From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
僕が23才の頃、服飾系の会社へ転職するために「カラーコーディネーター」の資格を取ることにした話の続きです。
 
 
初めてのカラーコーディネーター資格のテスト会場で、僕は自分が場違いなところに来てしまった気分を味わっていました。
 
 
超オシャレな学生たちが通う服飾系の専門学校の会場で、オシャレ学生たちに混じって受けることになるとは、想像していませんでした。
 
 
今思い返すと、この時の感覚は「大人の英検受験」に似ています。
 
大人になってから英検を受験したことがある人なら経験したことがあると思いますが、英検の試験会場の大半が中高生です。
 
 
級によっては、小学生が多い場合もあります。
 
 
教室内で大人が自分ひとりで、後は全員小中学生・・・なんてこともあるのです。
 
 
そこで「場違いなところに来てしまったような気分」を味わう体験をする人は多いです。
 
 
カラーコーディネーターの資格試験会場にいる時の僕は、まさにそんな感じでした。
 
 
でも逆に言えば、こんなにオシャレな人達が受ける資格に受かったら、自分もその仲間入りできるとも言えます。
 
 
今まで自分が苦手で避けてきたファッションの世界に、片足を突っ込むことになります。
 
 
それに何より、僕が今転職したい先は「アパレル販売」なのです。
 
 
ファッションが苦手なんて言ってられません!
 
 
僕は気合いを入れ直して、専門学校の中をじっくり観察しながら教室に向かいました。
 
 

待ち時間の観察タイム

いよいよ、試験会場の教室に到着しました。受験票を係の人に見せると、指定された席に案内されました。
 
 
幸いなことに、クラスメイトのKさんとMさんも同じ教室内でした。
 
 
僕らは資格スクールの団体受験の枠で申し込んでいるので、教室も同じようです。
 
 
おかげで、「アウェイ感」がちょっと減って精神的にラクになりました。
 
 
それでも、全体の比率は学生の方が多い印象です。
 
 
教室内を見渡すと、奇抜なファッションに身を包んだ男女がワイワイ騒いでいます。
 
 
みんな知り合いのようで、学校の休み時間のノリで話している感じです。
 
 
試験官の人も、「待ち時間でも私語は禁止!」みたいなことは言いません。
 
 
僕は自分が進もうとしているファッション業界にはどんな住人がいるのか?を観察するため、待ち時間をフル活用して学生たちを見回して観察しました。
 
 
専門学校生ということは、年齢層は18才~20才ぐらいまでだと思われます。
 
 
となると、僕より3才~5才ぐらい若い人達です。
 
 
 

奇抜なファッションが周りに与えるインパクト

みんな派手な服装で、顔にはピアスがたくさん付いてる人もいました。
 
 
男女ともに髪を染めている人が多いです。
 
 
ピアスや染めた髪は、パッと見は「不良っぽい印象」「気合いの入った印象」を与えます。
 
 
僕が高校生の頃、クラスメイトの気合いの入った人達は、リーゼントや剃り込みなどの髪型に、ダボダボの太いズボンの組み合わせの「ヤンキーファッション」が主流でした。
 
 
僕は昼休みに学校内の自販機の前でたむろしているリーゼント姿の先輩たちを見ると、恐くて近づけませんでした。
 
 
そういう時には、楽しみにしていた「缶ココア」を諦めるしかありませんでした。
 
 
ヤンキー向けの髪型やファッションは、周りに威圧感を放ちます。
 
 
ひと言で言うと、「周りにナメられないための外見の作り込み」なのです。
 
 
そして、今僕の周りにいる服飾系の学生たちのファッションも、似たような威圧感を放っていることに気付きました。
 
 
 

不良のイメージ

高校までは、髪を染めたりピアスをしたりする人達は、不良の部類に入っていました。
 
 
その価値観が僕の中にまだあるので、こういうファッション系の学生たちも不良っぽく見えるのかもしれません。
 
 
ここの学生達はヤンキーとは人種が違います。
 
 
ケンカの腕に自信のある人達には見えません。
 
 
でも、奇抜なファッションに身を包むことで「他とは違う雰囲気や威圧感」を出すことで、周りからナメられないようにしているのかもしれません。
 
 

自己暗示

さらに、自分自身の心もファッションの影響を受けると思います。
 
 
奇抜な服装をしている自分の姿を鏡で見たら、「自分は他とは違う特別な存在だ」と感じて、自信がわきそうです。
 
 
自己暗示みたいなものだと思います。
 
 
奇抜な服装で街を歩くには、ある程度の勇気が必要です。
 
自分の勇気を、周りに証明することができるのです。
 
 
10代後半~20代前半の頃は特に「大人や社会に対する反抗心」が強くなりやすい時期です。
 
 
30代以上の大人がしないようなファッションに身を包むことは、ある意味「俺は自分の生き方を貫くぜ!」というようなアピールなのかもしれません。
 
 
僕はそんなことを考えながら、試験会場の学生達を見ているうちに、だんだん「ファッションが人に与える影響」に興味が出てきました。
 
 
「ファッション業界は、思っていた以上に人間心理的な部分が強くて、深い世界かもしれない」
 
 
そう感じて、自分が今から受けようとしているテストに対するモチベーションも上がってきました。
 
 
・・・つづく。
 
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