【僕が英語学習を始めた理由③】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)
 

「で、結局、英会話スクールに入った当初の目的である、彼女はできたんですか?」

僕が英語学習を始めた理由をお伝えすると、この質問をいただくことが多いです。

結論は、「Yes」です。が、タイミングと場所は意外でした。

僕は、英会話スクール主催の飲み会に毎回参加したり、クラスメイトの女性たちに声をかけて、みんなで一緒にご飯に行ったりしていたのですが、なかなか彼女ができませんでした。

ちょっと「良い雰囲気だな!」と思った女性と詳しく話してみたら、彼氏持ちだったり、既婚者だったりで、ヘコむことが何度かありました。

他にも、僕と同い年の独身女性と仲良くなった時には、ネイティブの先生(男性)を交えて遊びに行っていたら、いつの間にか、そこの2人が付き合っていた・・・なんて経験もあります。

また、外国人バーに来る日本人の中で、20代なかば~後半ぐらいの女性たちの多くは、外国人の彼氏がすでにいることが多かったです。

また、シングルの女性でも、「外国人の彼氏を作りたくて来ている」とハッキリ言われて、僕が入り込む余地がないと感じたこともありました。

でも、すぐに結果が出なかったからこそ、英語学習を続けられた気がします。

もし、英会話スクールに入学してすぐ彼女ができていたら、デートに時間を取られて英語学習に身が入らなかったかもしれません。

でも、なかなか彼女ができないことで、「もっと英語力を高めて、クラスで目立つぐらいにならなきゃ!」という心境になりました。

そして、だんだん「西洋かぶれ」になっていき、いざ彼女ができた時には、もう完全に「西洋ばんざい!」みたいな価値観に染まっていたのです。

やめる理由がない

その時には、すでに僕の人生を変えた「英語上達完全マップ」を読んでその学習メソッドを実行中でした。

彼女ができたからといって、英語学習を辞める理由がなかったのです。

さらに言うと、彼女ができたきっかけは、「外国人の友人A君からの紹介」でした。

A君は、20代なかばのイケメン長身のニュージーランド人で、人なつっこい性格もあって、日本人の友達が男女ともにたくさんいました。

ただ、1つだけ問題があって、A君は日本語がほとんど話せなかったのです。

それでも、A君はカンタンな英語とジェスチャーで、英語がそんなに話せない日本人ともコミュニケーションを取るスキルがありました。

僕は、そんなA君ともっと深い話をしたかったのです。

目的が変わった

一応、「おかげさまで付き合うことになったよ!」という報告はできたのですが、大喜びしてくれた彼に、

「もっと感謝を伝えたい!」

「彼女との関係が今どんな感じか、ちゃんと伝えたい!」

という、強い欲求が僕の中に芽生えてきました。

彼女の方も、「僕が英語を勉強してA君と仲良くなったからこそ、知り合えた」という認識があったので、僕が英語学習を続けることを応援してくれました。

当初の目的であった、「彼女が欲しい」という僕の目的は、この時点で変わりました。

「彼女を紹介してくれたA君と、もっと深い話がしたい!」という強い欲求が、目的になったのです。

特に僕が興味があったのが、A君の恋愛観でした。

A君は、とにかくモテました。

男女関係なくフレンドリーに接するので、それがまた女性からの好感度を高めて、モテのサイクルを生み出しているように見えました。

持ち前のコミュニケーション力で、とにかく色んなところで人脈を作り、女性たちと仲良くなっていたのです。

A君は行動範囲も広くて、週末は東京にも足を伸ばしているようでした。
東京のバーで、モデルの仕事をしている女性と仲良くなったりもしていたのです。

言葉のカベがない日本人男性でもムズカしいことを、A君はどんどんやってのけました。

A君に色々聞いてみたい!

そんなA君は、特定の1人と付き合ったりしているんだろうか?

いや、遊び回るためには、彼女がいない方がフットワークが軽くなるよな・・・

A君が本命の彼女に選ぶ女性とは、どういう人なんだろう?

などなど、僕はA君の考え方や哲学、恋愛観などに興味がわいてきたのです。

それを何とか英語で聞き出そうとしましたが、うまく聞けなくて、すごくもどかしい思いをしました。

恋愛などの話は、電子辞書を駆使してもなかなか英単語が出てこなくて、伝わりませんでした。

「ぬぬ!くやしい!もっと英語を話せるようになりたい!」

それが、僕の当時のモチベーションでした。

 

・・・つづく

 

 

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