From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
前回の記事までは、「仕事で英語を使ってお客さんや同僚とコミュニケーションをする必要のあるパターン」について詳しくお伝えしました。
 
 
今日は英語をインプットするパターンを深掘りしていきます。
 
 
インプットで多いのは、
 
 
①仕事中に英語の論文や研究書を読む必要がある
 
 
②仕事の知識を深めるために、英語の専門書を読みたい
 
 
という状況です。
 
 
僕がこれまで見てきた「理系のお仕事をしている英語学習者の方々」の場合は、①のパターンが多い印象でした。
 
 
そして僕自身は、②のパターンを経験しました。
 
 
この2つのパターンはかなり似ていますが、ちょっとした違いもあります。
 
 
その違いをお伝えします。
 
 

理系の人は割と読めてしまうことが多い

パターン①の「英語の論文や研究書を読む」パターンの場合は、けっこう初心者でも読めてしまうことが多いです。
 
 
理由は2つあります。
 
 
理由の1つ目は、理系の専門職の場合、仕事上の用語が英語のまま「カタカナ語」として使われるていることが多いです。
 
 
理系のお仕事である程度経験を積んでいる人達は、すでに大量の専門用語のカタカナ語が頭の中に入っています。
 
 
その状態で英語の論文や研究書を読んだ場合、英単語のスペルから自分が知っている用語を予測しやすくなります。
 
 
「あ、これはあの用語だな。へぇ~英語だとこういうスペルで書くのか!」
 
 
みたいな感じで読み進められるのです。
 
 
理由の2つ目は、文法的に分からない部分があった場合は、グーグル翻訳を使うことができます。
 
 
グーグル翻訳はまだ完璧ではありませんが、「なんとなく言っていることは理解できる」ぐらいの精度では翻訳してくれます。
 
 
「自分が読んで理解できれば良い」という場合は、グーグル翻訳は強い味方です。
 
 
以上の2つの理由、
 
 
・もともとカタカナ語として専門用語を知っている
 
・グーグル翻訳を使える
 
 
という点で、理系の専門職の人は英語初心者でも割と読めてしまうことが多い印象です。
 
 
 

切羽詰まったら、必死でガンバる

僕が今まで見てきた理系の専門職の英語初心者の方々は、グーグル翻訳や電子辞書を駆使してなんとかピンチを乗り切っていました。
 
 
その姿を見て僕は、「人間、切羽詰まったらどんな手を使ってでも必死でガンバって何とか切り抜けるんだな」と思いました。
 
 
最初の頃は、
 
 
「あ~もうムリだぁ~!!もっと早くから英語やっとけば良かった!」
 
 
と悲鳴を上げてきた人が、数ヶ月後には余裕を取り戻して、
 
 
「あの手この手でなんとか乗り切ってますよ。完璧とは程遠いですねどね(笑)」
 
 
と言っている姿を見てきました。
 
 
そして、日常的に仕事で英語に触れる機会が増えると、毎日の英語トレーニングにも気合いが入るみたいです。
 
僕の印象では、
 
 
「英語力を十分に伸ばしてから、仕事で英語を使うようになる人」
 
 
の数よりも、
 
 
「仕事で英語を使うようになってから、必死で英語力を伸ばした人」
 
 
の数の方がずっと多いと感じました。
 
 
人間とはそういう生き物なのかもしれません。
 
 
まだ余裕がある時に行動するためには、「意思の力」が必要です。
 
 
でも切羽詰まると、強制的に行動させられます。
 
 
僕らは「健康維持のための運動」はつい後回しにしがちですが、病気でピンチになったらすぐ病院に行きます。
 
 
英語もそういうジャンルなのかもしれません。
 
 

事前に行動できる人

一方で、僕が今まで見てきた理系の専門職の方々の中には「事前に行動できる人」も一定数いました。
 
 
「2~3年後には英語の論文を読んだり英語でプレゼンをする機会が回ってくる可能性があるので、今から始めようと思います」
 
 
というスタンスの人達です。
 
 
このタイプの人達の特徴は、「常に余裕があること」でした。
 
 
早めに英語学習を始める人達が「切羽詰まった表情」をしている姿はめったに見ませんでした。
 
 
「残業が長引いてレッスンに来れない」というケースもほとんどありませんでした。
 
 
おそらく、英語学習だけではなく普段の仕事でも「切羽詰まる前に動く」という習慣があるから、余裕を保てるんだと思います。
 
 
ネイティブ講師の同僚がこのタイプの人達を「proactive(プロアクティブ)」と表現していました。
 
 
proactive を英英辞典で調べると、
 
 
Making things happen or change rather than reacting to events.
 
(ものごとを自分から起こしたり変えたりすること。出来事に反応するのではなく。)
 
 
僕はそれを聞いて、「自分もproactiveでありたい!」と思いました。
 
 
ちなみに、反対語は「reactive(リアクティブ)です。ものごとが起きてから反応します。
 
 
reactive な人達よりも、proactiveな人達の方が余裕を持ちやすいのは間違いありません。
 
 
もちろん、proactiveな人達も仕事上のアップダウンは経験しているようでした。
 
 
proactiveな人達が疲れて弱音を吐いている姿も見てきました。
 
 
でも、proactiveな人達が決して口にしない言葉がありました。
 
 
それが、「もっと早く始めておけば良かった」です。
 
 
僕が英会話スクール講師になって良かったと感じた点のひとつは、
 
 
proactiveな人達と、proactiveではない人達の違いを観察できたことでした。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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