【中南米のダンス・サルサの世界⑲ダンス編154】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
※僕が20代の頃、初めてサルサダンスを経験した時の体験談の続きです。ダンス編は毎週日曜日に更新中。

 

男女ペアで踊る、情熱的なサルサダンスは、1人では練習しづらい反面、

「恋人や配偶者と一緒に練習できた場合には上達しやすいのでは?」

というイメージが僕の中にありました。

そして、それを検証できる環境がたまたま整いました。

サルサダンスをちょっとだけ学んだ経験のある、僕と同じぐらいのサルサレベルの女性とお付き合いするチャンスがやってきたからです。

正確に言うと、僕の方がちょっとだけ経験値がありました。と言っても、数ヶ月程度なので、ほとんど変わりません。

サルサダンサー同士がお付き合いする場合、次の3パターンが考えられます。

①2人とも同じレベルで、初心者

②2人とも同じレベルで、中上級者

③2人のうち、片方が初心者で、もう1人が中上級者(レベル差あり)

この中で僕のケースは、①のパターンでした。

②や③だったら、また違うのかもしれません。

ただ、①~③に共通する部分もあるはずです。

その点を踏まえて、検証結果をお伝えします。

最終結果

まず最初に最終結果からお伝えすると・・・

残念ながら、サルサダンスは2人ともそんなに上達しませんでした。

もちろん、まったく上達しなかったわけではありません。

2人で週1ペースで同じダンススクールに通っていたからです。

ただ、思っていたより上達しなかった感じです。

少なくとも僕は、HIPHOPダンスを習っていた時の方が、同じ期間でもっとレベルアップした感じがしました。

では、なぜ上達実感がなかったのか?その理由は、

「あまり自主練する機会がなかったから」

です。

そして、自主練する機会がなかったのにも理由があります。

自主練しなかった理由

まず1つ目の理由は、「2人とも初心者だったこと」です。

2人とも初心者の場合、教えてくれる人がいません。

どちらかが中上級者なら、片方が教えることで、もう片方も同じレベルまで引き上げることができます。

でも、2人とも初心者だった場合は、自主練タイムを取っても、「さて、何からやろうか?」と行き詰まってしまいます。

レクチャービデオを見ながらやるのが一番手っ取り早いですが、僕らは2人とも初心者だったので、そこまでの情熱がありませんでした。

2つ目の理由は、「練習場所がなかったこと」です。

HIPHOPダンスの時には、外で練習する機会がけっこうありました。

HIPHOPダンスはストリートダンスと呼ばれるように、外で練習することが多いです。

特に2人以上で練習する時には、閉館後の図書館の前や、公園などに行きました。

でも、サルサダンスはそういう種類のダンスではありません。

図書館の前でサルサや社交ダンスのような、男女ペアダンスを練習している人は、見たことがありませんでした。

かといって、自宅アパートで練習しようとすると、音楽をあまり大きな音ではかけられません。

さらに、彼女のアパートは2階だったので、足音にも注意する必要がありました。

僕は実家に住んでいましたが、彼女が実家に来たら僕の親に気を遣うので、サルサの練習のためだけに来ることはありませんでした。

3つ目の理由は、時間です。

僕たちは当時、2人で会える時間がそんなに多くありませんでした。

僕はジーンズショップの店長で平日休み、彼女は土日休みだったので、そもそもスケジュールが合いません。

そのため、たまに会える時には外食したり、映画を見に行ったりといったデート的な活動をするため、なかなか「ダンスを練習しよう!」という雰囲気にはなりませんでした。

結局、レッスン時間以外で2人で一緒に練習する時間は、ほとんどありませんでした。

もし時間があっても(仮説)

ここからは仮説になりますが、もし2人で会う時間が十分にあったとしても、やはり練習しない可能性はあります。

まず、2人でいる時間が長くなればなるほど、「恋は盲目状態」から覚めて現実が見えるのが早くなります。

目が覚めると、相手の欠点や自分と合わないところが気になり始めます。
すると、小さな部分でケンカが増えていきます。

ケンカしてお互いに怒りを感じている時に、手をつないでペアダンスを練習するのは、かなり精神的にキツいでしょう。

よほどプロ意識の強いカップルでない限りは、「感情を押し殺してでも練習!」という雰囲気にはならないと思います。

また、「2人のダンスへの温度差」も浮き彫りになるでしょう。

2人ともまったく同じぐらいのモチベーションでダンスの練習に取り組める確率は、かなり低いです。

最初は同じぐらいダンスが好き!と思っていても、時間が経つにつれて温度差が見えてきます。

また心理学的にも、どちらかがダンスに本気になり過ぎれば、相手は反対に冷めていきます。

パートナーシップをうまくいかせて、心理バランスを取るスキルを2人が同時に身に付けない限り、サルサダンスを2人で練習し続けるのはかなりムズカしいと思われます。

以上が、僕自身が実際に体験してみて感じた「恋人と一緒にサルサダンスを習ったら上達するのかどうか?」の検証結果でした。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

p.s.今回のブログは息抜き記事ですが、あなたに英語のお悩みがある場合はこちらの動画セミナー一覧が役に立つかもしれません。

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください