from 師範代Shinya
「で、結局、英会話スクールに入った当初の目的である、彼女はできたんですか?」
僕が英語学習を始めた理由をお伝えすると、この質問をいただくことが多いです。
結論は、「Yes」です。が、タイミングと場所は意外でした。
僕は、英会話スクール主催の飲み会に毎回参加したり、クラスメイトの女性たちに声をかけて、みんなで一緒にご飯に行ったりしていたのですが、なかなか彼女ができませんでした。
ちょっと「良い雰囲気だな!」と思った女性と詳しく話してみたら、彼氏持ちだったり、既婚者だったりで、ヘコむことが何度かありました。
他にも、僕と同い年の独身女性と仲良くなった時には、ネイティブの先生(男性)を交えて遊びに行っていたら、いつの間にか、そこの2人が付き合っていた・・・なんて経験もあります。
また、外国人バーに来る日本人の中で、20代なかば~後半ぐらいの女性たちの多くは、外国人の彼氏がすでにいることが多かったです。
また、シングルの女性でも、「外国人の彼氏を作りたくて来ている」とハッキリ言われて、僕が入り込む余地がないと感じたこともありました。
でも、すぐに結果が出なかったからこそ、英語学習を続けられた気がします。
もし、英会話スクールに入学してすぐ彼女ができていたら、デートに時間を取られて英語学習に身が入らなかったかもしれません。
でも、なかなか彼女ができないことで、「もっと英語力を高めて、クラスで目立つぐらいにならなきゃ!」という心境になりました。
そして、だんだん「西洋かぶれ」になっていき、いざ彼女ができた時には、もう完全に「西洋ばんざい!」みたいな価値観に染まっていたのです。
やめる理由がない
その時には、すでに僕の人生を変えた「英語上達完全マップ」を読んでその学習メソッドを実行中でした。
彼女ができたからといって、英語学習を辞める理由がなかったのです。
さらに言うと、彼女ができたきっかけは、「外国人の友人A君からの紹介」でした。
A君は、20代なかばのイケメン長身のニュージーランド人で、人なつっこい性格もあって、日本人の友達が男女ともにたくさんいました。
ただ、1つだけ問題があって、A君は日本語がほとんど話せなかったのです。
それでも、A君はカンタンな英語とジェスチャーで、英語がそんなに話せない日本人ともコミュニケーションを取るスキルがありました。
僕は、そんなA君ともっと深い話をしたかったのです。
目的が変わった
一応、「おかげさまで付き合うことになったよ!」という報告はできたのですが、大喜びしてくれた彼に、
「もっと感謝を伝えたい!」
「彼女との関係が今どんな感じか、ちゃんと伝えたい!」
という、強い欲求が僕の中に芽生えてきました。
彼女の方も、「僕が英語を勉強してA君と仲良くなったからこそ、知り合えた」という認識があったので、僕が英語学習を続けることを応援してくれました。
当初の目的であった、「彼女が欲しい」という僕の目的は、この時点で変わりました。
「彼女を紹介してくれたA君と、もっと深い話がしたい!」という強い欲求が、目的になったのです。
特に僕が興味があったのが、A君の恋愛観でした。
A君は、とにかくモテました。
男女関係なくフレンドリーに接するので、それがまた女性からの好感度を高めて、モテのサイクルを生み出しているように見えました。
持ち前のコミュニケーション力で、とにかく色んなところで人脈を作り、女性たちと仲良くなっていたのです。
A君は行動範囲も広くて、週末は東京にも足を伸ばしているようでした。
東京のバーで、モデルの仕事をしている女性と仲良くなったりもしていたのです。
言葉のカベがない日本人男性でもムズカしいことを、A君はどんどんやってのけました。
A君に色々聞いてみたい!
そんなA君は、特定の1人と付き合ったりしているんだろうか?
いや、遊び回るためには、彼女がいない方がフットワークが軽くなるよな・・・
A君が本命の彼女に選ぶ女性とは、どういう人なんだろう?
などなど、僕はA君の考え方や哲学、恋愛観などに興味がわいてきたのです。
それを何とか英語で聞き出そうとしましたが、うまく聞けなくて、すごくもどかしい思いをしました。
恋愛などの話は、電子辞書を駆使してもなかなか英単語が出てこなくて、伝わりませんでした。
「ぬぬ!くやしい!もっと英語を話せるようになりたい!」
それが、僕の当時のモチベーションでした。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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