【僕が英検2次に1発合格を決意した3つの理由】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
※僕が英検1級にトライした時のストーリーの続きです。
 
(→前回のつづき)
 
1次試験を2回目のトライで受かったことで、僕はこのままの勢いで2次試験も「取りに行く」と決めました。
 
 
英検は、1次試験に受かってしまえば、1年間は1次試験が免除になります。
 
 
なので、あと3回はチャンスがあるのです。
 
 
それでも僕が1発合格を狙いたかった理由は、3つあります。
 
 
①英会話スクール講師としてのプライド
 
②瞬間英作文ファイターとしての自信
 
③金銭的&時間的なロス
 
 
この3つが、僕の心にありました。
 
 

①英会話スクール講師としてのプライド

英「会話」を教えるプロとして、いかに英検1級相手と言えども、会話の勝負で負けるわけにはいかない!と思いました。
 
 
もちろん、英検で必要とされる「社会問題を扱ったスピーチ」のような内容と、僕がふだん仕事で教えている「日常やビジネスでの英会話」はまったく別物です。
 
でも、やっぱり「しゃべり」を教えている身としては、他の英検1級受験者とは違うところを見せつけたい!という想いがありました。
 
 

②瞬間英作文ファイターとしての自信

英検1級の1次試験を突破する人たちは主に、高学歴で頭の良い人たちのような気がします。(帰国子女を除く)
 
 
1次試験を突破するような読解力やリスニング力を持った人でも、いざ「しゃべり」となると、苦手な人も多いのではないか?と思いました。
 
 
一方で、僕はここまでの英語力を「音読トレーニング」と「瞬間英作文トレーニング」の2本柱で伸ばしてきました。
 
 
特に、この2つは、どちらも肉体に英語を刷り込んで「技術」に変えるトレーニングなので、発音やしゃべる力を強化できるのが特徴です。
 
 
特に瞬間英作文トレーニングは、アドリブで話す力を独学で伸ばすことができる、唯一のトレーニング方法です。
 
 
それを、ステージ1から始めて、ステージ5まで伸ばしてくることができた僕には、「瞬間英作文ファイター」としての自信がありました。
 
 
自分と同じくらいのTOEIC点数や文法知識、英単語を持っている人はたくさんいると自覚していましたが、自分と同じくらいそれらを「会話の中で使いこなせる」人はそう多くないと思っていました。
 
 
なので、「瞬間英作文を使ったスピーディーな会話のやりとり」に関しては、そこら辺の人には負けない自信があったのです。
 
 
 

③金銭的&時間的なロス

英検1級は受験者数が少ないため、開催地が限られています。
 
 
1次試験は、家から車で30分くらいの高校で受けられましたが、2次試験は僕の住んでいる静岡県内ではありませんでした。
 
 
2次試験の開催地は、一番近くて東京です!
 
 
新幹線で行けば品川まで片道1時間弱で行けますが、家から駅までの道のりを入れると、1時間半はかかります。
 
 
また、品川から現地までは30分以上かかることが分かりました。
 
 
わずか10分程度の試験を受けるためだけに、往復4時間です!
 
 
しかも、それだけではありません!
 
 
英検は級が上に行くたびに、受験料も上がります。
 
 
1級は8,400円かかります。
 
 
もし、今回の2次試験に落ちた場合、また受けるときには新たに8,400円支払わなければなりません!
 
 
1次試験が免除になるからといって、受験料も1次試験分を割り引いてくれるわけではないのです。
 
 
東京へ受けに行くには、電車賃が往復で8,000円かかります。
 
 
家から最寄り駅までは徒歩では行けないので、駐車場代や食事代も入れると、交通費だけで1万円オーバーです。
 
 
もし今回落ちたら、次回また受験料と合わせて2万円近い出費+丸一日分の時間が取られます。
 
 
そんなのイヤだ!!!
 
 
と強く思いました。
 
 
何としてでも、一発で倒してやる!!
 
2度目はない!!
 
 
背水の陣で臨むぞ!!
 
 
と気合いを入れました。
 
 
でも、英検1級は気合いだけでは勝てません。それは、1次試験を受かる過程でよく分かりました。
 
 
戦には、「戦略」が必要です。
 
 
戦地に向かう前に、「勝てる要因」をできるだけ揃えておくのが、本当に強い軍師の行動です。
 
 
そこで僕は、自分の周りにいる「サムライ」達に、力を貸してもらうことにしました。
 
 
・・・つづく。
 
 
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