from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
今回は、英語力アップというよりも、海外で働く経験をしてみたい人向けの留学パターンをご紹介します。
それが、「ビジネススキル+職業体験」です。
これは、僕自身が31才の時に実際に体験したパターンなので、自分の目で見たこと&感じたことを中心にお伝えしていきます。
この留学スタイルは、「学校のプログラム」という形で海外での職場体験ができるので、ハードルを下げてくれます。
もし、自分ひとりで海外に渡って、何もコネがない状態で仕事を探そうと思ったら、かなり大変です。
あまりにボンヤリし過ぎていて、現実的に感じられない・・・という人の方が多いでしょう。
僕もそうでした。
31才まで海外旅行すら一度も行ったことがなかった僕にとっては、海外で働くことなど、具体的にはまったくイメージできないことでした。
でも1度でいいから、海外で働く経験をしてみたい!と思いました。
「できれば、ステップバイステップで体系的に学べて、最終的に海外の職場で働く体験ができたらいいな~。
別にずっと向こうに住むつもりはないし、資金もそれほど多くはないから、あまり長期間の滞在なしで、サクッと経験したいな~。」
という願望がありました。
そんな願いを叶えてくれたのが、「3ヶ月ビジネスコース」でした。
何をやるの?
僕が受けたコースでは、
①最初の2ヶ月間で西洋ビジネス文化やビジネススキルを学ぶ
②最後の1ヶ月間は現地の企業でインターン生として働く
③もし働きが認められれば、そのまま採用されて職をゲット!海外で生活するという夢を叶えられる!
という流れでした。
最後のステップ③は完全に自分次第なので、保証はできないし、確率もどのぐらいとは言えない、という説明を事前に受けました。
僕はもともと長くいるつもりはなかったので、①~②が経験できれば十分だと思っていました。
ちゃんと学びが体系化されていて、なおかつ②の働く経験も、学校のブランドと信頼を借りて職探しができるので、とても効果的なプログラムだと感じました。
留学エージェント
僕は留学に関しては右も左も分からなかったので、留学エージェントを利用しました。
留学エージェントとは、海外旅行で言えば、旅行代理店のような役割です。
旅行代理店を通すことで、面倒なホテルの予約や現地でのアクティビティーの計画や事前申し込みなどを、自分でやる必要がなくなります。
留学エージェントも同じです。
留学先の学校と、僕ら留学生の間に入って、ホームステイ先を探したり、語学学校との面倒なやりとりを全部代行してくれます。
もちろん、その分手数料を支払うことになりますが、僕はその金額を見て、「これなら自分でやるより、任せた方が効率がいいな」と思いました。(確か、手数料は5万円ぐらいだったと思います。)
また、留学エージェントにはカウンセラーがいるので、質問があれば色々と答えてもらえます。
すべて日本語でやりとりできるのが、何より安心できるポイントです。
留学初心者は、迷わずエージェントを通した方がいいと思います。
ちなみに僕は当時、「留学ジャーナル」というエージェントを利用しました。
留学ジャーナルは、留学雑誌も発行していて、その雑誌を読むと海外留学している日本人の体験談がキラキラした雰囲気で載っています。
留学前のモチベーションを高めるのに役立ちました。
ちなみに、僕が選んだ国は、カナダでした。
街はバングーバーです。
理由は3つあります。
①英語圏の中でもトップクラスで治安が良く、アメリカに比べて犯罪率が低いと言われたこと。
②人種差別がほとんどないので、アジア人にとって安心して暮らせる国だと言われたこと。
③僕が習っていた英会話スクールの先生が、2人ともカナダ人だったこと。
です。
実際に行ってみて、その通りだと思いました。
現地でイヤな思いや危険な体験をしたことは、ほとんどありませんでいした。(ちょっとヒヤッとしたことはありましたが、それは自分が暗い時間帯に危険ゾーンに行ってしまったせいです)
事前に求められる英語力は高め
ビジネスコースの場合、申し込み時点での英語力はかなり高めでないと、受け入れてもらえません。
それがデメリットだと思います。
なぜなら、現地では英語を学ぶ授業は一切ないからです。
僕が実際に体験した授業の内容は、
・英語の履歴書の書き方
・英語の就職面接の受け方
・英語のプレゼンのやり方
・世界のビジネス成功者の経歴の分析した後、自分の意見をまとめて発表(自分の国のビジネス成功者は選べない。他国のみ。)
・ビジネスをテーマにした映画やテレビ番組を全員で視聴した後、感想を1人ずつ発表
・現地の企業で成功している人たちにインタビューする
という内容でした。
英語ができる前提で進んでいくので、ハードルは高めです。
最低でもTOEIC730点ないと、応募すらできない状況でした。
僕は当時、TOEICスコアが650点で、申し込む前にあと80点アップしないと応募できなかったので、かなり焦りました。
期限付きでTOEICの点数アップのために集中して勉強したのは、後にも先にもこの時だけです。
ただ、もしすでにあなたがTOEIC730点以上持っている場合は、問題なくすぐ申し込めると思います。
とにかくこの留学スタイルは、自分の英語力に左右されます。
次回は、現地での体験談をもう少し詳しくお伝えします。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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