From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が子供の頃から夢見ていた「バック転ができるようになりたい!」という願望を叶えた時の体験談のつづきです。
 
 
31才でカナダ留学した後、帰国後の求職期間中に、僕は再びバック転を練習をすることにしました。
 
 
場所は家の近くの町立体育館です。
 
 
ここは税金で建てられた体育館なので、町民ならめちゃくちゃ安く利用できました。
 
 
かなり広い面積のうち、2つのゾーンに分かれていて、片側は卓球ゾーン、もう片側は大きな鏡がカベにあるゾーンでした。
 
 
2つのゾーンのうち、どちらかを事前予約して使う仕組みでした。
 
 
利用料金は、
 
・午前の部が9:00~13:00まで4時間で500円。
 
 
・午後の部は14:00~18:00までの4時間で500円。
 
 
・夜の部は19:00~21;00までの2時間で1,000円でした。
 
 
午前&午後の部は激安価格です。
 
 
帰国後の求職中の僕にとっては、この安さはありがたく感じました。
 
 
毎日4時間使っても、1日たったの500円しかかかりません。
 
 
僕は空いている平日はほぼ毎日、鏡の付いているゾーンの午前か午後のどちらかに予約を入れました。
 
 

極厚マット

料金以外にもうひとつ、この町民体育館が僕にとって素晴らしいポイントがありました。
 
 
それは、「極厚マット」が使えることです。10年ほど前に、体操教室でオーナーが僕にバック転を教えてくれた時に使った極厚マットと同じものが、備品として置いてあったのです!
 
 
鏡のあるゾーンを予約した人は、そのマットが無料で使い方放題です。
 
 
これはまさに、神が僕に「もう一度バック転を練習しないさい」と用意してくれた環境のような気がしました。
 
 
極厚マットは分厚くて大きくて重いので、ひとりで動かすのが難しい状況でした。
 
 
初日だけ係の人に手伝ってもらって、出し入れしました。
 
 
そしてコツをつかんだら、1人でも何とか出し入れができるようになりました。
 
 
僕は10年間前の体操教室のオーナーの言葉を思い出しながら、あの頃と同じ練習を始めました。
 
 

10年ぶりのバック転

まずは、極厚マットに向かって後ろ跳びをして、背中からボフッ!とマットに落ちる練習をしました。
 
 
平日の午前中なので、他には誰もいません。
 
 
広い体育館で、ひとりで極厚マットに飛び込む練習をするのは、とてつもなく気持ちよく感じました。
 
 
31才の男が平日の昼間に体育館でマットに飛び込んでいる姿は、ハタから見れば「いったい何をやっているんだ?」と感じるでしょう。
 
 
ハッキリ言って、僕が今やっているバック転の練習は、この先の人生で何の役にも立たないでしょう。
 
 
バック転ができるようになったところで、履歴書の資格欄には書けません。就職先で役立つこともありません。
 
 
でも、僕はそんなことは構わず、とにかく「少年の頃の夢を叶えたい!」と思ったのです。
 
 
損得勘定ではなく、ただやりたいからやる!
 
 
せっかく神様が「安くて完璧な練習環境」と「あり余る時間」をプレゼントしてくれたんだから、このチャンスを使わない手はない!と思いました。
 
 

後ろ跳びの怖さ

バック転の事前練習は順調に進みました。
 
 
10年前とはいえ、けっこう感覚を身体が覚えていて、後ろ跳びの感覚をだんだん取り戻してきました。
 
 
ただ、問題はこの後です。
 
 
極厚マットなしで普通のマットの上でバック転をするには、1人では恐すぎます。
 
 
初回の時にはオーナーが僕の腰のあたりをつかんでおさえていてくれたからこそ、安心して思い切り後ろ跳びができました。
 
 
でも、今は誰も僕を支えてくれる人はいません。
 
 
僕は、恐怖を克服するために、まずは「極厚マットの上に立ってバック転してみる」ことを思いつきました。
 
事前練習では、体育館の堅い床の上に立って、後ろに敷いた極厚マットに飛び込んでいました。
 
 
でも今度は極厚マットの上に立って、その場でバック転の動きをしてみることにしたのです。
 
 
もちろん、極厚マットの上ではフカフカし過ぎて、立ったときにバランスが安定しません。
 
 
ジャンプした時にも、足が沈み込むので踏み切りが甘くなります。
 
 
その結果、中途ハンパなフォームになってしまいがちです。
 
 
でも、少なくとも極厚マットの上なら、頭から落ちてもノーダメージです。
 
 
精神的な安心感が違います。
 
 
僕は極厚マットの上で思い切り後ろ跳びしてみました。
 
すると・・・目の前の世界がグルッと高速タテ回転しました。
 
 
あっこの感覚は!!
 
 
覚えているぞ!!
 
 
10年前と一緒だ!!
 
 
次の瞬間、目の前にマットが現れました。
 
 
伸ばした両手に体重がかかりました。
 
 
両手はマットに沈み込んで、そのまま僕はヒザから着地しました。
 
 
できた!!
 
 
中途ハンパなフォームで着地もヒザからでしたが、それでも、
 
 
「まっすぐ後ろに飛べば、ちゃんと身体が回転して床に両手がつく」
 
 
ということがわかりました。
 
 
この感覚がしみつけば、普通の厚みのマットの上で飛ぶことも恐くなくなります。
 
 
僕は自分だけの「1人練習」でもバック転を身につけられる自信が出てきました。
 
 
「よっしゃー!いける!!いけるぞ!!」
 
 
モーレツにヤル気がわき上がってきました!!
 
 
・・・つづく。
 
 
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