from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
「ビジネススキル+職業体験」のスタイルの留学パターンの続きをお伝えします。
僕のケースでは、期間はトータル3ヶ月で、場所はカナダのバンクーバーにしました。
日本にいる時点で、TOEIC730点の英語力を証明しなければなりませんでした。
それだけではなく、電話で英語インタビューのテストもありました。
おそらく、小手先のテクニックでTOEICの点数だけ上げて来る人を振り落とすためのインタビューだと思います。
電話インタビューでは、緊張し過ぎて何を答えたか覚えていませんが、何とかパスすることができました。
ずっと続けてきた、瞬間英作文トレーニングと音読のおかげだと思います。
TOEICも、準備期間3ヶ月で、650点から735点まで上げて、ギリギリ基準を満たして出発しました。
僕はそれまで海外旅行すら一度も行ったことがなかったので、めちゃくちゃ緊張しました。
初めてのパスポートを作って、初めての飛行機に乗り込んだ時には、期待より不安の方が大きかったのを覚えています。
クラスメイトの英語力
ビジネスクラスは応募の時の英語力の基準が高いだけあって、最初の1ヶ月はクラスメイトは僕1人だけアジア人でした。
あとは全員、ヨーロッパや南米など、英語と母国語が近い人たちばかりでした。
当然、みんなハイスピードの英語を流暢に話します。
先生もクラス全体のスピードを前提に授業を進めるので、僕は最初の1ヶ月は泣きそうになりながら、必死で食らいついていく感じでした。
あのクラスのペースに最初からついていくためには、おそらくTOEIC換算で860点以上の英語力は必要だと思います。
クラスメイトの年齢層と男女比
クラスメイトの年齢層は、若い人で19才~僕より年上で41才の人までいました。(僕は当時31才でした)
全体的には若い人が多くて、20代前半~なかばぐらいが一番多い年齢層でした。
男女比で言うと、女性の方が多かったです。
これは意外でした。
おそらく、「ビジネスを学びたい人=男性が多い」という古い日本式のイメージが僕の頭の中にあったから、意外だと感じたんだと思います。
クラスメイトの20代女性たちは、向上心が強い人たちが多くて、将来設計の話を聞くと、すごいしっかりしたキャリア構築を考えていることが伝わってきました。
彼女たちのトーク内容は、おそらく日本だったら、「バリキャリ」と呼ばれて、男性たちから敬遠されるようなものでした。
でも、日本のバリキャリとは違って彼女たちは、「男性に負けないようにバリバリ働くぞ!」的な雰囲気はありませんでした。
見た目の雰囲気はフワッとしていて、ヨーロッパ系の女性に関しては、白い肌&薄い青色の目&金髪で、絵本に出てくる妖精のような見た目の人たちが多くいました。
まだ年齢的に若いせいか、みんなスラッとして背が高く、モデルのような体型で、見た目の美しさに圧倒されました。
日本だと、今でもバリキャリの生き方は「男社会でナメられないように、女を捨ててキャリアに没頭する」みたいなイメージがある気がします。
でも、彼女たちの話の内容を聞いていると、そんな生き方をしなくてもキャリアを追求できるような感じでした。
これが文化の違いか・・・と僕はしみじみ思いました。
男性陣の雰囲気
また南米系の女性たちも掘りが深くて目がパッチリ大きくて、目が青い人たちも多く、ファッション雑誌のモデルのような顔立ちと体型をしていました。
数少ない男性陣は人種が豊富で、インド人1人、メキシコ人1人、ブラジル人2人、スペイン人1人と、僕が日本人1人でした。
ブラジル人2人は筋肉ムキムキで背が高く、プロレスラーみたいな見た目でした。
インド人はスラッと背が高くて、色黒です。
スペイン人はすごいラフな雰囲気で、遊び人風な見た目でした。(でも、見た目とは裏腹にすごく頭が良くて、現地ではデキる男のようです)
メキシコ人のクラスメイトは、体型的には僕に近くて、気性も穏やかで、とても気が合いました。
そんなクラスメイトに囲まれながら過ごした最初の2ヶ月間は、たくさんの異文化体験ができました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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