【瞬間英作文と英会話をつなぐトレーニング法】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
・瞬間英作文トレーニングをふだんやっているけど、いざ英会話!となると、英語が口から出て来ない・・・
 
 
・先生から「こう言えばいいですよ。」言われて「あ、この構文なら瞬間英作文トレーニングでやってたのに!」と悔しい思いをする・・・
 
 
そんな経験がある人は多いと思います。
 
 
その理由は、大きく2つあります。
 
 
理由①英会話では「アドリブ力」が必要になる
 
 
理由②日本語で頭に浮かんだ内容を言うのに、どの構文を使えばいいか?が分からなくなる。
 
 
1つずつ解説していきます。
 
 

理由①英会話では「アドリブ力」が必要になる

 
ふだんの瞬間英作文トレーニングでは、言う内容はすでに日本語で書かれています。
 
 
「何を言おうかな?」
 
 
と悩む必要はありません。
 
 
その分、英作文をすることに集中することができます。
 
内容を考える負担を減らして文型だけに集中できるのは、トレーニングとしては有効です。
 
 
でも、実際の英会話では、相手に聞かれたことに対してアドリブで答えなければなりません。
 
 
それが、難しいのです!
 
 
相手に聞かれた質問に対して、返す内容を考えつつ、
 
 
「どの構文を使って、どんな英単語を入れ込んで話すか?」
 
 
を同時に考えるのは、かなり脳に負担がかかります。
 
 

理由②日本語で頭に浮かんだ内容を言うのに、どの構文を使えばいいか?が分からなくなる

 
 
僕ら大人は、英語を話す時にどうしても母国語の干渉を受けます。
 
 
「頭の中に言いたいことが日本語で浮かぶ」
 
 
という工程は避けられません。
 
 
そして、日本語で浮かんだ内容をそのまま英語にしようとすると、
 
 
「そもそも何を主語にして話し始めればいいのか?」
 
 
が分からなくなったりします。
 
 
これが、英会話でふだんの瞬間英作文トレーニングの成果が出せなくなる理由です。
 
 
①アドリブで内容を考えることに意識が持って行かれて、ふだんならできる作文ができなくなる。
 
 
②日本語で浮かんだ内容を、どの構文を使って話せばいいか分からなくなる。
 
 
この2点が、英会話で実力を発揮できない最大の原因なのです。
 
 
ということは、この2つを克服するトレーニングをすれば、英会話に活かすことができます。
 
 

2つを同時に解消するトレーニング法

 
この2つの理由を同時に解消するトレーニング法があります。
 
 
しかも、すでに瞬間英作文トレーニングをやっている人にとっては、そんなに大きな負担になるものではありません。
 
 
そのトレーニング法は、瞬間英作文トレーニングの時に、
 
 
「最後の1文を、同じ構文を使って自分の情報に入れ替える」
 
 
ことです。
 
 
たとえば、
 
 
私はアイスクリームを食べることが好きです。
 
 I like to eat icecream.
 
彼はピアノを弾くのが好きです。
 
He likes to play the piano.
 
 
というような構文を練習したとします。
 
 
そしたら例文の最後に、自分自身の好きなことを入れ込んで話すのです。
 
 
僕の場合で言えば、
 
 
I like to do magic shows.
 
(私はマジックショーをするのが好きです)
 
 
みたいな感じです。
 
 
これはやってみると分かりますが、ネタを考えるのが意外に負担です。
 
 
たった1文でも、最初はアイデアを絞り出すのに苦労します。
 
 
よりアドリブ力を鍛えるためには、毎回言う内容を変えるのもアリです。
 
 
I like to watch Netflix.
 
(私はネットフリックスを見るのが好きです)
 
 
I like to play with my daughter.
 
(私は娘と遊ぶのが好きです)
 
 
など、その日に一番楽しいと感じたことを当てはめて言うと、アドリブ力を鍛えることができます。
 
 
ふだんの瞬間英作文トレーニングのついでに言うだけなので、そんなに負担にならないと思います。
 
 
瞬間英作文トレーニングをしている時には、つい機械的な流れでやってしまいがちですが、最後に自分のことを言うことで、「構文を自分事に置き換えて使う意識」が根付きます。
 
 
自分のことを言う時には、あまり文法的なミスを気にしないのがコツです。
 
 
「ここは、a かな?それとも the かな?」
 
 
「ここは、単数形かな?そとも複数形かな?」
 
 
と悩み始めると、作文のスピード感が失われてしまいます。
 
 
とにかく一度素早く口に出す、ということを意識してみてください。
 
 

