From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
前回の記事では、ボイスレコーダーを使った発音トレーニングのメリットを3つお伝えしました。
①自分の今の英語発音を客観的に聞くことができる。
②自分の発音の上達を記録することで、後から比較できるので、上達実感を得やすい。
③昔の良い思い出になる。
の3つです。
でも、ボイスレコーダーはいざ買おうと思っても、たくさん機種があり、値段もピンキリで迷ってしまいます。
それに今は、スマホにボイスレコーダー機能がついているため、改めてボイスレコーダーを買う必要ないような気もします。
特に今のiPhoneのボイスレコーダー機能は、驚くほどクオリティーが高く、はっきりキレイに声を録音できます。
ただスマホの場合は、先ほどの3つのメリットのうち、③は実現しづらいような気がします。
スマホは定期的に機種変更するため、そのタイミングで音声データが消えてしまうことがあるかもしれません。
また、スマホは他にも色々なアプリや写真データなどを保存する場なので、メモリーの残量がいっぱいになれば、古いデータから消していくことになります。
その時に、音声データが消されてしまう確率が高いです。
以上の点から、僕は英語学習者はあえてスマホではなく、ボイスレコーダーに自分の発音を記録していくのが良いのではと思っています。
僕が買ったボイスレコーダー
僕が10年前に買ったボイスレコーダーは、今はなき「サンヨー」の出していた、当時としては最高峰の呪術を詰め込んだフラッグシップモデルでした。
たしか価格は2~3万円ぐらいだったと思います。
僕は、ボイスレコーダーの知識はまったくなかったので、
「とりあえず最上級モデルを買っておけば間違いないだろう」
と思ったのです。
このモデルは、音質が良く、当時としては珍しい「リニアPCM録音」ができるものでした。
リニアPCMは、めちゃくちゃ音質が良い録音方式です。
「このボイスレコーダーを使えば、音楽CDを作ることもできる!」
みたいなことがパンフレットに書いてありました。
でも、僕は音楽をやらないので、CDを作る機会がありません。
自分の英語の発音をチェックするためだけに「リニアPCM」で録音する必要はありませんでした。
そんな高音質で録音したら、データが重くなってしまい、録音できる時間が減って、記録を残せなくなります。
なので僕は、音声データは中間ぐらいのクオリティーで録音していました。
僕が10年間で使った機能は、このボイスレコーダーの本来の機能の半分も活かせなかったんじゃないかと思います。
これでは、「宝の持ち腐れ」です。
僕はこの経験から、
「英語学習者にとって必要なボイスレコーダーは、高性能で価格の高いモデルではない」
という結論に達しました。
中国製激安ボイスレコーダー
以前のブログ記事やYouTube動画で、中国製の激安MP3プレーヤー(音楽プレーヤー)をご紹介しました。
あのMP3プレーヤーはその後も自分の英語トレーニングとふだんの英語レッスンの両方でバリバリ使っていますが、なかなか好調で気に入っています。
これだけクオリティーが高いなら、ボイスレコーダーも中国製で良いのでは?
と思うようになりました。
そこで今回、試しに中国製のボイスレコーダーを買ってみることにしました。
「YEMENREN 8GB ボイスレコーダー」
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(↑クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
価格は、アマゾンで2,980円。(僕が買った時点では)
10年前に買ったサンヨーのボイスレコーダーの約10分の1の価格です。
安い!安すぎる!
本当に大丈夫なのか?
他にも、中国製の激安ボイスレコーダーはいくつか種類がありましたが、
・アマゾンの「ベストセラー」になっている
・レビュー数が多い
・レビューの星の平均値の高い
の3つが揃っていたので、これに決めました。
とりあえず僕の中で、「失敗しても落ち込まないガジェット価格ゾーン」はマックス3,000円までです。
なので今回、思いきって買ってみて、中国製ボイスレコーダーの機能を「英語学習に役立つか?」という視点で詳しくチェックすることにしました。
・・・つづく。
※動画でもこのボイスレコーダーをレビューしています。
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