From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
前回のつづきで、DUOエレメンツミニ(以下「ミニ」と呼びます)の細かい部分のレビューです。
前回は、ピンク色のミニ本のレビューをしました。
今回は、残りの2冊(青&緑)をレビューします。
青い本
まず、青いミニ本は、めちゃくちゃ薄いです!
たったの70ページしかありません。
厚みは、4ミリくらいです。
重さは、たったの36グラム!
スーツの胸ポケットに入れて置いても、存在を忘れてしまいそうです。
中身はどうなっているのか?というと・・・
絵しかありません!
29個の前置詞の、29種類の基本イメージが絵で描いてあります。
もちろん、絵の横には、ちょっとした文字で補足説明が入っていますが、全体の90%が絵です。
さらに、各イメージの「派生イメージ」も絵が入っています。
去年発売されたノーマル版では、
①1つのメインイメージの絵
②メインイメージを使った例文&絵
③派生イメージの絵
④派生イメージを使った例文&絵
という流れでした。
でも、このミニ版の青は、この中から
①&③だけを抜き取ってひとつにまとめた感じです。
これは、イメージの絵を復習するのに役立ちます。
緑のミニ本
次に、緑のミニ本です。
ページ数は、191ページ。
重さは、80グラム。
これは、ひと言で言うと、「例文集」です。
DUO3.0で言うと、復習用CDに付いていた「例文だけを集めたミニ冊子」と同じ作りです。
DUOシリーズの強みは、「実生活で使える例文」です。
たまに、他の単語帳では、
「こんな言い方、日常生活で使わないでしょ?」
と突っ込みたくなるくらい、不自然な言い回しがあります。
でも、DUOシリーズの例文には自然で、ふつうに会話で使えるものが多いです。
この緑の本には、前置詞を使った例文が詰まっています。
他の2冊と連動しているので、使いやすいです。
よく見ると、ノーマル版の最後の方に収録されていた例文を抜き出したものです。
ノーマル版では、例文はおまけ程度の扱いでした。
でも、このミニ版では立派に一冊にまとまって存在価値を高めています。
英単語は例文の中で覚えてナンボ
英単語は、実戦的な例文の中で、使い方やニュアンスも含めて覚えて、初めて身につきます。
そういう意味では、この緑のミニ本の果たす役割は大きいです。
英単語は音声で覚えてナンボ
英語は音声言語です。音読トレーニングをやるためにも、CDの音声は欠かせません。
去年発売されたノーマル版には、残念ながらCDが付いていませんでした。
そのため、使いづらいという声がありましたが、今回のミニ版で、ついにCDが付きました!!
しかも、CDの読み上げ文の内容はノーマル版と連動しているので、すでに買ってあるノーマル版をこのCDを使ってトレーニングすることができます。
今回、読み上げCDが付いたことは、大きな進歩です!
例文を使えば、70分で全部を復習できる!
「最強の英単語帳 DUO3.0」では、全部で560本の例文をたったの60分で読み上げる、「復習用CD」が付いていました。
これを使って、丸々1冊分の英単語をシャドーイングで復習出来るのがウリでした。
そして今回、DUOエレメンツ・ミニに付いたこの緑の本とCDによって、同じ復習法ができるようになりました!
CDをかけっぱなしにして、例文をシャドーイングしていけば、わずか70分で990本の例文を復習できます。
片道45分の通勤時間を利用した場合、毎日1周ずつ復習できてしまいます!
英語学習は、反復が命です。
できるだけ反復練習しやすい環境を整えることが、英語学習を成功させる秘訣です。
このCDと緑のミニ冊子は、それを実現してくれるツールです。
ちょっと嬉しいオマケ
ついでに僕が気付いたことは、本の表紙に「定規」が付いていることです。
↓↓↓
これを使えば、ちょっとしたものの長さを測ることができます。
もちろん、本物の定規ほど正確には測れませんが、ざっくりとした長さを測ることはできます。
そして何よりの注目ポイントは・・・
インチ表示です!!
英語圏で使われている尺の単位は、「インチ」と「マイル」です。
これは、「センチ」と「メータ-」をふだん使っている僕ら日本人にとっては、いまいちピンと来ない数値です。
僕もたまに、生徒さんに「1インチって何センチでしたっけ?」と聞かれることがあるのですが、よく忘れます。
インチ表示が当たり前のジーンズショップで働いていた僕でさえ、忘れるくらいです。
普通の人は覚えられません。
でも、このミニ本を持ち歩いていれば、これを見せるだけで、インチの長さを目で確認することができます。
これって、なにげに便利です。
こういう、「かゆい所に目が届く」配慮が、DUOシリーズが英語学習者から長く愛され続ける理由だと思います。
次回は、「DUOエレメンツ・ミニのレビュー記事」の最終回として、この3冊のミニ本の具体的な使い方のステップ(説明書に書いている方法)と、師範代Shinyaの
「自分だったら、こう使うね!」
という、オリジナルの使い方ステップをご紹介します。
・・・つづく。
佐藤と言います。ある日、シンヤさんのユウーチューブをを見てからのファンです。中学から大学まで10年以上英語の勉強をしても話せないのが悔しくて仕方がなかったのですが、色々なシンヤさんのアドバイスを参考にして勉強しています。特にどういう方向で進めて行けばいいのかはっきりと教えていただけるのがありがたいです。
佐藤さん
いつもYouTube動画を見ていただき、ありがとうございます!
僕の記事や動画が佐藤さんの英語学習のお役に立ててうれしいです!
ぜひ、英語の達人(黒帯)目指して頑張ってくださいね!
毎日のエイタツのメールがうれしいです。