from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※1年前にCASECを3回分まとめて申し込んだことをすっかり忘れてしまい、有効期限に迫られて3回連続で受けた体験談の続きです。
2回目のCASECテスト受験の検証テーマは、
「セクション4でNEXTボタンを押すタイミング」
でした。
でも、ボタンを押すタイミングは、点数には影響しているわけではないと、受験中に気付き始めました。
そして、2回目のテストで衝撃的な出来事が起こりました。
1回目に比べて、「聞き取る英単語のスペルの難易度」が急に上がったのです!
記憶にある中で一番悩んだのが、
oxygen = 酸素
でした。
oxまでは出てきたのですが、その先のスペルが、
oxigin
oxigen
だったか?
いや、y が入っていたような気がするぞ。だから、
oxigyn
だったかな?
という感じで、かなり迷いました。
結局、最後の
oxigyn
にしてみて、後で調べたら間違っていることが分かりました。
今のは一例で、他にもけっこうスペルで迷う英単語の書き取りが多かったのです。
1回目はスペルで迷わなかったので、2回目はだいぶ問題の種類が違うと思いました。
2回目の点数
(※各セクション250点満点)
セクション1(語彙の知識)=250点:前回240点
セクション2(表現の知識)=198点:前回231点
セクション3(リスニングでの大意把握)=207点:前回217点
セクション4(具体情報の聞き取り能力)=179点:前回188点
トータル点数=834点:前回876点
TOEIC換算点数=915点:前回950点
英検換算級=準1級:前回も準1級
スコア分析
各スコアを細かく分析してみます。
セクション1は、前回より10点アップして、今回満点になりました。
これは自分で解いている時にも知らない英単語が出て来なかったので、何となく予想していました。
1回目は知らない英単語がけっこう出てきたので、回によって出題ボキャの傾向が違うのを実感しました。
逆にセクション2の表現の問題は、前回より33点ダウンです。
今回はけっこう苦戦しました。
選択肢に出てくる4つの表現が、「どれも聞いたことないぞ?」というものが多かったのです。
当てずっぽうで答えたので、この結果は納得です。
セクション3は、前回より10点ダウンの207点。
受けている最中の実感としては、以前解説した「話者の感情を答える問題」ですごく迷いました。
「これは共感と呼べるのか?それとも、落胆と呼ぶべきか?」
というように、選択肢で迷った問題がいくつかありました。
そして今回、メインのセクション4。
前回より9点ダウンでした。
スペルで迷った問題が多かった割に、思ったより点数は悪くなかった印象です。
セクション4に関しては、結果から判断すると「NEXTボタンを押すタイミングは早くても遅くても関係ない」と言える、という結論に達しました。
ただ、時間をかけた方が、スペルミスが減ってより点数が出やすくなることは間違いありません。
トータル試験時間を短くしたい人以外は、最後まで3回分聞いてからNEXTボタンを押す方が、結果の点数は良くなるかもしれません。
セクション3の問題もスコア関係しているのか?
今回もう1つ僕が感じたこととして、セクション3のリスニングで「これはけっこう細かい情報だな~」と感じるものがいくつかありました。
セクション3の問題は大意把握力となっていますが、すべての問題が大意把握、というわけではないのかも?!という疑問がわいてきました。
つまり、リスニングはセクション3&4でスコア評価がビシッと分けられているのではなく、セクション3の中にも具体情報の聞き取り能力を問う問題(スコア表のセクション4の点数に影響する問題)が入っているのかもしれません。
あくまで個人的な予想ですが、なんとなくそんな気がしました。
そして今回の検証結果をもとに、僕は次回3回目のCASEC受験の新しい検証内容を決めました。
それは、今回苦戦した「英単語のスペルチェック」です。
・・・つづく。
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