものに、否定的・消極的
老害脳タイプ②感情的で怒りっぽい
老害脳タイプ③自分の考えが正しいと倍じて疑わない
老害脳タイプ⑤文句・小言が多い
あたりが一部、もしくは全部ミックスしているような気がします。
(おそらく若年層の場合は、思春期の心の不安定さや反抗心も原因になっていると思いますが)
チェックテストの結果
僕は、この本に付いている「老害脳チェックテスト」を受けてみました。
10個の質問に答えていき、合計点数を元に、自分の老害脳度数が分かる仕組みです。
その結果、僕はステージ2の「老害プレステージ」と診断されました。
老害の影がしのび寄っているそうです。
これはピンチ!と思い、さっそく解決策のパートを読んでみました。
・・・つづく。

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