from 師範代Shinya
英語テキストの中で、最も知名度が高いテキストの1つが、「DUO3.0」です。
発刊から24年間に渡って、学生から社会人まで、本当に幅広い英語学習者に使われ続けてるのは、本当にスゴいことです。
発行部数は、400万部!今でも書店に行くと、英語テキストのコーナーの目立つ場所に置いてあります。
DUO3.0の発刊以降、色々なコンセプトでDUOシリーズが出て来ました。
そして今年2024年10月、ついにDUOシリーズ最新作「DUO BASIC」がリリースされたのです。
これまでのコンセプトはそのままに、レベルを初心者向けにしたバージョンです。
これを待ち望んでいた英語学習者も、多いでしょう。
DUOのコンセプトは「効率化」
そもそもなぜ、DUO3.0がここまでロングセラーになったのか?
その理由は、「効率化」です。
ふつうの英単語帳に比べて、80%も負担を下げて、効率アップすることに成功しているのです。
英単語を増やしたい人にとって、「勉強の時間と労力を減らすこと」ほど魅力的なことはありません。
さらに、「英単語の勉強時間が楽しいと感じること」も、大きなメリットになるでしょう。
DUO3.0は、これを高い次元で実現させているのです。
だから、24年間もベストセラーのポジションを維持し続けているのです。
ふつうの英単語帳との違い
ふつうの英単語帳は、「1つの例文に、1つの英単語」が載っています。
ここで言う英単語というのは、「見出し語」のことです。
見出し語とは、「これは絶対に覚えた方がいい英単語」として、その英単語帳が色を変えて特別扱いしている英単語のことです。
覚えた方がいい理由としては、
・英会話でよく登場する
・英語を読むときに、よく登場する(仕事のメール、ニュースなど)
・TOEICや英検などの資格試験で、よく登場する
ということです。
見出し語は、「例文の中」で覚えなければ、実戦では使えません。
品詞や日本語訳を機械的に暗記するより、
「実際の例文の中でどんな使われ方をしているのか?」
を覚える方が、圧倒的に記憶に残ります。
そのため、英単語を1つ覚えるためには、その英単語が使われている例文を読み解く作業が、必須になります。
ふつうの英単語帳には、1冊に1,000個前後の見出し語が収録されています。
1,000個の見出し語を覚えるために、1,000本の例文を読み解く必要があるのです。
さらに、その見出し語を実際に英会話の中で使えるようになりたければ、「例文全体を読み上げる音読トレーニング」が必要になります。
実際にやってみると分かりますが、1,000本の例文を読み解き、音読するのは、かなりしんどいです。
僕が1冊1,000本の例文を音読したことがあるのは、英検1級の合格を目指して勉強していた時期だけです。
かなり高いモチベーションがないと、続きません。
多くの人は途中で面倒になって、例文を読むのをやめてしまいます。
そして、英単語の日本語訳だけを、機械的に暗記する方法に切り替えてしまうのです。
でもその方法だと、いざという時に口から英語が出てこなくて、ヘコみます。
日本語訳だけを暗記しても、覚えたはずの英単語の文章の中での使い方が、分からないからです。
その結果、英単語の学習で挫折してしまいます。
まとめると、
①1つの見出し語を覚えるために、1,000本の例文を読み解いて音読するのが、しんどい。
②英単語の日本語訳だけ丸暗記しても、実際の英会話ではまったく使えない。
という2つの大きな問題があるのです。
でも、DUOの例文には、「1つの例文に複数のターゲット英単語」というコンセプトがあります。
しかも、例文が自然で、丸ごと英会話で使えるものが多いです。
この違いにより、1つの例文を読み解いて音読するのにかかる負担が、大幅に軽減されます。
・ふつうの英単語帳は、1,000本の例文を読むことで、1,000個の見出し語を覚えられます。
・DUO3.0は、560本の例文を読むことで、見出し語2,600個(英単語1.600+熟語1,000)を覚えられます。
読む例文の数は半分程度なのに、覚えられる見出し語の数は、2.5倍以上!
この圧倒的な効率の良さが、DUOの魅力なのです。
この効率のコンセプトはそのままに、今回は初心者向けのDUO ベーシックが登場したわけです。
これは放っておけませんよね!
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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