From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
少年時代にノドから手が出るほど欲しかった「リボルバー」という種類のオモチャの銃の製造メーカーに、「タナカ」という名前の会社がありました。
タナカはリボルバーを作るのが得意なメーカーで、本物にそっくりな外観と動きを再現する、クオリティーの高いモデルガンやガスガンを作ることで有名でした。
ただ、タナカの商品はオモチャの銃とはいえ「子供向け」ではありませんでした。
質感の高い本物そっくりの銃を、職人芸で作り上げて、ため息が出るような芸術品として売り出す・・・
そんなイメージです。当然、価格も高くなります。
当時のラインナップでは、安くて2万円台、高いものは4~5万円台だったと思います。
そして、BB弾が出るタイプのガスガンは、対象年齢18才以上限定のものばかりでした。
当時小学生だった僕には、価格的にも年齢的にも、とても手が出せない領域が、「タナカのリボルバー」でした。
大人になってから叶える、少年時代の夢
そんなタナカのリボルバーを、今回、買ってみることにしたのです。
少年時代の憧れだった「タナカのリボルバー」を、今手に入れたら、どう感じるか?を実験してみたくなったのです。
とはいえ、さすがに万単位の銃のオモチャを現金で買うのは勇気がいります。
そこで、ここしばらくずっと使わずに貯めていた「アマゾンポイント」を使って手に入れることにしました。
ガスガン VS モデルガン
どの種類の銃にするか?はすぐに決まりました。
というか、もう最初から一択でした。銃の種類は、「S&W M36」という、手のひらサイズの小さなリボルバーです。
おそらく、リボルバーの中で一番小さいモデルだと思います。
「ミニチュアリスト」の僕にとっては、この最小リボルバーが一番お気に入りでした。
同じ種類の銃を選べば、どのメーカーであろうと、同じサイズ&同じ見た目になります。(細かい部分は違いますが)
ただ、僕が最後まで迷ったのが、「ガスガンにするか?モデルガンにするか?」です。
ガスガンは、BB弾が飛び出すタイプです。遠くに的を置いて、撃って楽しみます。
モデルガンは、弾は飛び出さないけど、火薬を詰めて「パン!パン!」という音と光と火薬の匂いを楽しむことができます。
この2種類は、まったく違う楽しみ方なのです。
正直、どちらも少年時代の憧れでした。
モデルガンは、「あぶないデカ」などのドラマや映画などの撮影用で使われているものです。
ガスガンは、「的を撃って楽しむ」という魅力があります。
迷いに迷ったあげく、ついに決めました。
僕は今回、この「モデルガン」を手に入れることにしました。
↓↓↓
タナカ S&W M36 2インチ Version2 HW モデルガン完成品
(↑クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
理由は2つあります。
1つ目は、僕は弾が出ないタイプのリボルバーを今までに使ったことがなかったこと。
2つ目は、発火式の銃なら、マジックショーのステージの小道具としても活用できるのでは?と考えたからです。
タナカのモデルガンの魅力
アマゾンで発注して届いた「タナカのモデルガン」を見て、僕は驚きました。
ものすごい良く作り込まれているのです!
まさに「職人芸」です!!
プラスチック製なのに、まるで鉄製のように見える表面の質感、手にずっしりと感じる重み、操作をした時に感じる「精密なメカっぽさ」。
すべてが芸術作品のように完成度が高いのです。
眺めているだけで、ワクワクしてきます。
手に持っているだけで、テンションが上がります。
これにして良かった!!と思えるクオリティーでした。
さすがタナカのリボルバー!
安全な日本で発達した技術
今回、初めて本格的なモデルガンを手にして思ったのは、日本独自の技術の面白さです。
日本の法律はとても厳しく、モデルガンに対する規制はこれまでに2回変更されているそうです。
その結果、「法律の範囲内でいかにリアルに魅せるか?」を各メーカーが競い合うようになりました。
その結果、「ヘビーウェイト樹脂」と呼ばれる「重いプラスチック」が誕生しました。
軽くて丈夫なのがプラスチックのウリなのに、それに逆行するような開発がされたのです。
そして、表面にメッキをかけたものを磨き上げて、いかにも金属っぽく魅せる技術も発達しました。
もう、金属にしか見えません。
海外の人がこれを見たら、「ふつうに金属で作る方がずっとラクじゃない?」と思うはずです。
でも、このムダに見える部分に職人芸を注ぎ込むのが、日本のモデルガン業界の面白くて奥深いところだと思います。
こんど、このモデルガンを海外出身の人に見せたら、どんなリアクションが来るのか?
試してみたいと思います。
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