From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
前回の記事では、シャープのBrainの今年のモデルの違いは、
・新しく「文字種類切り替えキー」がキーボードに加わった。
・コンテンツの辞書が一部新しくなった
・英検過去問題集が最新版になった
という3点をお伝えしました。
ちなみに、Brainシリーズの中で僕がオススメするモデルは、
「最上位モデル一択」
です。
ターゲット層の違い
Brainのメインターゲットは学生なので、パンフレットの表紙もマンガが使われていて、登場キャラは10代~20代前半の男女です。
若者向けであるがゆえに、Brainの最上位モデルは「高校生向け」になっています。
一方でカシオのEX-wordも、おそらくは最も売れる客層は学生だと思います。
でも、パンフレットの表紙の雰囲気は大人向けです。
表紙には人物はなく、EX-wordのプロフェッショナルモデルが真ん中に「どーん!」と映っています。
(さすがに高校生でプロフェッショナルモデルを使っている人は、ほとんどいないでしょう)
そして電子辞書の上には、
「知る、聞く、学ぶに、歓びを」
というカッコいいフレーズが構えています。
このフレーズも、大人の知的好奇心に訴える内容だと思います。
Brainは最上位モデル一択の理由
シャープのBrainは、最上位モデルは高校生用の「英語強化バージョン」になっています。
高校生向けとはいえ、「英語がデキる高校生」向けに作られているので、大人の使用にも十分な辞書が収録されています。
たとえば、僕が今でも毎日のように使っている
・ジーニアス英和大辞典
(語源学習法ができる)
・ロングマン英英辞典
(英訳がシンプルで伝わりやすい)
・オックスフォード現代英英辞典
(ハイレベルな英単語もバッチリ収録)
の3冊はバッチリ収録されています。
それでいながら、価格はカシオのEX-wordの中級機と同じぐらいです。
「収録辞書に対するコスパ」という点で比較すると、シャープのBrainの方が良いと言えます。
もし「大人のやり直し英語学習者」がシャープのBrainの中から選ぶとすれば、僕は最上位機種一択で良いと思います。
年式で中身はほとんど変わらない
シャープのBrainは毎年新しいモデルが出ています。
今年も出ました。
電化製品の世界では、ニューモデルが出ると旧型のモデルは値下がりします。
シャープのBrainの場合、1年間待つと、だいたい1万円ぐらいの値下がり幅です。
もともと本体価格がそれほど高くないので、1万円の値下がり幅は大きいです。
この記事を書いている時点でアマゾン価格をチェックしてみると・・・
・今年の2021年モデルは、約3万5,000円
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・去年の2020年モデルは、約2万5,000円
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シャープ 電子辞書 高校生上位モデル(ネイビー系)【2020年 春モデル】SHARP Brain(ブレーン) PW-SS7-K
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・一昨年の2019年モデルは、約2万1,000円
となっています。僕が去年、1つ前の2019年モデルを買った時には、確か2万3,000円ぐらいだった記憶があるので、今の2万1,000円あたりが底値と言えるでしょう。
最上位モデルが2万円台で買えてしまうのは、かなり驚きです。
比較対象にはなりませんが、僕が以前カシオのEX-wordの「英語特化モデル(プロフェッショナルモデルの1つ下)」を買った時には、約7万円でした。
たしか当時のプロフェッショナルモデルは10万円近くしたと思います。
あの頃に比べると、電子辞書もだいぶ値下がりしたものです。
今のカシオのプロフェッショナルモデルは、価格ドットコムの最安値の初値で6万3,000円でした。
1年たった今では、2020年度版(今年も続投モデル)の価格は5万円台前半~半ばぐらいで推移しています。
そう考えると、やはりシャープのBrainは去年の最上モデルで2万円台半ばで買えるのは安いですね。
コスパ重視なら、間違いなくシャープのBrainの最上位モデルをオススメします。
ちなみに、シャープのBrainは液晶を折りたたんでスマホっぽくタテ持ちで使うこともできます。
僕はこのタテ持ちスタイルではほとんど使っていませんが、電車内でつり革につかまりながら片手持ちで使いたい人には、便利な機能だと思います。
次回は、カシオのEX-wordの中で選ぶなら、どれがいいか?
という視点でお伝えします。
・・・つづく。
2021年のシャープのBrain(最新モデル)はこちら
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