from 師範代Shinya
(→前回の続き)
マンネリステージを乗り越えた今は、再びオンライン英会話に楽しさを感じるようになりました。
でも、最初の頃のようなドキドキ&ワクワク感ではありません。
そういった鋭く強い感情ではなく、静かでマイルドな楽しさです。
パートナーシップで言えば、「長年連れ添った夫婦」のような感覚に近い気がします。
今、僕は再び、「世界とつながる楽しさ」を感じるようになりました。
でもそれは、最初の頃のステージの感覚とは違います。
最初の頃は、どの先生と話しても、ワクワク楽しく感じていました。
初対面の先生たちと、表面的な自己紹介をするだけでも楽しくて仕方ありませんでした。
でも今は、少し違う感覚です。
今僕は、1週間のほとんどを「お気に入りの先生たち」と話すようにしています。
僕のお気に入りの先生は14人ぐらいいて、その中でも7人ぐらいがよく会うメンバーです。
先生たちの出身国は、アメリカ、カナダ、イギリス、南アフリカです。
以前は、他の国の先生も狙ってバリエーションを求めていましたが、今はこの4カ国に固定されてきました。
僕がいつも決めているレッスン時間だと、時差の関係でちょうどこれらの国の先生たちがクラスを空けているのです。
お気に入りの先生たちが14人ほどいれば、ほぼ知り合いだけで毎日回せます。
1~2週間に1度ペースで話していると、前回話した内容を忘れることもなく、親密さを保ちながら楽しく会話できます。
友達と話す感覚
週1ぐらいのペースで定期的に話していると、だんだん友達感覚になってきます。
僕はレッスン内容もいつもフリートークなので、毎回雑談しています。
フリートークのトピックはだいたいこんな感じです。
↓↓↓
①最近買ったお気に入りガジェットを自慢し合う。
②最近のお互いの状況(人間関係、仕事など)を報告し合う。
③格闘技の体験談(空手、ボクシング、カンフー、MMAなど)をシェアし合う。
④お気に入りのゲームについて話す。
⑤お互いのパートナーシップについて話す。(彼女や奥さんと最近うまくいっている?など)
⑥お互いの国の治安について話す。(護身のために銃を持ち歩くってどんな感じ?など)
⑦先生の国の文化と、日本文化の違いの中で、最近面白かったエピソードのシェアしてもらう。
特に①~⑤の話題は、日本人の友達と話す時と近いです。
ちなみに、これらのトピックで毎回盛り上がれる先生は男性です。
そのため、いつの間にか僕のお気に入りの先生は全員男性になってしまいました。
最初の頃は、男女のバランスを意識して選んでいたのですが、話題のマッチ度を優先した結果、年齢差±10才ぐらいの男性オンリーになりました。
1日の中の楽しみ
上記のような話題で話せる先生を14人見付けるまでに、2年半かかりました。
気に入った先生を見付けても、しばらくしたら教える仕事を辞めてしまったり、違う国に移住して時差が合わなくなってしまうなどの事情で、継続してレッスンを受けることが難しかったからです。
今の先生たちは、安定して決まった曜日と時間にレッスンをオープンしてくれています。
おかげで、毎日とても楽しく会話できています。
今では、英会話レッスンで先生と話す時間が、1日の中の楽しみになっています。
新しいガジェットを買ったら、「あの先生に見せよう!」とか、面白いエピソードを体験したら、「あの先生にシェアしよう!」みたいに、何かある度に、先生たちの顔が目の前に浮かびます。
こういう楽しみは、最初の頃にはなかったものでした。
先生たちからも、
「シンヤとは友達感覚で話せるから、レッスンしている感じがしない。1日の中で、すごくいい息抜き時間になっている。」
と言われたことが何度かあります。
僕はそれを聞いて、とても嬉しかったです。
長期間かけて人間関係を築いたからこそ、感じられるものです。
言語の教え合いも楽しい
また、レッスン中はいつも雑談というわけでもなく、
・英単語や英文法に関する質問をする。
・日本語の文法や単語を教える。
こともよくあります。
固定の先生だと、How are you? の直後にいきなり本題に入れるので、英文法や英単語の質問がしやすいです。
僕は自分の動画セミナー(音読や瞬間英作文)の中で、必ず「イメージ英文法」のコーナーがあります。
「この文法や英単語を、ネイティブはどういう感覚で使っているのか?」
という部分に切り込んで、シンプルに解説するコーナーです。
この部分を作るためには、事前に下調べが必要です。
生徒さんがつまずきそうなポイントを先回りして調べておいて、動画セミナーの中で解説します。
そうすることで、生徒さん自身が自分で調べる手間を省くのです。
動画セミナーの事前準備には、ネイティブの先生のヘルプが必要になることが多いです。
イメージ英文法の本には載っていないような項目も、気心の知れたネイティブの先生と「あーでもない、こーでもない」と話し合うことで、イメージが見えてきます。
きっと大西泰斗先生とポールマクベイ先生も、こんな風に楽しみながらディスカッションしつつ、イメージ英文法の本を作っていたんだろうなぁ~と想像しています。
加えて僕が最近ハマっているのが、ネイティブの先生に日本語を教えることです。
日本語を勉強しているネイティブの先生を相手に、質問に答えると、色んな発見があります。
日本語がいかに特殊な言語かも、再認識することができます。
そして、自分の母国語の文法ルールなどを聞かれて説明することがいかに難しいかも、実感できます。
続けたからこそ見えた楽しみ
今の僕の状況は、マンネリステージを乗り越えて続けてきたからこそ、感じられるものだと思います。
マンネリ化ステージでもがいていた頃は、この先にどんな世界が待っているのか分かりませんでした。
でも、今は本当に続けて良かったと思っています。
この先に、まだ見ぬステージが待っていることでしょう。
でも、今はこれまでで一番「良い感じ」になっていることだけは間違いありません。
この感覚を、こうしてブログ記事ですることで、今、オンライン英会話でマンネリステージで苦しんでいる人や、これからマンネリを経験する人たちの助けになれたら、嬉しいです。
一緒に楽しんでいきましょう!
(完)
p.s.英会話をはじめたいけどなかなか一歩が踏み出せない方は、こちらの動画セミナーで準備&練習してみるのがおすすめです↓↓↓
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