どの構文を使おうかな?も解消される

 
瞬間英作文トレーニングの時に自分の情報を入れ込むことで、「この内容を言うときには、この構文が使える」というパターンが身に付きます。
 
 
すると、英会話の最中に日本語が頭の中に浮かんだ時にも、
 
 
「あの構文が使える!」
 
 
と瞬間的に思いつく確率がアップします。
 
 
普段の練習で「自分のことを言うのに使ったことがある構文」は、本番でもパッと出てきやすくなるのです。
 

自分のことを言うトレーニングに最適なテキスト

 
このトレーニング法をするのに最適なテキストは、
 
「Iの英会話」です。
 
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I の英会話

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この本は、すべてIから始まる構文だけで作られています。
 
 
自分のことを話すために使える構文が70パターン収録されています。
 
 
最後の一文を自分の情報に入れ替える練習がとてもやりやすいです。
 
 
 

自分のことを話す英作文を体験できるセミナー

 
今回、この「自分のことを話す瞬間英作文トレーニング」を実際に体験していただくために、先日Zoomセミナーを開催しました。
 
 
瞬間英作文トレーニング経験者のメンバーが集まって、「Iの英会話」のテキストを使って合同練習しました。
 
せっかく皆でやるので、
 
 
①2人1組でペアを組んで、クイズ形式で問題を出し合う。(Aさんが日本語読み上げ→Bさんが瞬間英作文)
 
 
②最後にBさんは自分のことを言う。
 
 
③それを聞いたAさんは、英語でリアクション&クエスチョンをする。(プチ英会話)
 
 
④攻守交代。
 
 
⑤ペア交代&次の構文でクイズ
 
 
という流れで進めました。
 
 
とにかくたくさん話してもらうのを優先するために、文法解説などはほとんど入れずに、トレーニング時間を多く取りました。
 
 
僕はみんなのペアをグルグル周りながら見学していましたが、みんなさすが普段から鍛えているだけあって、しっかりした構文でクイズを答えていました。
 
 
さらに、アドリブパートでも次々と良いアイデアで話していました。
 
 

参加者の声

 
実際にこのトレーニング法を体験したメンバーの声をお届けします。
 
↓↓↓
 
ハルさん
 
今まで瞬間英作文をやっても、自分のこととは関係のない例文が多かったのですが、今回は自分のことを話すことに視点がおかれていて、実用的でした。
 
これなら、活用していけると思いました。
 
 
 
keroさん
 
Iを主語にしているのと、前半の文章が固定なので、瞬間英作文の負荷が普通よりも軽くなって、気持ち的にもリラックスしてできました。
 
各例文の練習のあと、How about you?で聞かれて、返す時には自分の事を比較的自由に話せるのが楽しかったです。
 
そこから質問、また返答へと会話のキャッチボールも何度か続いたりして、擬似英会話できたのも満足感に繋がりました。
 
 
 
NSさん
 
英会話の練習の良い機会になりました。
 
うまく言えるとGREATと言ってもらえるので嬉しかったです。
 
間違いやすいところは皆同じと知って勇気づけられました。
 
 
 
ヤスさん
 
型が決まっていて、とても練習しやすかったです。
 
英語で話すとなると、いつも頭がパニックになるので、型の練習と、自分のことを言えるように準備しておくことが必要だと思います。
 
最近、オンライン英会話で自分のことや、テーマを決めてそれを言えるように、できるだけ準備してから臨んでいるんですが、何をどこまで用意したらいいのか迷いながらその作業をしていたところです。
 
 
 
YOSHIさん
 
中々スッと出て来ない瞬間英作文を同じ学習者同士で勉強出来たことはとてもいい勉強になりました。
 
何よりも和気藹々と楽しく勉強出来て良かったです。
 
皆さんの質問の中から新たに学ぶこともできました。
 
「watch」が動くものを見る時に使う単語であることを初めて知りました。
 
今後の勉強についてですが、難しいとは思いますが、あるテーマについて参加者同士で英会話する!と言うようなこともできたらいいかな?と思います。
 
と、言うのは、今日のグループレッスンで流暢に英会話を話される方がおられ、聞き取りの勉強になったり、とても刺激を受けることができました。まず手始めに少し長めの自己紹介などもいいと思います。
 
 
 
Kennyさん
 
無理なく発話できるように構成されていてとても楽しい時間を過ごしました。
 
 
 
IKさん
 
色んな方々と問題を出し合っていくのでずっと新鮮な気持ちで進めていけました。
 
 

月イチZoomセミナー

 
今回のようなZoomセミナーを、月イチで開催しています。
 
 
毎回違うトピックでやっていますが、人気のあるものは再度開催することもあります。
 
 
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