【2年続けた音読テキストが、ついに終わりました⑩これまで感じた葛藤2】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

※ネイティブ向けの2,000万部突破のベストセラー本「The 5 Love Languages」の原書を1冊丸ごと音読した感想の続きです。

前回の記事では、「ムズカしい英文でつまずいた時の葛藤と、その乗り越え方」の体験談をシェアしました。

今回はもう1つ、「手間」という点で感じた僕の葛藤をお伝えします。

これは、「英語学習者用のテキストではない」からこその悩みだと思います。

また、僕は紙の本ではなく電子書籍(キンドル)で本を買って、タブレット上で使いました。この方式には、便利な面と不便な面の両方を感じました。

もしあなたが今後、僕と同じようにネイティブ向けの本などを音読に活用する時には、同じ問題に直面するかもしれません。

その時に、僕の解決法が1つでも参考になれば嬉しいです。

僕がこの2年間で感じた不便は、この3つです。

↓↓↓

①オーディオブック(著者が読み上げた音声)の英文と、本の英文が違って戸惑うことがある。

②英文の空きスペースに手書きのメモを書きたい場合、準備に手間がかかる。

③補助として使っている日本語翻訳版は、原書の内容がだいぶカットされている。

という3点です。

そして、それぞれの解決法も見付けました。

1つずつ解説します。

①オーディオブック(著者が読み上げた音声)の英文と、本の英文が違って戸惑うことがある。

これは、今回の本に限ったことではありませんが、本の著者が読み上げた音声では、本の原文と違うことがたまにあります。

・本文にない内容を追加でしゃべったり。

・本文の一部が音声ではごっそり抜け落ちたり。

・ちょっとだけ言い回しを変えてきたり。

こういった違いは、「著者が読み上げた時」のみに起こります。

なぜなら、著者は本文を勝手に変える権限があるからです。

プロのナレーターが読み上げる時には、その権限がないので、原文に忠実に読み上げます。

英語学習の目的で使う僕にとっては、著者の読み上げ音声は、一長一短あります。

著者は気持ちを込めて読み上げるので、お手本として良い。
けれども、英文が勝手に変わるので混乱するのです。

特に僕が今回、著者のチャップマン博士に泣かされたのが、

「ちょっとだけ言い回しを変えてきたパターン」

です。

一番困るパターン

チャップマン博士は、原書と比べて微妙に使う前置詞を使ってきたり、名詞の単数形を複数形にしたり、後半にある副詞句( in the park, at 3 o’clock のような、場所や時間を表す言い回し)の順番を入れ替えたりしてきます。

こういったマイナーな変更点は、日本人の英語学習者泣かせです。

スゴく困ります。

シャドーイングと音読のコンビネーションでのトレーニングが、すごくやりづらいからです。

僕は音読しながら、「あ~!またですか!博士!!カンベンしてくださいよ~!」と何度も叫んでしまいました。

そして、最終的には解決法を思いつきました。

それは、原文を「音読さん」に読み上げさせる、という方法です。

音読さんは、無料でオンライン上で使える「AI音声の読み上げソフト」です。

英文をコピペしてボックスないに貼り付けると、本物のネイティブのような自然な音声でAIが読み上げてくれます。

そしてそれを、音声データとしてダウンロードできるサービスです。

音読さんは、電子書籍との相性が良いです。

キンドルでは、書かれている文章データのコピペがカンタンにできるからです。

この手順でやればあっという間!

①タブレット上でキンドルアプリを開いて、読み上げたい英文を指で選択。

②同じタブレットで音読さんのサイトにアクセスして、そのままペーストして音声データを作成&ダウンロード。

③ダウンロードした音声データを、音声読み上げアプリで開いて再生。

この3ステップだけで、すぐに原書の音声データを使ってシャドーイングができるのです。

これが、めちゃくちゃ便利です!

①~③までの操作は、あっという間に完了します。

僕はこの方法を始めてから、だいぶ心の余裕を持って音読ができるようになりました。

僕と同じ悩みを感じている人には、オススメの方法です。

 

・・・つづく

 

The 5 Love Languagesの原作はこちら

ちょっと英語はハードルが高いな・・・と思った方へ。この本を翻訳した日本語版は「愛を伝える5つの方法」として出版されています

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